2004-01-01から1年間の記事一覧
今年は少なかったですねぇ。 読んだ本を思い返しても、いくつか物凄く好きだなと思うものも僅かにあった反面、例えばベスト10を挙げろといわれると10作も思い出すのが大変という気がします。 ただし、この何年か沈黙を守っていた寡作な作家の新作が読めたと…
11巻を読んでいないことに気付かず、12巻を先に読んで「?」と思ったいわくの1冊。 これを読んでようやく歴史が繋がりましたね。この巻で女帝モードとスティーブン王の側の勢力図に決定的な出来事が起こってますから。 もっとも物語の本筋は各巻独立している…
傾向としては角川の「古典部シリーズ」に近い感じですね。 非常にライトですが、ミステリとしてもしっかりとしていて尚且つ登場人物も好感の持てる作品です。 いわゆる「日常の謎」系というのは、殺人が起こらないだけに物語を引っ張っていく緊張感を維持す…
CDショップのポイントが貯まっていたので、買ってしまいました。 まだ見ていませんが、CDエクストラ仕様で、映像特典が付いているらしいです。
出てたんですね。昨日ようやく気が付きました。 割と軽く読めそうな感じなので、何とか年内に…。
随分前にどこかで聞いていいなとは思ったものの、曲名・アーティスト名共に分からないままだったものです。 ひょんなことで見つけたもので、つい。 文句なしに格好良いです。
いわゆる謎解きやトリックを楽しむというよりは、完全にDectevtive Storyなんですね。 ただし主人公がフィリップ・マーロウなんかとは全く違って、ちょっと情けないごく普通の小心者で私立探偵とは言っても単なる事故調査員。 だから読んでいてユーモラスで…
ジョン・コルトレーン “ブルー・トレイン” USHER “CONFESSIONS” ブルーノートも何だかんだで4枚目。 シールはまだ2枚目ですが。もう1枚買って、オマケに貰うのはどれにしようかと今から物色中。 コルトレーンのこのアルバムは、とにかくタイトル曲がい…
浅暮三文 『嘘猫』 猫と生活したことのある人なら、多分物凄く良く分かるんじゃないでしょうか。 勿論、猫のこと抜きにしても、青年期を終えて大人になってしまう切なさや、それは決してマイナスでは無いけれども失ってしまった何かを思う時に感じる物悲しさ…
帯の文句は物凄く魅力的なんですけどねぇ。 やっぱりカーは怪奇趣味っぽい要素が強い方が面白いですねぇ、と。 そういう意味ではちょっとこれは物足りなかったかなという印象。 不可能状況は面白いのですが、いかんせん物語が冗長な感じで中々読書の手が進ま…
“ヒッコリー・ハウスのユタ・ヒップVol.2” ユタ・ヒップ まだカーを読み終えていませんが、『月明かりの闇 フェル博士最後の事件』の後ろに載っていたラインナップで、パーネル・ホールのこのシリーズが何となく面白そうだったので衝動買い。 『嘘猫』は、浅…
浅暮三文 『嘘猫』 光文社文庫 パーネル・ホール 『探偵になりたい』 ハヤカワ文庫
今までこの英国アイドルグループは全く追いかけて無かったです。何かこの系統、FiveとかBackstreet Boysとか、似たような感じだなと思って割とスルーしてたのですが。 というか、今回のベストに入っている新曲の“CURTAIN FALLS”って、何か聞いたことあるんで…
島田荘司は買うの久し振りです。 クリスマス物ですか。『占星術殺人事件直後』ということなので、もしかしたら『占星術〜』も再読したくなるかもしれませんね。
作者の意図が分かるまでは「?」という部分のかなり大きい作品でしたね。 いくら本格ミステリマスターズのレーベルだからと言って、恩田陸という作家がSFもホラーも自在に「恩田作品」として書いてしまうから、もしかするとソチラ系なのかも…という疑いもあ…
長らく積読していて気になっていたもの、ようやく読了しました。 上巻の半ばくらいまで、とにかく入り込めなくて中々読み進めなかったのですが、事件が展開するに従って一気に読むスピードもペース・アップしました。 ただし、序盤の展開の遅さとともに、擬…
エリス・ピーターズ 『修道士カドフェル11 秘跡』 光文社文庫 恩田陸 『夏の名残の薔薇』 文藝春秋 どういうわけか、カドフェルは11を買い忘れていたらしいです。不覚。 そしてこのところ海外物が続いているので、そろそろ国内物も恋しいなということで、恩…
前回のカドフェルをカウントし忘れていましたね。 年内にあとどれだけ積読本を消化できるやら。
当然ではありますが、結構知らないなぁと思いました。 「マザーグースに関係ある作品の数は?」とか、そうか、あれもあった!と、言われて改めて気付くものもありましたねぇ。 実際クリスティってマザーグースのモチーフは良く使ってるなぁとは思っていまし…
E・T・ベル 『数学は科学の女王にして奴隷Ⅰ』 ハヤカワ文庫 数藤康雄編 『アガサ・クリスティー百科事典』 〃 早川書房編集部・編 『アガサ・クリスティー99の謎』 〃 ジョン・ディクスン・カー 『月明かりの闇 フェル博士最後の事件』 ハヤカワの文庫、新刊…
煙が目にしみる、買ってしまいました。名曲ですねぇ。ピアノ・トリオでこういう曲を聞くとやはりいいなと思います。 リアルタイムで知っているわけは無いのですが、ほとんどの曲を聞いたことがあるという不思議。 バド・パウエルは「クレオパトラの夢」が欲…
懐かしい、ということでついつい衝動買い。 間違い無く、先月読んだ暗黒館の影響ですね。 このCD自体は昔借りて聴いたことはあるんですけれど、持ってはいませんでした。
そう言えば、サイトのほうでは9以降はテキストに起こしてなかったですね。 このところのカドフェルは、イングランドの王位継承の内乱の問題の方が大きくて、それを軸にストーリーが動いている感じです。前回から一転して、女帝モードからスティーブン王に優…
カドフェルもいつの間にか12冊目なんですね。 そう思うと読み始めてからも随分たつんだなぁと思います。