2004-03-01から1ヶ月間の記事一覧

有栖川有栖 『絶叫城殺人事件』

短編集というとちょっと敬遠して後回しにしてしまう傾向があるのですが、これは文句なしに面白かった1冊です。 一応前編「夜の館の物語」というコンセプト(厳密に言えば表題作の『絶叫城殺人事件』は物語においても現実の建造物じゃありませんが)でまとま…

2004年読了冊数:26冊

今月はもうちょっとちゃんと読書できるといいなぁと思います。

沖方丁 『マルドゥック・スクランブル The Third Exhaust-排気』 ハヤカワ文庫

昨年の末から気になっていた作品です。面白かったら続きも買おうと思っています。 追記 1/3くらいまで読んでいたところでどうも物語が読めないことに気が付きました。何気なく確認してみたらこれ、3冊目だったんですね(汗)。読むのを慌てて中断。1冊目を…

浅暮三文 『針』

実のところ感覚シリーズはあまりに生々しくて苦手な部分もあるのですが、これもそうですねぇ。でもそれは皮膚感覚というものを極限まで鋭敏化されたら、ということ、「誰も感じたことの無い感覚」を見事に描ききっているからなんでしょうね。 ところでご本人…