2006-07-13から1日間の記事一覧

2006年読了冊数:116冊 積:12冊

 2冊

小森健太郎 『グルジェフの残影』 文春文庫 パトリシア・コーンウェル 『検屍官』 講談社文庫 ついに手を出してしまいました。パトリシア・コーンウェル。 今年の年末までに既刊の全てを読み切るのは難しい気はしますが・・・。

 (借りたもの:3冊) 

リンダ・ハワード 『見知らぬあなた』 短編集 『ブルームーン』『夢のほとり』『白の訪問者』の3篇収録。 最後の『白の訪問者』のみ、割と普通のサスペンスの設定ですが、作中で保安官助手を名乗る男の着ていた服についての疑問点が、今ひとつ最後まで明確…

アントニイ・バークリー 『レイトン・コートの謎』

バークリーの処女長編である本作ですが、探偵小説の黄金期辺りに書かれた作品であるにも関わらず、「名探偵」という存在をどこかシニカルに見据え、コミカルに描き出すという独自のスタンスの見られる作品。 通常であれば、神の視点を持つ如く描かれる「名探…