2006-12-01から1ヶ月間の記事一覧

2006年読了冊数:248冊 積:3冊

というわけで本年は計248冊で打ち止めです。 それでも12月は32冊読んだので、かなり頑張ったとは思いますが。 あと2冊、頑張りたかったのですがどうにも時間的に無理だったようです。積読の繰越は、パトリシア・コーンウェルを3冊。 内容的に続いているので…

 榎木洋子 『黒の騎士 ダークローズ・プリンセス』

幼い時に家族と死別した少女、真夜は、「混沌の夜」という世界から契約によって呼び出した騎士レイヴェンと死んだ叔父のイーサンの霊に守護されて、日本で暮らしています。彼女には大きな力が秘められており、それを狙う魔物が次々に現れるのですが――と、ど…

 クリスティアーヌ・ヘガン 『まどろむ夜の香り』

有名な賞を受賞したことで刑務所のTVに映った女性シェフ、アビー・ディアンジェロを見て、彼女の義理の弟のイアンはアビーに金をせびることを思いつきます。28年前にアビーの母親が人を雇うことで、再婚相手であったイアンの父親を殺したと告げるイアンは、…

 蒼井上鷹 『出られない五人―酩酊作家R・Hを巡るミステリー』

バーで飲んだ帰りに脳溢血で急逝した作家アール・柱野を偲ぼうと、作家のゆかりのバー<ざばすぱ>で会合が開かれることになります。バーの入っているビルは、翌日の取り壊しが決まっていましたが、半ば無理矢理に管理人に頼んでシャッターを開けて貰い、翌…

 桜庭一樹 『赤朽葉家の伝説』

山陰の紅緑村に、"山の民"の特徴を色濃く見せる容姿と、千里眼と呼ばれる先見の力を持った万葉という女の子が置き忘れて行かれます。"山の民"によって置いて行かれたこの子供はやがて、製鉄所を構えることで「上の赤」と呼ばれるこの地方の一大有力者である…

2006年読了冊数:244冊 積:5冊

手持ちが少なくなったので少しだけ補充。 冊数を稼ぐために読みやすそうなものを選んで読んでいる感はありますが。

 2冊

蒼井上鷹 『出られない五人』 祥伝社 桜庭一樹 『赤朽葉家の伝説』 東京創元社

 ダイアナ・パーマー 『富と愛』

かつて財産目当てだった婚約者に裏切られる失望を味わったニコルは、シカゴで社長をするジェラルド・クリストファーの一介の秘書として、富に頼ることなく自立した生活を送っています。ですが、ボスであるジェラルドが体調を崩し、モンタナの実家で静養する…

 キャロル・モーティマー 『ミスター・ウルフ』

危険な一匹狼として名の知れているジャスティンと電撃的な結婚をしたキャロラインですが、彼に対して妊娠を告白したことから、一見して幸せな結婚生活が崩れて行きます。当然の如くともに喜びを分かり合えると思っていたキャロラインに対して投げ付けられた…

 アン・スチュワート 『水辺の幻惑』

水辺の幻惑 このところアルツハイマーが始まったらしい母親と、奔放過ぎて刺激の多い都会で暮らすことに問題のある妹の面倒を見ながら、ソフィーはヴァーモントの田舎町で小さなホテルを開業する準備を進めています。平穏な暮らしを望むソフィーですが、ある…

2006年読了冊数:241冊 積:3冊

どう考えてもあと4冊残ってはいるのですが、アナザーホリックは元の漫画を知らないので多分スルーすると思います。そんなわけで積読の中から除外してしまっても良い気がしてきました。

 ローズ・コナーズ 『霧のとばり』

ケープコッドの海沿いの町チャタムで、1年前のメモリアル・デーに起こった殺人事件の裁判の有罪判決を、女性検察官マーティ・ニッカーソンは勝ち取ろうとしていました。ですが被告は山ほどの前科を持つ男で証拠や証言もあるのに、弁護士のハリーは彼の無罪…

 有栖川有栖 『スイス時計の謎』

自宅マンションで何者かに頭を殴られた瀕死の被害者は、壁に「Y」と書き残して力尽きます。そのダイイングメッセージが示す犯人とは?(『あるYの悲劇』) 女性彫刻家が殺害されますが、彼女は首を切断されて代わりにそこに彫刻の首が。彼女と諍いをしてい…

2006年読了冊数:239冊 積:4冊

結局この週末は3冊だけ。 あと一週間、大して読めないだろうなと思いつつ。 ところで積んでいる本とここでカウントしている本の数が合っていない気がします。 読了数は間違いないので、多分買ってカウントし損ねたものを何処かで引いてしまったのではないか…

 コーディ・マクファディン 『傷痕 上/下』

FBI特別捜査官のスモーキー・バレットは、半年前に自宅に押し入った凶悪犯の手によって、自身の顔と体に傷を付けられた挙句、目の前で最愛の夫と娘を失うという消えることのない心の傷を負って、セラピーを受けつつ休職しています。復職して再び銃を手に取る…

2006年読了冊数:237冊 積:6冊

 谷原秋桜子 『龍の館の秘密』

激アルバイター・美波の事件簿シリーズの第2弾。 前作に引き続き、「立っているだけで1日2万」という怪しげなアルバイトを紹介された美波は、そのバイトを通じて日本で経済的に苦労しながら学ぼうとする留学生達と知り合います。そしてバイト先の人ととも…

2006年読了冊数:236冊 積:7冊

そろそろ読める冊数もだいぶ限られてきました。 やはり250にはちょっと届かない感じですが、積読本はあまり来年に持ち越さないようにしたいものです。

3冊

谷原秋桜子 『龍の館の秘密』 創元推理文庫 コーディ・マクファディン 『傷痕 上/下』 ヴィレッジブックス

 パトリシア・コーンウェル 『遺留品』

2年以上前から同一犯の犯行と思われるカップル殺害が続いており、新たな被害者の一人は次期副大統領候補とも言われる女性政治家の娘でした。 どうやらFBIが事件に介入し、検屍局長のケイにすら情報を隠そうとする動きが見え隠れし、友人でもあるベントン・…

2006年読了冊数:235冊 積:5冊

買ってすぐ読んだので積んでいる冊数には変動なし。

 アン・メイジャー 『トワレの小壜』

父親が大手香水会社のオーナーをしているリズは、父の会社のライバル会社にあたる「ダズル」の社長であるアレクサンダーと恋に落ち、自分の身元を隠したまま彼と結婚してしまいます。ですが、「ダズル」で発売されるはずの香水の調合が盗まれ、彼女の父親の…

 桜庭一樹 『GOSICK 6 仮面舞踏会の夜』

"ベルゼブブの頭蓋"からの脱出を果たした一弥とヴィクトリカは、豪華列車"オールド・マスカレード号"に乗り込みます。そこで一緒になった人々は、それぞれ<公妃>、<孤児>、<木こり>、<死者>を名乗り、ヴィクトリカもまた自分を<灰色狼>、そして一…

2006年読了冊数:233冊 積:5冊

本日あと何時間かで出掛けなければならないのに、夜中に本を読んでしまいました。 移動時間は確実に寝るでしょうから、旅行中は読書は出来ないものと諦め、荷物から本は出していくことにします。

 谷原秋桜子 『天使が開けた密室』

行方不明の父親を探すためにアルバイトに勤しむ女子高生の美波ですが、バイト先で理不尽な借金を負わされることになり、ちょうど知り合いから紹介された怪しげなバイトに飛びつく羽目になってしまいます。 臆病な美波にとってはつらい仕事で、しかも彼女に対…

2006年読了冊数:232冊 積:6冊

週末は旅行に行くので多分今週はあまり読めないはず。 文庫をもう1冊くらいは読みたいなと思いつつ。

 J・D・ロブ 『春は裏切りの季節―イヴ&ローク 12』

大女優のコレクションのオークションが開かれることになり、そのパーティの席に夫でありホテルの所有者でもあるロークとともに出席したイブは、偶然そのホテルで起こった客室係の殺人事件の捜査に駆り出されます。この殺害が名の知れたプロの殺し屋の犯行で…

2006年読了冊数:231冊 積:7冊

そろそろ今年も先が見えてきました。 借りてる本も多いので、年内に積読リセットは難しいようで。

 アリス・キンバリー 『幽霊探偵の五セント硬貨 ミステリ書店 2』

ミステリ書店"バイ・ザ・ブック"で、女性ノンフィクション作家のエンジェル・スタークの朗読会が催されます。彼女はかつて社交界の華であった女性の死にまつわる新刊を出し、そのことで関係者からは憎まれています。いくつか不穏な動きはあったものの、無事…

2006年読了冊数:230冊 積:8冊

ずっと借りっぱなしだった本をこれでようやく返せます。 まだ色々と借りてはいますので、そちらも徐々に。