2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧
『香菜里屋を知ってますか』は買ってすぐ読んだので積読冊数はプラスのみ。 11月は14冊読了。今年も残りあと1ヶ月です。
伊坂幸太郎『ゴールデンスランバー』 新潮社 小路幸也 『HEARTBLUE』 東京創元社
池尻でバーを営む香月が通う昔馴染みの老バーテンの店で出された、基本を忘れたかのような一杯のマティーニ。結婚を決めて山口へと引っ越すことになった編集者の飯島七緒が語る、友人女性の不可解な行動。少年時代に買いにくい文庫本を怪しまれずに買うため…
本書は、病理医として勤務する傍らで次々にヒット作を生み出している著者が、小説という媒体を用いることで描いてきた問題をブルーバックスで広く一般に問題提起をしているものです。 日本の解剖率2%という驚異的な低さ、監察医制度の形骸化への動きや地域…
11月終盤時点では、去年の方が多く本を読んでいたことに気付きました。 6月くらいまでは随分いいペースだったんですが。
残忍な殺人者に家族を殺されたFBI特別捜査官のスモーキーと彼女の養女になったボニー、そしてかつての事件でターゲットにされたスモーキーの部下達もそれぞれ事件の傷が癒え始めた頃、新たな事件が起こります。一家の3人が惨殺された家でただ一人生存してい…
とりあえず連休初日は2冊。もうちょっとこの休みの間に読んでおきたいところ。
ブルーバックスに登場した海堂尊ですが、白鳥という彼の創造したキャラクターに語らせるという、ブルーバックスでは初めての試みによって、既存作品の中で散々語られてきたAi(死後画像診断)の議論を学術専門書分野で展開している模様。
三人の作家による、クリスマスのアンソロジー。 既存の人気シリーズを持つ作家のシリーズの作品も、単体で刊行させることなくこうしたシーズンごとのオムニバスに収録というのは、ハーレクイン系では毎年恒例のもののようですが、あまり日本では類を見ない気…
三軒茶屋のビヤバー「香菜里屋」の料理と酒と店主のかもしだす癒しの空気に、訪れた客が語った話の裏にあった謎をマスターの工藤が鮮やかに解き明かすシリーズの第3弾。 十六年前に別れた女性との思い出の「蛍坂」に足を運んだ元カメラマンの追想と、別れの…
コーディ・マクファディン 『戦慄上/下』 villagebooks 小路幸也 『カレンダーボーイ』 ポプラ社
扉は施錠され、全ての窓は開かないように釘で打ち付けられて封印された洋館から、館の管理人と持ち主の一族の若者を加えた6人の死体が発見されます。身内が互いに殺し合ったかのようなセンセーショナルなこの事件をマスコミも忘れかけた頃、残されたいとこ…
公園のブランコに乗っていた夏だというのに黒いスーツ姿の髭の男性は、自らを「探偵伯爵」と名乗ります。少年は、夏休みに出会ったこの不思議な「伯爵」とともに、祭りの日に姿を消した友達を探すことになります。 元々は単行本でミステリーランドのレーベル…
自分の買ったものは読めてないので積読冊数は変わらず。
日本推理作家協会が、漫画のこち亀30周年の記念に企画したトリビュート・アンソロジー。 7人の作家それぞれが、自作のシリーズキャラクターと原作漫画のキャラクターを絡めたりしながらそれぞれ作品を書き下ろしています。 新宿鮫と両さん、あるいは池袋ウ…
『蛍坂』は多分単行本の買い忘れです。今月の終わりに香菜里屋シリーズの最終巻が出るようなので、その前に慌てて購入。 ついでなので、現時点で把握している今月買う本をメモ。 11/20 コーディ・マクファディン 『戦慄上/下』 villagebooks 小路幸也 『カレ…
リンダ・ハワード 他 『聖なる夜にあなたと』 MIRA文庫 北森鴻 『蛍坂』 講談社文庫
全6編、うち前半4編は特にクリスマスを意識した短編集。 『鏡影【緊急推理解決院 EDS 歴史推理科】』 比較的QEDシリーズに近いと言う意味で、これまでの著者の作風をそのままライトタッチにして、シリーズでは使えない小ネタを持って来たという印象…
昼間は結構雨も降っていたので、昨日のうちに本屋に行っておいて正解。
ある小説を参考にして起こしたのではないかと推測された原発襲撃事件をきっかけに、メディア良化委員会はこれまで以上の勢力の拡大を図ってきます。ターゲットにされた作家の当麻を匿う図書隊ですが、マスコミや世論、そしてこれまでは対立していた手塚兄の…
結局『クロック城』に随分時間をかけてしまったので、今日まで何も買ってませんでした。
有川浩 『図書館革命』 メディアワークス 今邑彩 『金雀枝荘の殺人』 講談社ノベルズ 高田崇史 『クリスマス緊急指令〜きよしこの夜、事件は起こる!〜』 講談社ノベルズ 森博嗣 『探偵伯爵と僕』 講談社ノベルズ
世紀末、世界の終末までのカウントダウンが行われる荒廃した日本で、探偵の南深騎は『クロック城』からやって来た瑠華の依頼を受けることになります。少女の依頼とは、『クロック城』の地下室に浮き出た不気味な顔の謎と、それに関わっているのではないかと…
予定では今月は講談社ノベルズの出る8日辺りまでは特に買うものも無かったのですが、残りが1冊なので何か探そうかなという気も。
製薬会社に勤める遠藤は、リストラの瀬戸際で再起を図るため、新薬開発のための生薬を求めてインドネシアの小島に渡ります。そこでいわく付きのとんでもなく強壮作用のあるキノコを発見した遠藤ですが、帰国してみたら会社は外資に吸収合併され、彼の居場所…
買った本をすぐに読んだだけなので、積読数に変化無し。
女子大生の藍は、自分の記憶だけを残して一日がリセットされ、毎日朝になれば11月7日の水曜日が繰り返されていることに気付きます。そして25回か6回目の11月7日を迎えた彼女の前に、藍と同じように一日が繰り返されていることを知っているという青年が現れ…