2007-02-01から1ヶ月間の記事一覧

2007年読了冊数:46冊 積読:3冊

 パトリシア・コーンウェル 『業火』

かつて姪のルーシーを利用し、連続殺人鬼とともに怖ろしい犯罪を犯し、いまだにケイやルーシーに影を投げかけた狡猾な女性犯罪者のキャリーから、ケイのもとへと脅迫状とも取れる不気味な手紙が送られてきます。キャリーの落とす影に心を乱されながらも、事…

 パトリシア・コーンウェル 『接触』

ゴミ処理場で発見された胴体だけの女性の遺体は、10年前のダブリンから続いている連続猟奇殺人犯の手によるものと非常に良く似た特徴を有しています。さらに、この事件を担当する検屍局長であるケイのアドレス宛てに送られてきた、"deadoc"(死のドクター…

2007年読了冊数:44冊 積読:5冊

「誰にでもかんたんラクラクバストアップで豊/胸/術♪」なんてトラックバックが来てたので、思わず脊髄反射で削除してしまいました。 多分そういうの興味ある人はこんなブログ面白くもなんともありません。 追記:削除しても似たようなところからのTrackBackS…

 サンドラ・ブラウン 『甘い一週間』

アリソンは双子の姉のアンに押し切られて、何日間か婚約者のデイヴィスに、アンが豊/胸/手術を受けていることを悟られないように姉に成り代わることになってしまいます。社交的で洗練されたアンとは異なり、男性とデートする機会もなかったアリソンは嫌々こ…

 パトリシア・コーンウェル 『死因』

海軍の施設と隣接しており、潜水禁止となっている場所で発見されたダイバーは、検屍局長のケイ・スカーペッタも顔見知りのジャーナリストでした。地元警察の担当刑事や海軍のあからさまな妨害や嫌がらせに憤慨しつつ、ジャーナリストの死因に不審なものを感…

2007年読了冊数:42冊 積読:6冊

読んだ本もあるのですが、感想を書く時間がないのでそれ以外の買った分だけ。

購入 5冊

パトリシア・コーンウェル (全て講談社文庫) 『死因』『接触』『業火』『警告』 パーネル・ホール 『お人好しでもいい』 ハヤカワ文庫

2007年読了冊数:42冊 積読:1冊

読みかけていたQEDをどこに置いたか分からなくなっています。

 ノーラ・ロバーツ 『真夜中にささやく唇』

ラジオ局でDJを勤めるシーラの元に、ある晩電話でのリクエスト受付時間に「殺してやる」という、男の脅迫の電話がかかってきます。それから毎日のように繰り返されるこの嫌がらせに、ただならぬものを感じたシーラの上司は、大丈夫だと言い張るシーラを押し…

2007年読了冊数:41冊 積読:2冊

 有川浩 『図書館危機』 

『図書館戦争』『図書館内乱』に続く第3作。 メディア良化委員会による過激な検閲と日々闘う図書隊で、図書特殊部隊に異例ともいえる配属をされた主人公の笠原郁は、前作で同期の手塚の兄にかけられた揺さぶりでまだ動揺を引き摺っています。ですが、メディ…

2007年読了冊数:40冊 積読:3冊

そろそろいわゆる「急性期」の峠を越しつつある気配のヘルニアです。「重い物は絶対に持たないで下さい、無茶はやめて下さい」と言われますが、普通の荷物に本を加えるとそこそこ重くなるのが困った所。 動けないので、病院の待ち時間なんかも含めて本を読む…

3冊

有川浩 『図書館危機』 メディアワークス 高田崇史 『QED 河童伝説』 講談社ノベルズ ノーラ・ロバーツ 『真夜中にささやく唇』 MIRA文庫

 マーゴット・ダルトン 『惑わされた女』 

幼い少年がショッピングモールで連れ去られた事件。少年の両親は離婚しており、親権者の母親は地元の名士の一族、父親はクロアチア移民の一族であり、相手もしくはその親族が息子を誘拐したのではないかという疑いを彼らはそれぞれ口にします。担当刑事のジ…

2007年読了冊数:39冊 積読:1冊

 北山猛邦 『少年検閲官』

書物の所持が違法であり、ミステリというものも失われた世界。父親の影響でミステリを愛するクリスは日本に来て旅をしていますが、彼が訪れた小さな町では怖ろしい事件が続いています。その村では『探偵』は誰にも知られることなく、赤い十字のような印を何…

2007年読了冊数:38冊 積読:2冊

読む物が無くなってもなかなか本屋に行けないので、いい加減ネット通販とかで一気に買うべきか思案中。

 ジル・チャーチル 『毛糸よさらば』

クリスマスを控え、日々の子供の世話や家事に加え、教会のバザーの準備に追われるジェーンは、大金持ちの夫の元に嫁いで以来疎遠だった友人のフィリスを出迎えに出掛けます。ですが空港で再会を果たした旧友が突然紹介した、生き別れの息子だというボビーの…

2007年読了冊数:37冊 積読:3冊

今日は午後いっぱい寝潰してしまったので、1冊のみ。

 北山猛邦 『少年検閲官』

随分昔にこの人の本は何か1冊読んだ覚えはありますが、その時はあまり肌に合わずに以来手に取らずにいた気がします。 些か食わず嫌いな感もありましたし、このところ日本人作家の本が少ない気もしますので。

 有川浩 『クジラの彼』

『空の中』『海の底』など、自衛隊の出て来るエンターテインメントを書いてきた著者による、自衛隊恋愛短編集。番外編は『海の底』から2編、『空の中』から1編と、そちらを既読の読者にも嬉しい短編も収録されています。『海の底』での夏木と望の付き合い…

2007年読了冊数:36冊 積読:2冊

『フィッシュストーリー』は買ってすぐ読んだので積読冊数に変動はなし。 1月は結局34冊読了。今月もまだ当分病院通いが続くので、それなりに読む物があれば冊数は行くかなぁという気がしますが、そろそろ痛いのは辛くなってきました。

 J・D・ロブ 『薔薇の花びらの上で イヴ&ローク13』

ニューヨーク市警の警部補であるイブを深夜に呼び出した連絡は、女性がドラッグを盛られてデートレイプされた挙句に殺されるという事件の始まりでした。セキュリティカメラには、文学や芸術に造詣の深い、ハンサムで身なりの良い金持ちの若い男が、被害者の…

 伊坂幸太郎 『フィッシュストーリー』

伊坂作品の名脇役が登場する4編の短編集。■「動物園のエンジン」 かつて動物園で飼育していた2頭のシンリンオオカミが逃げ出し、1頭だけが戻ってきたもののもう1頭は戻ってこないままとなり、飼育係の永沢は職を辞します。ですが夜の動物園のシンリンオ…