2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

2007年読了冊数:124冊 積読:1冊

今日は久々にと言って良い程度には調子が良かったので、1冊読了。

 恩田陸 『中庭の出来事』

ホテルの中庭でのパーティの最中に、突然死んだ脚本家について犯人の女優を弾劾する女優。内側の物語と外側の物語が交錯する中、脚本家を殺した容疑者は、次の舞台の主演女優候補である3人の女優に絞られます。 恩田陸の山本周五郎賞受賞作品。 パーティの最…

2007年読了冊数:123冊 積読:2冊

思った以上にヘルニアが悪化していて、相変わらす読書も出来ないことが多いです。 この前の急性期の時よりもかなり酷い症状ですので、当分読書その他のペースは落ちると思います。

2冊

恩田陸 『中庭の出来事』 新潮社 戸板康二 『グリーン車の子供』 創元推理文庫

 小路幸也 『空を見上げる古い歌を口ずさむ』

ある時突然、小学生の息子の彰が「みんなの顔がのっぺらぼうにみえる」と言い出します。彰の父親は、その言葉を聞いて20年前に家を出た兄に連絡を取ることを決意します。彼の兄もまた、周囲の人間の顔が「のっぺらぼう」に見えてしまう力の持ち主でした。そ…

2007年読了冊数:122冊 積読:1冊

先週のうちに読み終えてはいたものの、その後かなり痛みが悪化していて今まで感想も纏めていませんでしたし、本も全く読めていませんでした。 また木曜にはブロック打って来るので、少しは本も読めるようになると思いますがさて。

 ジェイン・A・クレンツ 『愛は砂漠の水のように』

近年「パワースポット」として、ニューエイジャーたちに人気の町に、トラストは新しくオープンさせるホテルのオーナーとして12年ぶりに舞い戻ります。そして12年前、義父に対して父親を謀殺したと詰りに来たトラストを忘れられずにいたアレクサは、この新し…

2007年読了冊数:121冊 積読:0冊

本日は朝1番でブロック注射。 そんなわけで今はじっとしていればほとんど痛みも無い状態です。何日ぶりでしょう。 痛くはないものの、大事をとって本とCDは妹に買ってきてもらいました。 積読は2冊だけなので、今日は注射後30分ほどベッドで寝かされている…

 2冊 +CD

小路幸也 『空を見上げる古い歌を口ずさむ』 講談社文庫 ジェイン・A・クレンツ 『愛は砂漠の水のように』 MIRA文庫(CD):LINKIN PARK "MINUTES TO MIDNIGHT" まだざっとしか聴いていませんが、ラップ・パートが随分減った気がします。 聴きやすさとかは変…

上橋菜穂子 『精霊の守り人』 

川で溺れかけた第二皇子チャグムを助けた女用心棒のバルサは、皇子の母親である妃から、チャグムを狙ってくる帝の刺客から息子を守って欲しいという依頼をされます。まだ少年であるチャグムを伴って追っ手から逃れる旅に出るバルサですが、チャグムに宿った…

2007年読了冊数:120冊 積読:0冊

さて。相変わらずヘルニアは画期的に悪化しております。 明日はブロック注射をするので、少し楽になるかもしれません。

 金蓮花 『銀朱の花 蛍の庭』

宮廷での華やかな駆け引きの世界とは一線を画し、学者として身を立てた王弟のマコードは、自国には無い植物の研究のために東洋の国を訪れます。文化の異なる異国の生活を送る中、王宮の一角の蛍の庭で、マコードはひとりの姫君に出会いますが、彼女は皇帝に…

 ビヴァリー・バートン 『星降る夜に、だれかが』

18歳の時に、義父を殺したという無実の罪で投獄されたリード・コンウェイは、15年の服役の末、仮出所を果たします。母親と妹の住む町へと戻ってきたリードですが、町の誰もが彼を白い目で見る中で自分を冤罪に陥れた真犯人を探そうとします。ですが、かつて…

2007年読了冊数:118冊 積読:0冊

週末に読んでいたものと併読していたこの3冊をクリアしてしまったので、借り物すらロクに積んでいない状況になっています。

 ダイアナ・ガバルドン 『妖精の丘にふたたび アウトランダー』

アメリカ大陸に渡り、ノースカロライナに住むおばのもとへと向かうジェイミーとクレア、そして甥のイアンらは、絞首刑になるところを脱走した男の逃亡に手を貸す羽目になった結果、親切が仇となって思いもよらぬ災厄に見舞われることになります。一方現代に…

2007年読了冊数:115冊 積読:0冊

積読はまたリセット。 今年はリセットかかるのが毎度早いなぁとは思いますが、こまめに消化しているのであまり積むことも出来ずにいます。 何日かは借りた本で凌ぎつつ、折を見て何か探します。

 シャノン・マッケナ ほか 『キス・キス・キス』

付き合う男がことごとくロクでもなく失望したジンジャーは、真面目で野暮ったくて仕事に生きる女を演出するファッションにイメージチェンジをし、この先2年は男断ちをしようと心に決めます。ですが、まさにそのタイミングで出会ったクライアントは飛び切り…

 鳥飼否宇 『痙攣的 モンド氏の逆説』

徹底した秘密主義によって、メンバーの素性が隠されていた伝説的なロックバンドのデビュー公演で起きた、舞台上からのメンバーの消失と残された死体の真相を描いた、『廃墟と青空』で幕を開ける連作短編集。 批評家である寒蝉主水が現代アートの哲学をバック…

2007年読了冊数:113冊 積読:1冊

本日の外出は、本屋までは至りませんでしたが、友達から本を借りてきました。 ですが、この流れだと『痙攣的』の後に『キス・キス・キス』とか読むことになるんでしょうか。 シュール。

Megadeth "UNITED ABONATIONS"

アグレッシブでメロディアスなMegadethサウンド健在。 セルフカバーの"A Tout Le Monde"も、女性Voをゲストに迎えてドラマティックな仕上がりです。

 石持浅海 『水の迷宮』

自身で夢の実現のために、リニューアルされた水族館で毎晩一人居残って残業をしていた片山は、夜の水族館で不慮の死を遂げます。それから3年が過ぎ、片山の命日に、展示されている水族館の生きものたちを危機に晒すかのような、巧妙な脅迫のメールが届きま…

 クリストファー・プリースト 『魔法』

爆弾テロに巻き込まれて重傷を負ったカメラマンのリチャード・グレイは、その事件の前の数週間の記憶が抜け落ちています。療養中の病院に訪ねて来たスーザンが、抜け落ちた記憶の中で非常に親密な交際をしている相手だと知ったグレイは、彼女との再会を切欠…

2007年読了冊数:111冊 積読:3冊

勇嶺薫 『赤い夢の迷宮』 

小学生の頃、仲の良い7人の子供たちは"OG"と呼んでいた老人のところへ入り浸っていました。他の大人が見せない世界を見せてくれたOGの世界に惹かれていた彼らですが、コッソリ入り込んだ「お化け屋敷」でのグロテスクな体験の後、徐々にOGから離れて…

2007年読了冊数:110冊 積読:4冊

『奇術師』の映画(http://prestige.gyao.jp/)は、かなり原作とは違うものみたいです。 もっとも、あれをあのまま映画化したんじゃ、厳しいだろうなぁという感じですし、これはこれで面白そうな気もします。 前売り券に特典のトランプが付いているのも、ち…

 4冊

クリストファー・プリースト 『魔法』 ハヤカワ文庫 石持浅海 『水の迷宮』 光文社文庫 鳥飼否宇 『痙攣的 モンド氏の逆説』 光文社文庫 勇嶺薫 『赤い夢の迷宮』 講談社ノベルズ

 クリストファー・プリースト 『奇術師』

ジャーナリストのアンドルーは、取材で赴いた先で出会ったケイトに、自分たちが20世紀初頭に互いに敵対する数奇な人生を送った、ボーデンとエンジャという奇術師二人のそれぞれの子孫であることを知らされます。互いに反目しあいながら、"瞬間移動"の奇術で…

2007年読了冊数:109冊 積読:1冊

 戸板康二 『中村雅楽探偵全集Ⅰ 團十郎切腹事件』

歌舞伎界の老優、中村雅楽を探偵役に据えた短編集。 歌舞伎役者である雅楽と、新聞社の演劇記者である竹野が、芸事を中心にした世界で起こる事件を解きほぐします。 演劇評論家として活躍していた著者が、乱歩によってミステリを書くきっかけを与えられ、そ…

2007年読了冊数:108冊 積読:2冊

GWは結局、思ったほどは本を読めずに終わりました。というか、他に何をしたわけでもありませんので、せっかくの大型連休を無駄に終わらせてしまった感が強いです。 読書に関しては、あまり本を積んでいなかったことと、意外に痛くて読書どころではない時間…