2011-08-31から1日間の記事一覧

2011年読了冊数:56 積読:10

 1冊

大沼紀子 『真夜中のパン屋さん』 ポプラ文庫

 冲方丁 『マルドゥック・フラグメンツ』

"万能道具存在(ユニバーサル・アイテム"である金色のネズミの姿の武器ウフコックと、眠らない兵士ボイルドが互いをパートナーとし、"スクランブル09"の法案にしたがって証人の生命保全のためのミッションを遂行する、シリーズのプレ・ストーリー。『マルド…

 畠中恵 『ねこのばば』

病弱な若だんなの体調もいつになく良く、店でも良いことが続く中、ひょんなことで若だんなが拾うことになった金次という貧相な男が、前に勤めていた店の長女を殺した容疑を掛けられます(『茶巾たまご』)。 どこからか迷ってきたような於りんと名乗る少女を…

 畠中恵 『ぬしさまへ』

妖怪が化けている手代の一人、仁吉に届いた悪筆の手紙。どうやらその手紙は、火事のあった際に殺された天野屋の娘のおくめが書いた恋文らしいことが分かりますが、妖怪たちが調べてきたおくめの話から受ける印象は、てんでバラバラなものでした(『ぬしさま…

 畠中恵 『しゃばけ』

江戸の廻船薬種問屋の長崎屋の若だんなの一太郎は、生まれつき極度の病弱で、両親ばかりか店の者にまで常に心配され大切に育てられます。ところが祖父母が彼につけた妖怪の手代の目を誤魔化して、密かに外出をした一太郎は、人殺しの場面を目撃してしまいま…