2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧
女性Vo.、男性クリーンVo.、男性デスVo.の3人のヴォーカリストに、ギター(+Key)、ベース、ドラムの6人編成のスウェーデン産バンド、アマランスのデビューアルバム。 それぞれ性質の違う3人のヴォーカリストの使い方やパートの配置などのバランスが抜群…
アメリカへ行って留守にしている間、フィンチの村では3ヶ月前に越してきたばかりの老女が殺されるという事件が起こっていたことをロリは知ります。その殺人の嫌疑が、大事な友人のキットに降りかかってきたことを知ったロリは、憤慨しながら牧師の甥のニコ…
きちんと随時カウントしていなかったので、読書メーターと照合して現在の積読本を整理しておきます。 とりあえず9月は13冊読了。ナンシー・アサートン 『ディミティおばさまと村の探偵 優しい幽霊6』 RHブックス・プラス J・B・スタンリー 『ダイエット・ク…
事件を解決するにつれてハルチカら吹奏楽部に関わる登場人物たちも増え、漠然とした目標だった「普門館」への具体的な道筋が示され始めた第2作。 ライトな掛け合いをする主人公たちのキャラクターに救われているとはいえ、各編で暴かれるものには苦さを含み…
いざこざで大手商社を辞めて、バイク便の「ユーサービス」で、自らの足でもって荷物を届ける「ハンドキャリー」を担当する陶子ですが、消えると思っていた特殊能力はいまだ彼女と荷物をあちこちに飛ばします。陶子がそんな毎日にも慣れてきた頃、ユーサービ…
ヒトデナシと呼ばれる怪の無貌に顔を奪われた探偵の秋津の下で働く古村望は、秋津と並ぶ三探偵の一人である御堂八雲の主催する「綺譚会」に招待されます。そこで語られるのは、かつて秋津の助手であった相原が遭遇した足跡のない殺人現場の謎の物語を皮切り…
前巻に輪を掛けて、周囲の個性的過ぎる登場人物たちのお陰で割を食うバーティと、機知で事態の収拾をさらりとしてしまう従僕のジーヴス。バーティの不憫さも一層極まれりですが、原因の9割である親友のビンゴが出ずっぱりの巻。
人好きのする性格の好青年ではあるけれども、いまひとつ冴えない青年のバーティ・ウースターには、鋭敏な頭脳を持つ従僕のジーヴスが仕えています。時折個性的過ぎるバーティの服装の好みのことで険悪になりながらもジーヴスは、惚れっぽくて調子の良い親友…
まだ読み終えた本が何冊かあったり、その間買っている本もあったりするので、次回カウントし直します。
シリーズ6冊目。ついに若だんなが三途の川まで行く冒頭の『鬼と小鬼』で幕を開け、命の儚さを二重構造で描いた『はるがいくよ』で終わる1冊。 『はるがいくよ』では、先に逝くものと残される者の両方の立場にある若だんなと、彼を見守る二人の兄やの心情が何…
箱根に湯治に出かけることになった若だんなですが、いつもは過保護で若だんなから離れない二人の手代の兄やたちと何故かはぐれたのを皮切りに、宿からはさらわれる、山中では天狗に襲われるなど、次々に災難が降りかかります。 シリーズ第1作以来の長編とい…
妖たちですら関わることを拒む「狐者異(こわい)」。長崎屋に現れてそこに居合わせた者たちに混乱を与える狐者異ですが、誰からも拒絶されるその存在に、若だんなの一太郎は心を痛めます(『こわい』)。 長崎屋を訪れた際に、印籠を持ち帰ってしまった紅白…