2013-01-01から1年間の記事一覧

 キャサリン・コールター 『残響』

FBI特別捜査官のサビッチは、彼が解決に関わった銀行強盗事件の犯人グループの生き残りの少女が逃亡したことを知らされます。冷酷な強盗殺人犯である少女は、恐るべき執拗さと狡猾さで復讐の為にサビッチを殺しに来ることが分かっており、妻であり同じFBI特…

2013年読了冊数:52積読:2

 湾岸地域にて

オリンピック開催が決定する前後から、何度かお台場付近へ出かける機会がありました。 豊洲のららぽーとも、実は開業してから行ったのは初めて。結構大きな本屋が入っていました。 ららぽーとに隣接した船のドッグ付近から出ると、はね橋が見えます。 確かこ…

 北國浩二 『ペルソナの鎖』

児童誘拐事件の捜査で疑わしい男の取り調べをしていたところ、その男は捜査一課のエースと呼ばれてTV出演もした氷室と二人で話をしたいと、やり手弁護士を通じて伝えてきます。呼ばれて取調室で男と二人になった氷室ですが、その男が昔自分もいじめに加わっ…

2013年読了冊数:51積読:3

 2013/09/23 鎌倉の萩と彼岸花

ようやく涼しくなってきたので、今年もそろそろ萩と彼岸花でも見に行こうかと、鎌倉行ってきました。 三連休の祝日なので、混雑が予想されたこともあり、少し早目にお出掛け。(とはいっても、お寺の開く時間が9時なので、9時ちょっと前に鎌倉着という程度で…

 1冊

チェルシー・ケイン 『原罪』 ヴィレッジブックス

 乾緑郎 『海鳥の眠るホテル』

父親と釣りに行く約束をしていたものの、急な仕事でその約束を反故にされかけ、重苦しい空気の中で父と過ごした釣りの思い出を持つた子供。カメラマンを志し、それまでの仕事を辞めて専門学校に通いながら美術モデルをする千佳と、彼女の恋人だった西川と、…

2013年読了冊数:50積読:4

去年も中秋の名月は満月だったこともあり、「中秋の名月が必ずしも満月ではない」という気はあまりしていませんでしたが、次回の満月と中秋の名月が重なるのは8年後になるそうで。 満月の前日あたりでも随分丸いなーとは思っていたのですが、たまたま今回は…

 2冊

キャサリン・コールター 『残響』 二見文庫 北國浩二 『ペルソナの鎖』 新潮社

 綾辻行人 『Another エピソード S』

かつて夜見山北中学の三年三組で起こった悲劇の生き残りである賢木晃也は、独り住む家で自分が「死んだ」ことを自覚します。階段の二階から転落して死んだ際に、誰かが一緒にいたこと。そして何者かによって自分の死が隠ぺいされたことを理解した「幽霊」の…

2013年読了冊数:49積読:3

 1冊

乾緑郎 『海鳥の眠るホテル』 宝島社文庫

 J・D・ロブ 『もっとも危険なファンタジー イヴ&ローク31』

ゲーム開発会社の代表で天才的開発者の青年が自宅で殺されます。大きな幅広の剣で首を落とされたと見られる異様な死体で発見された男は、死の間際までゲームをやっていた形跡があり、セキュリティを突破して外から何者かが侵入した形跡は見つかりませんでし…

2013年読了冊数:48積読:3

 有栖川有栖 『真夜中の探偵』

探偵が違法とされ迫害されるパラレルワールドの日本を舞台とした探偵ソラのシリーズ2作目。単独調査をしていた母は失踪し、有名な探偵であることを隠して田舎に住んでいた父は逮捕され、残された純は大阪で父親の裁判を待ち、母親の行方の手掛かりを求め続…

2013年読了冊数:47積読:4

マダガスカルジャスミンの種を採取しました。 結実したのは昨年でしたので、採取まで1年近く経っています。 花はこんな感じ。マダガスカルジャスミンというのは、アボガドというか、黄色いマンゴーくらいの緑の実が、最終的には乾燥して割れて、中から綿毛の…

 周木律 『双孔堂の殺人 Double Torus』

妹に頼まれて、放浪の数学者と呼ばれる十和田のサインを貰うため、ちょうど彼が滞在しているダブルトーラスという通り名の奇妙な館を訪れた警視庁キャリアの宮司。ですが、到着したその館では、起こった殺人事件の犯人として、十和田が有力な容疑者となって…

2013年読了冊数:46積読:5

ヤフーオークションと楽天オークションを通じて、北海道新冠市にある太陽の森ディマシオ美術館から、美術館の図録が販売されています。 収録作品のすべてが掲載されているわけではないですが、現状ではディマシオの作品集というのは、日本では古本で20年以上…

 伊坂幸太郎 『死神の浮力』

1年前に娘を殺されて以来、その喪失とマスコミの心無い取材攻勢で痛めつけられ続けた作家の山野辺。犯人である本城が、逆転無罪の判決を受けて釈放されるのを受け、山野辺は妻とともに復讐のために本城を追い詰めるべく行動を始めます。そしてそのタイミング…

2013年読了冊数:45積読:6

多摩川の河川敷でやっていた花火を、えっらい遠くから見ていました。 (暑い中、遥々混雑する中に出かける気力が皆無なので) 結構高い建物があるので、下の方で上がっているスターマイン系は一切見えませんでしたが、高めの位置に打ち上がったものは意外に…

 1冊

J・D・ロブ 『もっとも危険なファンタジー イヴ&ローク31』 ヴィレッジブックス

 真梨幸子 『パリ警察1768』

21年後にフランス革命を控えたルイ15世時代のパリ。悪名高いサド侯爵を監視し、その醜聞を最小限にとどめる役目を負わせられているルイ・マレー警部のもとに、サド侯爵が拾った女乞食を虐待し、逃げ出した女を助けた人物が侯爵を訴えたという報せがもたらさ…

2013年読了冊数:44積読:7

久々に鎌倉行きました。 例年だとこの時期、鶴岡八幡宮の源平池の紅白の蓮はともにまだ見頃だったと思うのですが、今年は白い蓮は多少咲いていたものの、赤い蓮は咲いている花がこの日は1つもないという状況でした。 実は源平池、溜まった泥で水深が浅くなっ…

 2冊

周木律 『双孔堂の殺人 Double Torus』 講談社ノベルズ 真梨幸子 『パリ警察1768』 徳間文庫

 高殿円 『トッカン トッカンvs勤労商工会』

「ぐー子」こと鈴宮が勤務する京橋中央税務署で、彼女の上司の特別国税徴収官の鏡が訴えられるという大事件が起こります。そして鏡が強引な取り立てをしたことで夫が自殺をしたのだと言う相手を煽っているのは、税務署の天敵である勤労商工会のお抱え弁護士…

 高殿円 『トッカン 特別国税徴収官』

滞納者から税金を取り立てる徴収官。中でも悪質なケースにあたる、国税局(本店)から来ている特別国税徴収官こと「特官」付になった新米の徴収官の「ぐー子」こと鈴宮は、彼女の上司である鏡の横暴さに振り回されることになります。巧妙に売り上げを誤魔化…

2013年読了冊数:43積読:2

 月山・鳥海山

もう先週になりますが、二泊三日で東北の月山・鳥海山へ行ってきました。 天気予報ではちょっと前から豪雨だったりで、山形新幹線が止まったりといった状況で、旅行期間中も毎日雨で注意報が出るような感じだったのですが、実際に降られたのは初日だけ。 初…

 小島正樹 『硝子の探偵と消えた白バイ』

警視庁のキャリアである幸田を乗せた車を先導していた白バイが、とあるビルのところで忽然と姿を消します。事件の依頼を受けた「ガラスの探偵」朝倉は、世界で一番頭が良く、容姿端麗、おそろしく腕が立ち、非の打ちどころがないと自身を評しますが、実際の…