2017-01-01から1年間の記事一覧

 畠中恵 『うずら大名』

名主の家の三男に生まれ、家督も継げずどこか婿入りする当てもなかったものの、長兄は亡くなり次兄は養子へ行っていたため、家を継いでいた吉之助が、ある晩何者かに襲われます。それを助けたのは「御吉兆ーっ」と鳴きながら飛んできた白いうずらと、その飼…

2017年読了冊数:6

現在の積読:0

 桜・その2。

そこそこ寒い日が多かったので、いつまでも彼岸系の枝垂れ桜が残っていたものの、染井吉野が満開になる頃から急に暖かくなったため、その後は一気に咲いてしまったような。 池上本門寺。 こちらは何だか去年より夜桜見物に来ている人が多かった気がします。 …

 J・D・ロブ 『孤独な崇拝者 イヴ&ローク41』

「この女はあなたをないがしろにして、悪口を言った。」と、かつてニューヨーク市警の警部補であるイヴとやりあったことのある女性弁護士が、舌を切られた遺体で発見されます。犯行現場に残された犯人からのメッセージには、イヴに対する異様な執着と妄信が…

2017年読了冊数:5 積読:1冊

現在の積読:3J・D・ロブ 『孤独な崇拝者 イヴ&ローク41』 ヴィレッジブックス

 桜ー。

前回から1か月ほど間が空いていますが、その間勿論あちこちプチ徘徊しておりました。 桜の季節、まだまだこれからですが、ぼちぼち編ということで。 もはや堅気じゃないとか一部で言われていますが、徘徊先が全て近場なのでセーフだと信じて疑いません。 と…

 三上延 『ビブリア古書堂の事件手帖7 栞子さんと果てない舞台』

(メディアワークス文庫)" style="border: none;" /> ビブリア古書堂にやってきた吉原という男は、脅迫まがいの取引も厭わない危険な古書店主であった、久我山の弟子であり、栞子の母である智恵子との因縁のある老獪な小道具商でした。栞子たちは、彼が手にし…

2017年読了冊数:3 積読:3冊

現在の積読:3J・D・ロブ 『孤独な崇拝者 イヴ&ローク41』 ヴィレッジブックス 堀川アサコ 『幻想探偵社』 講談社文庫 三上延 『ビブリア古書堂の事件手帖7 栞子さんと果てない舞台』 メディアワークス文庫

 晴海ふ頭とかガンダムとか

実は初めて行きました。 混んでいるところは元々苦手なのですが、カメラ持つようになってから益々人のいないところで心のままに徘徊する癖がついたのか、薄暗い中人がいないと落ち着きます。たまにどうかしてると自分で思わないでもないです。 この日は3人ほ…

 新宿御苑

そろそろ早咲きの桜が見頃なので行って来ました。 園内あちこち、あっちに1本、こっちに1本という程度ではありますが、寒桜が見頃。 河津桜よりやや色が濃いかな?というシュゼンジカンザクラはそろそろ終わりに差し掛かる頃でした。対岸からシュゼンジカ…

 堀川アサコ 『幻想探偵社』

父親の一言で、それまで打ち込んでいた野球が出来なくなり、部活を休んでいる中学生の海彦は、落し物をした同級生のユカリを追いかけて幻想探偵社に足を踏み入れます。幽霊専門のこの探偵社で、海彦とユカリは記憶喪失の幽霊であるヤンキーの大島の身に起こ…

2017年読了冊数:3 積読:3冊

現在の積読:3J・D・ロブ 『孤独な崇拝者 イヴ&ローク41』 ヴィレッジブックス 堀川アサコ 『幻想探偵社』 講談社文庫 三上延 『ビブリア古書堂の事件手帖7 栞子さんと果てない舞台』 メディアワークス文庫

 横浜

横浜みなとみらい地区を夜景観賞の時間に歩き回ったにもかかわらず、浮世の義理で人と一緒であったがために写真とか撮ってられなかったフラストレーションがあって、翌日にまたその付近を徘徊したという。 そういえば神奈川県徘徊率が高い割に、横浜は花火以…

 堀川アサコ 『幻想温泉郷』

死者が成仏する前に立ち寄り生きている間の善行も悪行も全て記される「功徳通帳」に帰朝してから成仏していく登天郵便局。かつてこの郵便局でバイトをしていた探し物が得意なアズサは、功徳通帳に悪行が何も記帳されず、また成仏せずに消えてしまう死者の謎…

2017年読了冊数:2 積読:3冊

現在の積読:3J・D・ロブ 『孤独な崇拝者 イヴ&ローク41』 ヴィレッジブックス 堀川アサコ 『幻想探偵社』 講談社文庫 堀川アサコ 『幻想温泉郷』 講談社文庫

 富士山・梅・桜・工場夜景 

既に何のカテゴリに入れればいいのか良くわからない雑多な感じになっています。 ちょいちょい出掛けてはいたので、そのまとめ。 逗子からちょっと行ったところの森戸神社。 この日(1月28日)は夕焼けが綺麗でした。 富士山目当てで行ったのですが、そろそろ…

 久住四季 『星読島に星は流れた』

数年おきに隕石が落ちてくるという、天文学者の所有の孤島で開かれる天体観測の集い。マサチューセッツ州の田舎町に住む医師である加藤盤をはじめ、物凄い倍率を潜り抜けて今年のメンバーに選ばれた7人は島へと向かいます。毎回この天体観測の集いに参加した…

2017年読了冊数:1 積読:1冊

現在の積読:久住四季 『星読島に星は流れた』 創元推理文庫

 江ノ島ウィンターチューリップ

前回12月に行った時はまだ蕾だったチューリップが満開とのことで、急遽サムエルコッキング苑に行って来ました。 12月の時よりも日が長くなっているので、日没時間は遅くなりました。 シーキャンドル点灯後も、富士山の姿を見ることが出来ます。 富士山もだい…

 吉永南央 『糸切り 紅雲町珈琲屋こよみ』

コーヒー豆と和食器を扱う店、小蔵屋。この小さな店の店主である未亡人の老女、お草さんは、町のはずれにある商店ヤナギで買い物をしようと出掛けますが、そこで車にひかれそうになった挙句、プラスチック製のアンティークの企業のマスコット人形を破損させ…

2017年読了冊数:1 積読:1冊

現在の積読:久住四季 『星読島に星は流れた』 創元推理文庫

 日帰り・足利フラワーパーク

足利フラワーパークでのイルミネーション行って来ました。 行きは佐野に出て初詣がてら(遅)佐野厄除け大師に行って、JRで一駅の富田から歩いて、帰りはシャトルバスで東武の足利市駅から帰ってきて・・・・・と、これだけ書くと楽に行って帰って来たようで…

 年明け

いまさらですがあけましておめでとうございます。 元旦に東扇島東公園まで、割と張り切って初日の出を見に出掛けたまでは良かったのですが、そこで一年分のやる気を使い果たして燃え尽きたように生きてました。古い機械並みにバッテリーの持ちが悪い2017年。…

 岡崎琢磨 『珈琲店タレーランの事件簿 5 この鴛鴦茶がおいしくなりますように』

理想のコーヒーを求め、聡明な女性バリスタ美星のいる珈琲店タレーランに通うようになったアオヤマ。彼が珈琲に傾倒するようになった裏には、孤独だった学生時代に出会ったある年上の女性の存在がありました。 これまでは語り手であり、事件からは一歩引いて…