Reading Baton

…なるものが回ってまいりました。

・お気に入りのテキストサイト(ブログ)
・今読んでいる本
・好きな作家
・よく読むまたは、思い入れのある本
・この本は手放せません!
・次にバトンを渡すヒト3名

id:Wandererさんからバトンを頂きました。
以前からアンテナなどではコッソリ繋げさせて頂いて、センスのある読み手さんだなと思っていた方ですので、恐縮しつつも喜んで回答させて頂きたいと思います。

お気に入りのテキストサイト(ブログ)

特定のサイトだけをあげるのは避けますが、他の回答者の方々と同じように、アンテナに登録しているサイト(Blog)は当然お気に入りです。
書評系で言うなら、やはり読書傾向の似ている方の書かれるテキストは気になります。
同じ本を読んで自分には無い視点で書かれているテキストを見ると、次はその方がどんな本を読まれるのかも当然気になります。そうしたところを定期的に拝見させて頂くことで、これまで自分がチェックしていなかった本に新たに興味を持つことは多いです。

今読んでいる本

柄刀一 『銀河系アリア鉄道』(光文社文庫
短編集の場合、一気には読まずに他の本の合間に読んだりする事も多いので、中々進みません。

好きな作家

あげればキリが無いですが
日本人作家:
有川浩 伊坂幸太郎 恩田陸 北森鴻
作家買いする作家で咄嗟に思いつくのはこの辺り。あとはむしろ作品によりけりですね。
海外作家:
アガサ・クリスティ エリザベス・フェラーズ エリス・ピーターズ
クイーンやカーの古典は作品によりますが、やはり読みごたえのある作家だなと思います。

よく読み返す本、または自分にとって特に思い入れのある5冊

いわゆる「大人の童話」的なものというのは、何度も読み返したくなる本なのかもしれません。とにかく読後感が物凄く好きです。

テンポの良さ、そして終盤での怒涛の伏線回収がなんとも鮮やかな1冊。「そんなご都合主義な」と言いたくなるような展開すら欠点にならない作品だと思います。

ラストのあまりの展開には読者が置いてけぼりにされるような不思議な感覚があって、その辺りが実は物凄く恩田陸らしい作品だと思います。好き嫌いはあるかもしれませんけれど、私はとても好きです。

多分私が一番最初に読んだミステリ。子供向けの雑誌に前後編で連載されていた記憶があるのですが、前編だけしか読んでいないまま何年も経ってしまったといういわくつき。
お陰で冒頭の首なし死体のことは覚えていても、解決編のことは中々思い出せないことも。

ミス・マープルの「ほんとに、人生って一方通行なんですね」という台詞が個人的に物凄く響いた作品。事件そのものの面白さでは多分他の作品の方が面白いのですが、この台詞にやられたなという、ちょっとした思い入れのある1冊です。

この本は手放せません!

基本的に買った本は殆ど全て手放せない性質なのですが、強いてこれというなら島田荘司のサイン本(21世紀本格―書下ろしアンソロジー)。
それから一般書籍のカテゴリーからは外れますが、ジェラール・ディマシオの展覧会カタログ2冊、トレンツ・リャドの画集(非売品)。
変な話、売ってるものならもう一度買い直せますが、それが叶わない絶版本やサイン本の類は本当に手放したら二度と手に入りませんから。

次にバトンを渡すヒト3名

ごめんなさい。
あまり付き合いも広く無いですし、この質問の答えを読んでみたいなと思われる方は、既にかなり回答済みのようなので、とりあえずパスさせて下さい。