NICKELBACK "DARK HOUSE" (2008)

ダーク・ホース
プロデューサーにマット・ラングを迎えたハードロックバンド、ニッケルバックの5thアルバム。
初期の頃の圧倒的な骨太な音を期待すれば、少々物足りなく思う部分もありますが、ニッケルバックの格好良さは十二分に出ている良盤。ただし、これの前の前くらいのアルバムの方が個人的には好み。
チャドのラブコールで迎えたプロデューサーとともに作ったということで、勿論一定以上のクオリティは満たしているものの、やはりモンスターバンドとして「期待されている音」を作ったがゆえの面白くなさが若干あるような。
それでもニッケルバックらしい骨太な、それでいてメロディラインの美しい楽曲が、チャドの声で歌い上げられている、正統派のハードロックでありつつ、バランスも良くて聴きやすい1枚。
プロデューサーのカラーなんでしょうが、ちょっとデフ・レパードっぽい感じです。
運転時にかけると気持ちの良いアルバム。