新型コロナウィルスの猛威で人出が少なくなっていますが、着々と春になっています。
何年か前から気になっていた南足柄市の春めき桜、行ってきました。
目の悪い方でも香りで桜を楽しめる…という桜だという話は聞いていたので、そこら辺も楽しみにしていました。
薔薇や藤などのように近くに行くだけで香るということはないですし、本当に仄かな香りですが、いわゆる桜餅系の香りではなくて花の香り、バラを薄ーくしたような香りが微かにします。
川の両岸に植えられた並木。
花は咲きはじめはフチから濃いピンクのぼかしが入ったような可憐な咲き方をして、日にちが経つと少し色が抜けるような感じになるようです。
本当は3月14日・15日で桜まつりがおこなわれるはずだったそうですが、ご多分に漏れず新型コロナの影響で今年は中止。
観光客自体も減っているので、こんな満開で晴れた日でも、地元や近場からいらした方々がのんびりと散歩しているような感じでした。
富士山はここからだと、金時山の存在感の方が大きいですね。
桜まつりのメイン会場の近くにも、もっと良く富士山が見える場所もあるらしいです。
実は晴れの日と雨の日と2度行っていまして、雨の日は↓のような感じ。
この日は午後から雪になる冷たい雨でひたすら寒かったとはいえ、贅沢にもこの風景、ほぼ貸し切り状態。
ヒヨドリ、シラサギ、アオサギ、鵜、鴨、セキレイ、ヤマガラと、色々な鳥にも会えました。
落ちていた花も、鳥ですかね?
上を見上げたらヤマガラに見下ろされてました。