2004-01-01から1年間の記事一覧

□購入□

伊坂幸太郎 『グラスホッパー』 角川書店 乙一 『小生物語』 幻冬舎 恩田陸 『夜のピクニック』 新潮社 久しぶりに買いました。 しかもハードカバーばっかり。乙一のは以前WEB上で読んではいたのですが、何となく綺麗な本でしたし。

2004年読了冊数:61冊

西尾維新 『新本格魔法少女りすか』 講談社ノベルズ

「魔法少女」というタイトルからしてまぁ、お遊び的なものなのかなと、実のところ大して期待もせずに軽い気持ちで読んだのですが、それなりに面白かったです。 何気にミステリ要素も少しだけありますしね。 ただし、展開はやっぱりベタだなぁという気はしま…

2004年読了冊数:60冊

エリス・ピーターズ 『修道士カドフェルシリーズ10 憎しみの巡礼』

このタイトルはそこにかかるのか、というのが出てくるのが本当に最後の方です。事件そのものや謎といったものはあまり物語の中心には無いので少々盛り上がりに欠ける一話だったかなという印象です。 ただ、シリーズ中ずっと続いているイングランドの王位継承…

近況

何となく、本が読めない日が続いてます。 本が読めないと更新も出来ないんですよね。 そんなわけで、前回から一週間経つのに更新していません。 まぁ、義務感だけでサイトを続けるようになったら本末転倒。 マイペースでやります。 あくまで週1というのは目…

エリス・ピーターズ 『修道士カドフェルシリーズ10 憎しみの巡礼』

1巻で出てきた聖女のエピソードとかも出てくるんですね。 でも訳者は大出健が一番好きなんですけどね、このシリーズ。

2004年読了冊数:59冊

何だか最近中々読書モードにスイッチが入らなかったり。 少し何とかしないとなりませんねぇ。

浅暮三文 『ラストホープ』 創元推理文庫

クライム・コメディというには途中までの展開で少々物足りないものも感じてしまうのですが、終わり方は非常に小気味良く、好きですね。 主人公は元宝石泥棒の二人組みなのですが、むしろ主役を食ってしまった老婆が美味しいです。こういうキャラクター、好き…

2004年読了冊数:58冊

アガサ・クリスティ 『ゼロ時間へ』 ハヤカワ文庫

いかんせん中盤を過ぎても単調な人間ドラマに終始していたため、なかなか一気には読めませんでした。 ただ、事件が起こってからの展開は非常に目まぐるしく、それまでの一見単調とも思えるドラマがまさに犯行が行われる「ゼロ時間」へ向けて流れるのが分かる…

2004年読了冊数:57冊

『E.Q.M.M』

何気に親戚の引越しの時に本棚から出てきて、「いらない」というから貰ってきてしまった雑誌、『エラリイクイーンズミステリマガジン』。1962年1月号、40年以上前ですか。その割には許せる保存状態なので、記念に取っておこうと思ったり。 この当時はEQMMの…

小路幸也 『高く遠く空へ歌うた』

前作『空を見上げる古い歌を口ずさむ』と同じシリーズなのですが、いかんせん前作の記憶が薄れていて、どこでどうつながるのかが最後まで分かっていませんでした。もう一度読み返した方が良さそうですね。主人公の少年ギーガンや「鎌倉のばあちゃん」など、…

□購入□

浅暮三文 『ラストホープ』 創元推理文庫 新庄節美 『スカーレット・パラソル① はじまりは青い月』 創元推理文庫浅暮三文が目的だったのですが、もう1冊衝動買い。 ところで半月ぶりです。 親戚の引越しの手伝いやらプチ夏バテやらで少々お休みしておりまし…

2004年読了冊数:56冊

貫井徳朗 『神のふたつの貌』

帯の文章を読んで、途中まで読んだところで「もしや…」と展開そのものは読めたのですが、面白かったです。 構成の上手さですね。 キリスト教における神の沈黙と、沈黙を続ける神との対話というテーマの解釈もとても面白かったです。 ただ、解説の「神のロジ…

更新状況

ちなみに昨日の更新はすっかりギリギリまで忘れていて駆け込み更新でギリギリ1週間1更新を維持。 夜帰ってきたのが11時近かった時点で「もう駄目だ」と一瞬諦めましたが、慌てて途中まで書いてあった『虚無への供物』をUP。 文章とかそのうち見直さないと…

購入

小路幸也 『高く遠く空へ歌ううた』 講談社 辻村深月 『冷たい校舎の時は止まる (上)』 講談社ノベルズ 麻耶雄嵩 『名探偵木更津悠也』 光文社カッパノベルズ読書も進んでいないのにまた買っています。 『冷たい校舎の時は止まる (上)』は第31回メフィ…

2004年読了冊数:55冊

中井英夫 『虚無への供物 上/下』

エライ時間をかけてしまいましたがようやく読了。 なるほど、これがアンチミステリと言われる所以ですかと納得ですね。 以前別の小説で、「犯罪が起こるから探偵がいるのか、探偵がいるから犯罪が起こるのか」といったような台詞を読んだ記憶がありますが、…

2004年読了冊数:53冊

三津田信三 『シェルター 週末の殺人』

やっぱり作家・三津田信三モノですね。 ただ今回はホラー色が他作品に比べて薄いですね。個人的にはあの濃密な空気と言うのが好きなので、少々物足りなかったですけれども。内容は核シェルターモノだけあって、これでもかと密室なんかが使われていますけれど…

2004年読了冊数:52冊

伊坂幸太郎 『チルドレン』

これまでに読んだ伊坂作品のような強烈なアクの強さは無いのですが、面白いなぁ、好きだなぁとやはり思わされます。 中身は5編の短編集のようでもあり連作短編集のようでもあり、それでいて読み終わると一偏の長編小説というもの。 登場する人物達は「陣内…

購入

伊坂幸太郎 『チルドレン』 講談社 三津田信三 『シェルター 週末の殺人』 東京創元社 伊坂幸太郎はどうも連作短編集みたいですね。 それから三津田信三はミステリフロンティアの第6回配本。 どちらも作家買いです。 それにしても最近読書進んでないです。 …

2004年読了冊数:51冊

エリス・ピーターズ 『修道士カドフェルシリーズ9 死者の身代金』

何というか、誰が殺されるかを読む前から知っていた作品。 カバー裏のあらすじにもしっかり書いてあるのが微妙な感じもしますね。ミステリとしてのネタバレは問題ないですけど、ストーリー的にあらかじめ知っているのとそうでないのとではサプライズの度合い…

アガサ・クリスティ 『杉の棺』 ハヤカワ文庫 〃 『ゼロ時間へ』 〃 エリス・ピーターズ 『修道士カドフェルシリーズ9 死者の身代金』 光文社文庫 貫井徳朗 『神のふたつの貌』 文春文庫 まだ先月のクリスティ文庫も読み終わっていないのに、もう出ていまし…

2004年読了冊数:50冊