2013-05-01から1ヶ月間の記事一覧
鈴木麻純 『ラスト・メメント 兵士と死』 角川ホラー文庫 堀川アサコ 『幻想映画館』 講談社文庫
遺品整理を促す葬儀社の藤波透吾によって与えられたダメージから連絡を絶っていた和泉ですが、父親の五樹の代理で五樹の旧友が開催する亡くなった彫刻家の展覧会へと赴きます。そこで彫刻家が遺した箱の鍵を探すことを依頼され、成功すれば和泉が収集してい…
絵画や音楽、映画など、自身で創り上げた呪いによって世界を支配しようとした異端の芸術家の黒形上赤四朗。その唯一の息子である影は、次々に世界に災いを運んでくる父親との戦いために、形上家の血脈に秘められたものを仲間たちとともに探り、そこから対決…
姫睡蓮だとばっかり思っていたら普通の温帯睡蓮だったチュビーのために、かなり大きい鉢を購入。 昨年は野菜プランターで狭そうにしていたにも関わらず、ちゃんと花を咲かせてくれたので今年は期待したいところ。 何故か赤系姫睡蓮のリトル・スーの調子は今…
天才建築家の驫木が建てた「眼球堂」に招待された放浪の数学者の十和田と、彼に密着取材を試みるルポライターの陸奥藍子。二人を迎えた眼球堂には、日本を代表する各分野の学者たちが集められていて、全員を集めた席で驫木は建築学こそが全ての学問の頂点で…
鈴木麻純 『ラスト・メメント 商人と死』 角川ホラー文庫 福田和代 『怪物』 集英社文庫
火星に降り立ち、伝説の海賊・匋冥の前に現れた青年ポワナ。そして海賊課にはポワナの姉で、フィラールの聖剣を振るうことが出来る唯一の存在であるサフラン・メートフが弟を探して欲しいという依頼を持ちかけてきます。ポワナが入信していた、フィラールの…
鎌倉文学館のバラを見てきました。 実はバラ祭りの期間中に開催されるバラ講座に申し込んでいたのですが、残念ながら抽選に外れたので、見ごろを逃さないように平日の朝イチで行ってバラだけ見て帰ってきたという。 本来ならば5月の23日頃が見ごろですが、…
キーボードのツォーマス・ホロパイネンを中心とし、シベリウス音楽院出身の女性Vo.ターヤ・トゥルネン、ゴシックメタル・バンドのDelainなどにも参加しているベースとヴォーカルをつとめるマルコ・ヒタエラ、ギターのエンプ・ヴオリネン、ドラムのユッカ・ネ…
清掃作業員のキリコは、夫の大介の勤める会社が入っている同じビルで働くことになります。そんな中、同じビルに入っている別の会社で働く「王子」と称されるイケメン男性の妻だという女性が、キリコに夫が浮気をしていないかどうかを探って欲しいと頼んでき…
近藤史恵 『モップの精と二匹のアルマジロ』 実業日本社文庫
京都の街なかにひっそりと佇む「珈琲店タレーラン」のバリスタの美星の妹の美空が、休みを利用して京都へとやってきます。行動的で活発な美空に振り回されることになる美星と青山ですが、美空が京都へやってきた事情の裏側には、彼女たちと幼いころに別れた…
睡蓮やメダカを入れる鉢は水が入るのでどうしても重くなりますし、植え替えの時やメダカを掬う作業の時の姿勢なども、どうしても腰には負担がかかっていたので何だかボロボロになっています。 揚句に去年植え替えをサボったガジュマルが、鉢を突き破った根が…
ようやく気候も安定してきたので、慌てて睡蓮の植え替えと、その後にメダカの引越しシーズンとなっています。 メダカはともかく、ミナミヌマエビまで屋外で飼い始めたのは失敗だったと思うのは、完全に砂利と同化して捕獲が大変だということと、冬越し用発泡…
岡崎琢磨 『珈琲店タレーランの事件簿 2 彼女はカフェオレの夢を見る』 宝島社文庫
遠野出身の佐々木鏡石が遠野で伝え聞いた物語を、柳田國男が編纂した『遠野物語』。それを京極夏彦が現代の読者に向けて自身の文章で書き下ろした一冊。 本書は、おおもとの『遠野物語』から、テーマごと・キーワードごとのつながりで配置し直すなどの試みが…