2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧
購入分カウントしてないので、積読冊数は正確かどうか今ひとつ自信がありませんが。 メダカは爆発的に繁殖していまして、姫スイレンも次々に開花、さらに青メダカまでお迎えして、大変なことになっています。
こちらは借りたラノベ。
久々に読後感爽やかな伊坂作品。 交際している複数の女性たちに対して、その一人一人に心底情を持って、彼女たちのために何かしたいと思う星野が、「だからあのバスに乗る羽目になる」と繭美に言われる「駄目さ」が、何とも愛しくすら感じさせられます。 さ…
シリーズ2作目。 それまで生まれ育った閉鎖的な世界から外の世界へと出た主人公の泉水子が、自らを取り巻く世界や友達に本当の意味で初めて向き合います。 少年少女の瑞々しい心情が伝わる著者の作風は、広くオススメ。
古典部シリーズ。 マラソン大会の行程の間というリミットを設け、突然入部を取り消した新入生の謎を解く構成が秀逸。 主人公の回想と、他3人の部員の証言を得ることで、ある名前までもを浮かび上がらせる謎解きの切れ味の良さが感じられます。ほろ苦い読後感…
登場人物のことごとくに対し、容赦ないまでにえげつなさや人間としての卑小さを描き出した上手さはあるものの、終盤での救いが些か安易であったのは否定できないところ。 本作もリーダビリティは相変わらず高い反面、ある程度読者を選ぶ作風かもしれません。
ある意味水戸黄門的な「毎回のお約束の展開」に加え、著者らしい本格ミステリの端正な謎解きと、時に大胆なネタが盛り込まれた良質なシリーズ短編集。 読みやすいけれどもマニアックだったりと、「らしさ」に溢れています。
『ジーン・ワルツ』の姉妹作品であり、そちらが産婦人科医療の危機という問題提起を中心に据えているのに対し、こちらはあくまでも「母親」の視点ならではの物語。 脇役までの人物配置の巧みさで引き立つ物語です。
普通のリーガルものではなく、やはりミステリ作家芦部拓らしい、巧みに謎の織り込まれた作品。
暫く潜っておりました。 その間、W杯に釘付けで生活時間がアレだったり、W杯決勝終了したその日に母が入院したり、メダカが増えたりと色々ありまして。 とりあえず、感想を書けるほど既に記憶が鮮明ではなくなっているので、その間読んだものを羅列してお…