2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧
ちょっと病院に行ったので、結構本を読む時間がありました。 何だか今月はヘルニアのお陰で良く本を読んだなぁという感じですが、実は自分で買った本はあまり無いですし、ラノベの類が多いです。
前田栄 『その気もないのにお宝探し』『その気もないのに海賊稼業』『その気もないのに皇帝陛下』「海神の冠」という秘宝が神殿から持ち出されたことで、珠樹は巫女だと名乗る少女にのろいをかけられますが、彼は全くの無関係。ですが、年若い叔父の駿ととも…
死にとりつかれ、少年時代にも自分のふとした欲望で友達を階段から突き落としたこともある男は、普通と「違う」自分を恐れながらも公園で出会った少女を相手に、一線を越すか越さないかの瀬戸際を行き来し続けます。そして同年齢の子供たちとあきらかに「違…
もう何日かで単行本で出るものもありますが、あまりに読む物が無くなってきたので。
とみなが貴和 『EDGE2 三月の誘拐者』 講談社文庫 ジル・チャーチル 『毛糸よさらば』 創元推理文庫 J・D・ロブ 『バラの花びらの中で イブ&ローク13』 ヴィレッジブックス マーゴット・ダルトン 『惑わされた女 ジャッキー・カミンスキー1』MIRA文庫
喬林知 『今日からマ王!?』 瑞山いつき 『スカーレット・クロス―月蝕の復活譚』 前田珠子 『天を支える者3』 続き物の短編集と、最終話とか。マの方は、相変わらず妙なテンションですが、そういえば本編で埋まったまま生死不明の人はどうしたんだろうと、改…
読むのに非常な忍耐を要しました。 ひと言で言えば、文章が難解であることと日本語が崩壊していることは違うという感想。 それ以上はパス。
相変わらず歩くのにも不自由しているので、中々本屋でうろつくことも出来ていません。 代わりといっては何ですが、DVDを1本購入。 "レント"は映画を劇場に観に行きましたが、また観たいと思わされる1本。 "Seasons of love"の楽曲の素晴らしさやメッセージ…
18世紀のスコットランドに残して来た夫、ジェイミーはカローデンの戦いを生き延びていた――その事実を突き止めたクレアと娘のブリアナ、そして若き歴史学者のロジャーはジェイミーの足取りを辿ります。カローデンの戦いで離れ離れになってからの20年の足跡を…
弟の立太子式を離宮で待ち望んでいた「光の王女」緋奈ですが、突然国を制圧した隣国の王子によって許婚とされ宮殿に連れ去られてしまいます。 良くある和製の漢字ファンタジー作品ですが、国と国との間で起こる係争や、政治的駆け引きを出てくる筋であるにも…
"黄昏の爆弾魔"によって、東京タワー、レインボーブリッジなどの、東京を象徴するような高層建造物が次々と爆破される事件が起こります。捜査に行き詰まった警察が切り札として引きずり出したのは、三年前の事件以来田舎に引き篭もっていたプロファイラー、…
気付けばまた読む物がアレしか残っていない状況。
同設定世界で時代や舞台を変えて書き続けられているシリーズの『銀朱の花―夢の誓い』の番外編。前作の主人公の周辺の人物の話であるのに、スピンオフではなくてあくまで番外編としか言いようの無い弱さはありますが、シリーズ通して読んでいるのであればこれ…
この種のファンタジーとしては世界観も一応構築されているものの、残念なことに序盤での説明がやや不足気味な印象も。もっとも続きがあるようなので、シリーズ幕開けの1冊としてはバッチリ導入部の役割は果たしているのでしょう。 1冊単独でもそれなりに読…
夫を亡くした傷からはまだ完全に立ち直っていないものの、ジェーンは三人の難しい年頃の子供を抱える主婦として、子供の世話や地域の人たちとの付き合いをこなすまったく普通の主婦。ですが彼女の隣人シェリイの家で集まりが開かれる日に、そこに派遣されて…
双子の兄の文彦を殺すために、弟の武彦は自分の顔を手術した整形外科医を殺害します。そして東京で探偵をしている川宮圭介・奈緒子の兄妹は、文彦からの手紙で自分を守って欲しいという依頼を受け、琵琶湖近くで製糸会社を営む占部家へと招かれます。ですが…
歩け無くなったので病院に行ったら、ヘルニアの病名を貰いました。 待っている間に読むのに丁度良い軽いものを少し買っておこうと思います。
大山誠一郎 『仮面幻双曲』 小学館 ジル・チャーチル 『ゴミと罰』 創元推理文庫
三人の人気ロマンス作家の海辺を舞台にしたロマンチック・サスペンスのオムニバス。 シャロン・サラ 『溺れた人魚』 犯罪組織に潜入していた麻薬捜査官のケリーは、以前彼女が刑務所送りにした男によって正体をばらされ、危うく組織のボスのドミニク・オルテ…
無名の画家だった祖父から残された絵を、レイシーは有名な女流画家であるスーザの鑑定に出すことに決めます。世に埋もれた祖父の才能を再評価する機会を得たいと願っていたレイシーですが、スーザが絶賛した祖父の絵には秘密があることに気付き始めてしまい…
気付けばまた1冊しか残っていませんが、どうも読むのが大変そうな…。
若手の脚本家として目覚しい活躍をしている赤羽環の持っている昔旅館だったという建物は、気心の知れたクリエイター仲間たちが住む現代の「トキワ荘」となっています。家主で脚本家の環、優しすぎる漫画家志望の狩野、自分の感情を作品に出せずにいる映画監…
インターネット上のチャットを通じて、<頭狂人><044APD><サンギャ君><AXe><伴東全教授>のハンドルの5人は究極の推理ゲームを楽しみます。ですがこの推理ゲームはただの犯人当てやトリックの解明ではなく、彼らの間で出題される殺人事件とは出題者…
『天帝のはしたなき果実』はメフィスト賞受賞作ということで、普段だったら未読の作家でまだネットでの評判すら分からないのに、この厚さだとまず買うのを躊躇うところです。 読む物が丁度無かったのが果たして良かったのか悪かったのか。
歌野晶午 『密室殺人ゲーム王手飛車取り』 講談社ノベルズ 辻村深月 『スロウハイツの神様 上/下』 〃 古野まほろ 『天帝のはしたなき果実』 〃 下二つは分量たっぷり。
月も半ばだというのに、今年に入ってまだ1冊も買っていなかったりします。 こんな年は初めてじゃないでしょうか。多分人から借りている物があるので、それを読める時に読まなければということがあるから、あまりあちこちに自分で手を出すことがないのでしょ…
1968年、夫フランクの死後、クレアは19歳になった娘のブリアナを連れて再びスコットランドのハイランド地方を訪れます。そして歴史学者の卵のロジャーに、かつて時間を越えて出会った男達がジャコバイトの乱でどうなったのかを調べて欲しいと頼みます。そし…