2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

2008年読了冊数:118 積読:3

ぼちぼち本も買って読んでましたが、色々とばたばたしていて記事に書き起こす気力がゼロでした。

 2冊

桜庭一樹 『ファミリーポートレイト』 講談社 恒川光太郎 『草祭』 新潮社

 J・D・ロブ 『報いのときは、はかなく イヴ&ローク19』

ローク・インダストリーズで働く、かつてはシークレットサービスで大統領を警護したこともある女性が、夫と彼女の親友だった女性の浮気を知り、二人に鉄槌を下す為にその現場に武器を持って乗り込みます。ですが彼女が発見したのは、ベッドの中で血塗れにな…

 米澤穂信 『儚い羊たちの祝宴』

上流家庭の子女たちと、その家に雇われる少女たちの暗く歪んだ関係性を軸にして描かれる連作短編集。 丹山家のお嬢様の世話係として引き取られた少女夕日の、聡明な吹子お嬢様に心酔する暗い想いを綴った手記からはじまる、『身内に不幸がありまして』。六綱…

2008年読了冊数:116 積読:1

本屋は通ったものの、今ひとつ購買意欲に駆られなかったのが困ったもの。気が付けば読む物がなかったり。 CD2枚とDVD1枚は注文済み。どうやらまた、そのうちの1枚が取り寄せが大変なようで。

 海堂尊 『イノセント・ゲリラの祝祭』

厚生労働省の白鳥から医療事故調査委員会に招かれた医師の田口は、その委員会の場で厚生労働省の政策と医療の現場のあまりにもかけ離れた姿を目にします。法医学と病理学の対立、司法と医療の対立など、さまざまなものが厚生労働省の歪んだ医療政策に端を発…

2008年読了冊数:115 積読:2

 アーロン・エルキンズ 『古い骨』

大切な話があるからと、何十年も会っていないような親族までをも館に呼び集めた老富豪が、モン・サン・ミッシェルで満潮に飲み込まれて命を落とします。その数日後、館の地下から古い白骨が発見され、ちょうど学会に出席するためにフランスを訪れていた、骨…

2008年読了冊数:114 積読:3

 1冊

海堂尊 『イノセント・ゲリラの祝祭』 宝島社

 東野圭吾 『聖女の救済』

1年以内に子供が出来なければ別れるという"ルール"によって離婚目前の妻が実家に帰省中、愛人と家で過ごした夫が死体で発見されます。夫を死に至らしめられた毒は、彼が飲んだコーヒーに入っていたことが分かりますが、その日の朝には同じコーヒーを愛人の…

2008年読了冊数:113 積読:3

今月中に見つからなければ、行方不明の積読本はいったん無かったことにしてリセットしてしまおうかと思い始めています。 今まさに着たい革のジャケットも行方不明だし、何かと探し物が多い今日この頃。

 道尾秀介 『骸の爪』

親戚の結婚式のついでの取材で仏像の工房を訪れた作家の道尾は、二十年前に失踪したという若い仏師の造った千手観音の迫力の中に「鬼」を見ます。そしてその晩、工房に忘れ物をしたことに気付いた道尾が見たのは、懐中電灯に照らされて闇の中でその千手観音…

2008年読了冊数:112 積読:4

東野圭吾のガリレオシリーズ2冊同時刊行は、どちらを買うか迷った末とりあえず長編を。

 2冊

アーロン・エルキンズ 『古い骨』 ハヤカワ文庫 東野圭吾 『聖女の救済』 文芸春秋

 桜庭一樹 『推定少女』

止むを得ない状況から義理の父親を傷付けて逃亡することになってしまったカナは、逃げる途中のごみ溜めで記憶喪失の少女を見つけます。何故か拳銃を持っていたその少女は記憶喪失らしいのですが、自分が宇宙人だと主張します。「白雪」と名付けた彼女とカナ…

2008年読了冊数:111 積読:3

 神永学 『心霊探偵八雲1 赤い瞳は知っている』『心霊探偵八雲2 魂をつなぐもの』

怪奇スポットに行って以来目覚めない友人のことを相談する為に、晴香は同じ大学に通う霊能力があるという噂の斉藤八雲のもとを訪れます。しょっぱなからイカサマを見せ付けられた彼女は八雲に対して反発を覚えますが、子供の頃に死んだ姉のことを言い当てら…

2008年読了冊数:109 積読:5

10月の読了は12冊。 読書メーターを使うとこのカウントが一発で出てくるんですね。

 4冊

神永学 『心霊探偵八雲1 赤い瞳は知っている』 角川文庫 〃 『 〃 2 魂をつなぐもの』 〃 桜庭一樹 『推定少女』 角川文庫 道尾秀介 『骸の爪』 幻冬舎ノベルズ

 小島正樹 『十三回忌』

県内有数の素封家である宇津城家では、七月十七日に死ぬ人間が相次いでいます。現当主の恒蔵の父親がその日に病死したのをはじめ、二番目の妻のあかねと、最初の妻であかね亡き後に再婚した律子がこの日に不審な自殺を遂げていました。そして律子の一周忌に…