2009-12-01から1ヶ月間の記事一覧
ここ何日か寒いので、2日前からメダカを家の中に入れてしまいました。 さすがに最低気温が5℃以下になると…ということでいったん家に入れたら、次は再び外に出すタイミングが難しいところです。
2009年5月に亡くなった作家、栗本薫が書いた中島梓名義の闘病記録。すい臓がんが肝臓に転移していることが判明し、そこから抗癌剤治療を続け、日々作家として、一人の人間として浮き沈みの激しい毎日を死の直前まで綴った生々しい記録です。 日記形式で綴ら…
赤字を抱える劇団「シアターフラッグ」に、世間で名の知れた声優の千歳が新人女優としてやって来たことで、劇団を主宰する巧は一念発起して、それまでの単なる仲良し劇団から、一歩先へと進む決意を固めます。ですがそれに不満を抱いて大勢の劇団員が辞めて…
今年もあと二週間ちょっとというところに来て、本格的に風邪引きました。今年はここまで酷いのは初めて。 どうもまた、咳だけ長々と残る悪寒。
有川浩 『シアター!』 メディアワークス文庫 石崎幸二 『≠の殺人』 講談社ノベルズ
田舎町デントンに赴任したクライブは、運悪く彼と組むはずだったアレン警部が入院したことで、マレット署長の頭痛の種である警部のジャック・フロストと組まされることになります。妻を亡くしてから人が変わったというフロストは、見るからに不潔でだらしの…
実家の近所に住んでいた昔憧れた辺見のお姉さんから頼まれ、彼女の引き篭もりの息子についての相談を受けてしまった二郎。証券会社の株取引の際、とんでもないミスで莫大な損失が出た事故についての原因調査を依頼される五十嵐真。人々の声にならない"SOS…
ついにフロストに手を出してしまった…。
R・D・ウィングフィールド 『クリスマスのフロスト』 創元推理文庫 佐々木丸美 『罪灯』 創元推理文庫 三津田信三 『水魑の如き沈むもの』 原書房
最終章突入とのことで、これまで後付の設定を注ぎ足し注ぎ足しで広げるだけ広げてきた風呂敷を畳みにかかった感はある1冊。 登場人物の追い込まれる過酷な状況と、にも関わらずどこか脳天気な個性を見せる会話のギャップは、物語のシリアスな展開の中で勢い…
古今の殺人者の扮装をするという些か悪趣味な趣向のパーティに招待されたロジャー・シェリンガムは、このパーティの主催者である友人のロナルド・ストラットンの義妹の言動に興味を抱きます。自己顕示欲が強く、それゆえに周囲の人々を不快にさせる彼女が騒…
"Twisted"の原題を表すように、それぞれ小気味の良い捻りの効いた16篇が収録された短篇集。表題になっている1篇『クリスマス・プレゼント』は、リンカーン・ライムシリーズ初の短篇であり、クリスマスに「母が行方不明になった」とライムの元を訪れた少女の…