2004-03-01から1ヶ月間の記事一覧
sweetbox通算三枚目、Jadeが加入してからは2枚目のアルバムです。発売1ヶ月でゴールド・ディスク獲得というアルバムなのですが、何故か買っていませんでした。 完成度としては個人的にはこの前出た“Adagio”の方が高いような気がしますし、あちらの路線の方…
で、これで読了冊数が丁度40冊で年度を終えることが出来ました。このところ何かとイッパイイッパイで、なかなか更新準備とかも出来ていなかったり。
何とか今日中に読み終えたかった1冊。 相変わらずオーソドックスでいながら鮮やか。そしてこれで三番館のシリーズも全て読み終わってしまったことが惜しいと感じる1冊でした。 これまでとは違って、肥った弁護士が探偵の「私」に依頼し、事件に行き詰った主…
特殊な五感を扱ったシリーズの、「視覚」編ですね。 この物語は、主人公がいきなり植物状態でどこかに落とした左眼の伝える映像だけを頼りに、というものなので何と言うか、他者とのコミュニケーションによって展開する物語よりも地味になってしまう印象。 …
これは小説という形態を借りた妖怪の研究解説書と言ってもいいかもしれません。 京極夏彦の妖怪研究の成果の一部を、豆腐小僧というユーモラスなキャラクターを通して「妖怪とは何ぞや」ということを語った1冊ですね。 京極作品の中では群を抜いて読みやす…
例によって現代に起きた事件と歴史の中に潜む謎とのコラボレーションなのですが、その二つの関連というのはシリーズの他の作品と比べて割と深かったですね。 ただちょっと内容がてんこ盛り過ぎた印象はあるかなと。 東照宮にまつわる天皇家と徳川幕府、そし…
物事を見る角度を変えればその姿はまったく違ったものになる、というのは現実においてもその通りですし、ミステリの世界でもよく使われることなんですけどね。それを非常にシンプルかつストレートに描いた作品だなというのが印象です。 ポワロものにしてもそ…
随分前に買って積んだままだった1冊です。 中篇『大富豪殺人事件』と『ペントハウスの謎』の2編が収録されているんですが、この2編なんですよねぇ。ブロンドと茶色の髪の二人のニッキー・ポーターが登場するの。 個人的には3人目の赤毛のニッキー・ポーター…
書影、Amazonのを簡単に使える機能とかあったんですね。 前回の分で試してみたり。
アガサ・クリスティ 『魔術の殺人』 ハヤカワ文庫 高田祟史 『QED 東照宮の怨』 講談社文庫 クリスティ文庫、今月はとりあえず1冊だけ。マープルものです。1冊しか買わなかったというのは、これまでで初めてですね。…まだ今月半分あるので、ついつい買ってし…
サブタイトルから、物凄く邪悪な見習い修道士が出てくるのかと思いきや、“悪魔”はむしろ一見天真爛漫で賢いあの人物でしたね。確かに中世の修道院なんかだと、悪夢にうなされて唸り声でも上げようものなら「悪魔憑き」のレッテルを貼られかねないのかもしれ…
2ヶ月に1度の楽しみとなっているカドフェルのシリーズ第8作目です。 遅くとも週末中には読み終えると思います。 ところで最近更新ストックが無い状態が続いていたりします。 読書自体はしているんですけどねぇ。
『黄昏の百合の骨』を読んだ後だけに、「理瀬」という主人公のことが初読の時よりも良く見えていて、そのおかげでラストの急展開にも追いつけていたように思います。 …感想とか書き直したくなりました。(再読なので読了数にはカウントせず)
3月10日に5000Hitを超えました。有難うございます。 2年半で5000と言う数字は一般的に考えれば決して多くはないでしょうけれども、やっぱり「ここまで来た」というひとつの経過点として嬉しいですね。 日頃サイト訪問をして下さる皆様に感謝です。 更新が…
最初のうちは怪しいなと思っていたものの、その後の展開で割と無意識のうちに犯人の圏外に入れてしまっていた人物が犯人というあたり、やっぱりストーリーテリングの上手さなんでしょうねぇ。特に犯人を指摘するに至った記述のこと、成る程盲点でした。 ポワ…
とても恩田陸らしい、期待通りの1冊でした。 『麦の海に沈む果実』のその後の理瀬の物語で、理瀬の父親のあの人なんかもちょっと出ていたり。また『麦の〜』を読み返したくなりますね。 前作のあの湿原のイメージとか、現実感の無さも凄く好きだったのです…
遅れていた3月シリーズの新刊、ようやく買ってきました。 渋めの表紙で、結構好きです。 恩田作品の中でも『麦の海に沈む果実』はかなり好きだったりするので、その続編に当たるというこの本、連載中からとても楽しみにしていました。 小説の連載というのは…
別段殺人事件が起こるわけではないし、いわゆる「日常の謎系」とも少し違いますね。 ミステリの部分というのは、主人公達が出会ったマーヤというユーゴスラビアから来たという少女についての最終的な謎と、マーヤが彼らと過ごしていた日々の中で見かけたちょ…
ところでサイトのカウンタ、5000が見えてきました。 決して早いペースではないですけれども。
沖方丁 『マルドゥック・スクランブル The First Compression-圧縮』 ハヤカワ文庫 沖方丁 『マルドゥック・スクランブル The Second Combustion-燃焼』 ハヤカワ文庫 沖方丁 『マルドゥック・スクランブル The Third Exhaust-排気』 ハヤカワ文庫 最初から…
沖方丁 『マルドゥック・スクランブル The First Compression-圧縮』 ハヤカワ文庫 沖方丁 『マルドゥック・スクランブル The Second Combustion-燃焼』 ハヤカワ文庫 米澤穂信 『さよなら妖精』 東京創元社 『マルドゥック・スクランブル』、やっと最初から…