2005-01-01から1年間の記事一覧

2005年読了冊数:92冊 積:10冊

何だか借りている物の消化ばかりしてて、積んでいる物が全く消化出来ません。

[購入]3冊

恩田陸 『エンド・ゲーム』 集英社 北森鴻 『暁の密使』小学館 山田正紀 『マヂック・オペラ』 早川書房 大作『ミステリ・オペラ』のシリーズ第2作。これが三部作であったことは初めて知りました。

[購入]CD:enya "Amarantine"

アルバムでは久し振りのエンヤです。

[読了]4冊

進むに従って、どうにも主人公があまりにも運が良すぎたり、周りに無条件に恵まれていたりというご都合主義的な部分が目に付かないでもないですが、最初に比べれば「以降への伏線」はそれなりに張られるようになってきたのかなという印象も。

2005年読了冊数:88冊 積:7冊

何だか自分で買った本は積んだまま年越ししそうな勢いです。

4冊

マのシリーズ(?)3冊、彩雲国物語1冊。 これで今借りている分はクリアしました。深く考えるところではないのかもしれませんが、マの方は最終的な落とし所というのはどこにあるのか、この時点ではまだ見えていません。先を読めばもう少し見えているのでしょ…

2005年読了冊数:84冊 積:7冊

借りたものなので積読は減らず。 年内にどこまで消化出来るでしょうか。

[読了]3冊

友人に、「風呂に入る30分で読める」「たまにはキャラクターで読む軽いものも読め」と貸してもらったものにようやく手を付けました。(さすがに人から借りたものを風呂に持っては行けませんが) 日頃読むテンションと若干違っているので、読み始めは少々戸惑…

2005年読了冊数:81冊 積:7冊

伊坂幸太郎 『砂漠』

伊坂幸太郎お得意のタイプの青春小説ですが、これまでの作品ほどには剥き出しのメッセージ性のようなものはダイレクトには伝わってきません。ですが、ワンクッション置いている分じわじわと効いてくるようなところがあって、この加減は絶妙です。 恋愛と麻雀…

2005年読了冊数:80冊 積:8冊

伊坂幸太郎 『砂漠』 実業之日本社

伊坂幸太郎は今まで割と表紙も良かったのですが、これはちょっと。 久々に書店でカバーをかけてもらいました。

2005年読了冊数:80冊 積:7冊

辻村深月 『凍りのくじら』

SFという言葉を「すこし不思議」と言い表した藤子・F・不二雄に倣って、「すこし不在」「すこし不幸」「すこし不足」「すこし腐敗」など、周囲の人間にラベルを貼っていく主人公の視点が面白かったです。 それと同時に、自分が他人より頭が良いこと――言い換…

2005年読了冊数:79冊 積:8冊

色々あって2週間ほど本を読んでいませんでした。 その間に年間ベストものの発表なんかもあったようですね。 1位は大方の予想通りのものですし、上位作品も非常に納得できるものですが、発売から投票まであまり日が無かった『摩天楼の怪人』、皆さん随分読ま…

エリス・ピーターズ『修道士カドフェルシリーズ17 陶工の畑』

修道院が新たに得た土地から、女性の白骨死体が発見される――。 現代の犯罪であれば、簡単に骨から整然の姿を復元するなり、鑑定するなりして身元の判明をする手段はあるだろうが、中世が舞台の本作ではそれが叶わないところに面白さがあります。 二転三転す…

2005年読了冊数:78冊 積:9冊

[読了] 西尾維新 『ネコソギラジカル(下)青色サヴァンと戯言遣い』

シリーズ全9冊の、しかも最終作を三部作にした割には呆気なかったなという印象。 そこそこボリュームのある1冊、しかもここに至るまでの上巻と中巻においては結構な数の登場人物が死んだりもしているのに、結局物語の起承転結において肝心なところはすっ飛ば…

2005年読了冊数:77冊 積:10冊

 奥泉光 『モーダルな事象』

終始一貫して諧謔的な人物描写、あちこちにちりばめられた皮肉が秀逸。ただしこのセンスはある程度、読む人を選ぶのかなという気はします。 (おそらくこの話の主人公である)短大の助教授の桑潟幸一の駄目っぷりな描写に代表される、どこか皮肉で諧謔的な書…

2005年読了冊数:76冊 積:11冊

読書中は奥泉光の『モーダルな事象』。現在半分程度。

[購入]3冊

エリス・ピーターズ 『修道士カドフェルシリーズ18 デーン人の夏』 光文社文庫 辻村深月 『凍りのくじら』 講談社ノベルズ 西尾維新 『ネコソギラジカル(下) 青色サヴァンと戯言遣い』 講談社ノベルズ また読み終わっていないのに気が付いたら新刊が。 ネコ…

2005年読了冊数:76冊 積:8冊

[購入]3冊

奥泉光 『モーダルな事象』 文藝春秋 西澤保彦 『黒の貴婦人』 幻冬舎文庫 エリス・ピーターズ『修道士カドフェルシリーズ17 陶工の畑』 光文社文庫

2005年読了冊数:76冊 積:5冊

[読了] 東野圭吾 『容疑者Xの献身』

著者の作家生活20年の節目にあって、著者自身が「自分の書いてきた作品の中で間違いなくベスト5に入る」というだけあり、文句無しの秀作だと思います。これまでこの作家の本を食わず嫌いで避けてきたのは、勿体無いことをしたなと後悔させられた1冊。 各所…

2005年読了冊数:75冊 積:6冊

[購入]東野圭吾 『容疑者Xの献身』 文藝春秋

今まで読んでいなかったのかというくらい、今年評価の高い1冊ですけれど、東野圭吾は十年以上前どうも今ひとつ合わなかった記憶だけがあって、それ以来すっかり読まず嫌いでした。 いい機会ですし、再挑戦。

2005年読了冊数:75冊 積:5冊

[読了]新城カズマ『サマー/タイム/トラベラー 1』『サマー/タイム/トラベラー 2』

SFの枠組みを借りた青春小説という風合いと、今時の成熟さ加減がアンバランスな若者の自分語りがある種の居心地の良さを感じさせるライトノベルの風合いが入り混じった物語だなという印象。基本的にはSF色よりは青春小説としての色彩の強い作品ですね。 主人…