2012-07-01から1ヶ月間の記事一覧
7月は11冊読了。
ジェーンに届いた花は、違う通りの同じ番地に住むジュリー・ジャクソンと間違って配達されたものでした。ジュリー・ジャクソンは、奇しくもジェーンと隣人のシェリイが参加する予定のガーデニング講習会の講師をする人物。誤って配達された花を持ってジュリ…
7月の後半からは暑さにめげて中々読書に集中出来なかったながらも、ここまでで今月も10冊/月ペースはキープ。 現在、あと1冊読了済みです。
インサイダー取引の嫌疑がかけられそうになる証券アナリスト。過去の確執から双子の弟に名前を騙られて借金を負うことになった建築家。知人のジャガーをぶつけてしまって独立資金を失くしそうな商社マン。突然離婚を言い出した妻と彼女との思い出の詰まった…
ヒツジグサの2つ目の花も咲いて、3つ目の花芽が上がってきています。 最初の花は、もうちょっとしたら種が出来るので、ネットを掛けてみました。 ただ、オクラの入っていたネットしかなかったので、ちょっと目が荒くて種がこぼれおちてしまうかも。そして、…
ジル・チャーチル 『枯れ騒ぎ』 創元推理文庫 カーター・ディクスン 『黒死荘の殺人』 創元推理文庫 辻村深月 『ふちなしのかがみ』 角川文庫 初野晴 『空想オルガン』 角川文庫
ブルーインパルスに乗ることを夢見ていた空井は、その夢を目前に事故に遭い、パイロットとしての道を断たれます。「詐欺師」の異名を持つ癖のある上司の鷺坂、ベテラン広報官で先輩の比嘉、比嘉に対抗意識を燃やす俺様の片山、オッサンのような振る舞いをす…
今年の5月に買った睡蓮、チュビーが咲きました。 ネットで買う時に、当然姫睡蓮だろうと何故か頭から思い込んでいたために、来てから大きさに正直焦った1株。 野菜プランターに水を張って、無理矢理入れてみたものの、十分に葉を広げる余地はないので花は…
同時発売の書き下ろし長編『残穢』と併せて百編、百物語となる掌編怪談集。収録された全99編は、1ページに満たないものから多くても3ページ程度のもので、それぞれの話には起承転結は求められていません。この「怪談」ならではの様式には、通常の物語とは…
かつて著書のあとがきで怖い話を募集していた作家のもとに、編集プロダクションに勤める久保さんという女性から、彼女が越したばかりの賃貸マンションの部屋に、何かがいるような気がするという手紙が届きます。久保さんによれば、畳の部屋の床を何かがする…
今年最初のヒツジグサ。 花の大きさは、開花しきっても500円玉より少し大きい程度になります。 "未の刻"に開花することからヒツジグサの名が付いたように、午後3時過ぎくらいから開花することが多いようです。 大抵の睡蓮は株で増えるのですが、ヒツジグサに…
小野不由美 『残穢』 新潮社 〃 『鬼談百景』 メディアファクトリー
Ai(オートプシー・イメージング/死亡時画像診断)センター長となった田口は、東城大学病院の高階院長から呼び出され、"東城大とケルベロスの塔を破壊する"という脅迫状が送られてきていることを知ります。厚生労働省の白鳥の部下である姫宮の話によれば、こ…
今月は後半に、結構読みたい新刊が出る予定。
日本の固有種の睡蓮であるヒツジグサですが、実は我が家では毎年、一番開花までやきもきさせられています。 白い小さな花が咲いて、姫睡蓮として出回る園芸種にはこのヒツジグサが掛け合わされているそうですが、原種睡蓮ならではの難しさなのか、あるいはう…
絶版になった文庫の類を仕入れようと、店主の栞子とともに大輔は古書の市に行くことになります。その市で、栞子の母親と何やら確執があったらしく栞子のことも毛嫌いしている古書店主に出会います。入札の結果、狙ったものは栞子の母親とわけありな様子だっ…
浅草寺のほおずき市に行きました。 この日にお参りすると四万六千日のご利益だそうです。(その割にはおみくじの凶の確率がやけに高かった感じがしましたけれど 苦笑)
撮影中の事故が起こり、たまたまその場に持っているクラシック・カーを貸していた鈴木誠という男が、モデルの一人であった三縞絵里を車で自宅まで送ることになります。36年間の人生、特異な容貌のため、人と関わることが出来ないでいた鈴木誠にとって、出会…
温帯睡蓮チュビーの花芽がつきました。 姫睡蓮ではない普通の睡蓮なので、大きさ的にどうかと思いましたが、野菜用プランターで何とか咲かせることが出来そうです。
海堂尊 『ケルベロスの肖像』 宝島社
「魔王」の異名をとる結城中佐により設立されたD機関が活動を続ける裏で、彼らを快く思わない派閥により"風機関"が設立されます。陸軍に二つの諜報機関はいらない――ジョーカーは一枚で良いとの意図のもと、D機関を追い落とすために風機関は活動を始めます…
問題がないと思っていた家庭に波風が立っていたことを突然知らされた男の前に、言葉を話す猫が現れます。その猫が語ったのは、"鉄国"という隣国との戦争に敗れ、突然敵国の兵士がやってきて、国王を殺して町の支配を始めたという町の物語でした。そして兵士…
伊藤旬 『週末のセッション』 東京創元社 三上延 『ビブリア古書堂の事件手帖3 栞子さんと消えない絆』 メディアワークス文庫 柳広司 『ダブル・ジョーカー』 角川文庫
ロンドンに留学した夏目漱石こと通称"ナツメ"が、心を病んで自分をシャーロック・ホームズだと思いこみます。ホームズの兄の伝手で、当面はワトソン博士と一緒にホームズとして生活をすることとなったナツメですが、招かれていた高名な霊媒師による降霊会の…