2004-04-01から1ヶ月間の記事一覧

2004年読了冊数:47冊

綿矢りさ 『蹴りたい背中』

『蹴りたい背中』は、読んでいて「あぁ、何となく分かる」という部分がとてもある作品です。クラスで「適当に座って○人で班を作れ」と言われると、必ず「余りもの」が出ることとか、そういえばそうだったなと思い出すものがありました。 多分、その年代にし…

西澤保彦 『念力密室!』

『念力密室!』はチョーモンインシリーズの短編で、時系列的には第1話はシリーズ全体でも一番最初の作品になるんですね。 収録されている短編は全てが密室モノなのですが、いわゆる普通の密室モノと違って、「どのように密室を作ったのか」というトリックの…

2004年読了冊数:45冊

高田祟史 『鬼神伝 神の巻』

順序的には他に読むものがあるのですが、続き物ということで買うなり読んでしまいました。基本が児童書なので時間もかかりませんし。 感想としては、ちょっと風呂敷を広げすぎて消化不良なところもあるのですが、やはり非常に著者らしい作品だなという気がし…

綿矢りさ 『蹴りたい背中』 河出書房新社 高田祟史 『鬼神伝 神の巻』 講談社 西澤保彦 『いつか、ふたりは二匹』 講談社 『蹴りたい背中』はちょっと前に買ったもの。 しばらく日記サボってましたので。 講談社の2冊はミステリーランドの第4回配本。もう一…

更新状況

ところで今月、見事に週1ギリギリの頻度でしか更新していなかったり。 この調子だと次は5月1日ですね。もう少しマメにやりたいなとは思いつつ。

エリザベス・フェラーズ 『私が見たと蠅は言う』 ハヤカワ文庫

創元推理文庫から出ている『猿来たりなば』で人気を博す前は、この『私が見たと蠅は言う』がフェラーズの唯一と言っていいくらいの代表作として紹介されていたような気がします。 実際訳は古いし、何より絶版になっていたらしくて私はこれまで読んでいなかっ…

2004年読了冊数:44冊

アガサ・クリスティ 『NかMか』

40代になったトミー&タペンスですが、20代の頃と変わらないどころか、若い頃よりも経験や人間観察能力が増して益々魅力的なコンビとなっています。 誰がスパイかという謎は勿論、キッチリ伏線がありながら納得の結末ですし、何よりトミーとタペンスの機…

“the Piano songs”

いわゆるコンピレーションアルバムです。 2枚組、全36曲。思い切り衝動買いです。 好きな曲がたくさん入っているのでいいんですけどね。

□購入□

アガサ・クリスティ 『動く指』 ハヤカワ文庫 〃 『NかMか』 〃 〃 『おしどり探偵』 〃 中井英夫 『虚無への供物 新装版』 講談社文庫 西澤保彦 『念力密室!』 〃 クリスティ文庫はポワロもの1冊とトミー&タペンスを2冊。 『虚無への供物』はいつか読も…

2004年読了冊数:43冊

加納朋子 『ささらさや』

読んでいて、とにかく優しくて優しくて。 幽霊になった夫の「馬鹿っサヤ」という呼びかけが切ない1冊でした。 登場人物の中には極めて自分勝手な都合を、何の力も持たないサヤに押し付けようとする人間もいるのですが、作品に登場する誰もが優しい、加納作…

2004年読了冊数:42冊

読了

アミール・D・アクセル 『天才数学者たちが挑んだ最大の難問』 矢野龍王 『極限推理コロシアム』 『天才数学者たちが〜』は、有名なフェルマーの最終定理にまつわる話です。 数学と言うものに昔から苦手意識は大きかったのですが、こういうのを読むと面白い…

購入

アミール・D・アクセル 『天才数学者たちが挑んだ最大の難問』 加納朋子 『ささらさや』 矢野龍王 『極限推理コロシアム』 暫く日記は書いていなかったのですが、一応本は買っていましたし読んでました。 もっとも読書ペースは落ちてます。