2007-01-01から1年間の記事一覧

2007年読了冊数:202冊 積読:3冊

 リンダ・ハワード 『ゴージャス ナイト』

ジムを経営する美女ブレア・マロリーは、地元警察で警部補をしている恋人のワイアットに腹を立てています。彼が結婚の準備のための猶予期間としてブレアに示したのは、たった1ヶ月。その間にウェディングドレスからケーキや料理の手配から、招待客への招待状…

2007年読了冊数:201冊 積読:3冊

買ってすぐ読んだので積んでる数に変化なし。 ところで積んでいる中に、どうも久々の地雷を買ってしまった悪寒がしなくもありません

 我孫子武丸 『狩人は都を駆ける』

京都で探偵を営む主人公の元に、同じビルに動物病院を構える沢田から依頼が持ち込まれます。ロクな説明も無しに沢田の紹介してきた依頼人の老女に会いに行った主人公への依頼は、老女が飼っていたドーベルマンの誘拐事件の身代金の受け渡しでした。(『狩人…

2007年読了冊数:200冊 積読:3冊

ゆっくりながら200冊クリア。 あと半月、大して読めない気はしますがぼちぼちと借りてるものの消化もしたいです。

 恩田陸 『いのちのパレード』

『異色作家短編集』シリーズへのオマージュということで、現実世界と重なりつつもどこか奇妙な世界を描いた短編作品集。 何故か参加した人々が詳細を語ろうとしない、不思議な村へのツアーで、石で出来た巨大な手が生えてくる土地とそこに関わる人々を描いた…

2007年読了冊数:199冊 積読:4冊

あと1冊で200冊。200冊というのは一応の年間のひとつの目安の数字ではありますが、今年はやはり後半が少なかったです。 あと半月で読める冊数はたかが知れていますが、あまり大量に積み残したまま年を越さずに済めばいいなと思います。

 3冊

恩田陸 『いのちのパレード』 実業日本社 早見江堂 『本格ミステリ館消失』 講談社 カール・ハイアセン 『復讐はお好き?』 文春文庫

 伊坂幸太郎 『ゴールデンスランバー』

仙台の町で、パレードの最中に首相が殺害されるという事件が起こります。やがて報道で犯人と特定されたのは、2年前にアイドルを暴漢から助けたことで時の人となった、元配達員の青柳でした。その少し前に学生時代の友人の森田と会っていた青柳は、車の中で…

2007年読了冊数:198冊 積読:2冊

借り物のみの読了なので、積読数に変化なし。 借りてるものもまだ随分あるので、年末に向けてぼちぼち消化したいです。

 雪乃紗衣 『彩雲国物語 隣の百合は白』

女っけの欠片もない生活を送る武官の戦意高揚のため、年老いてもなお老若男女問わずに人々の憧れの的である人物の「恋愛指南」を報償にしたことで異様な盛り上がりを見せる武術仕合の顛末を描く『恋愛指南争奪戦』。国きっての名門である紅家の長男として生…

 三浦しをん 『妄想炸裂』 

とにかく漫画が好きでいわゆる腐女子でありつつ、盆栽や三味線、俳優なら三船敏郎やルトガー・ハウアーをこよなく愛するというギャップの面白さ。そんな著者が書くライトなエッセイ集。 言ってみれば著者の妄想だだ漏れで取り留めなく書かれている文章なので…

2007年読了冊数:196冊 積読:2冊

そろそろ借りているライトノベルも消化しないと…と思いつつ、中々モードの切り替えが出来ていません。 借りたままで読んでいない本が部屋で凄いことに。

 小路幸也 『カレンダーボーイ』

2006年、48歳の大人だったイッチこと三都充と、タケちゃんこと安斎武は、眠っている間に彼らが11歳の小学生だった1968年と行き来できるようになってしまいます。そして二人は、この年に起こった三億円事件がきっかけで死んでしまったクラスメイトの里美を救…

2007年読了冊数:195冊 積読:3冊

『香菜里屋を知ってますか』は買ってすぐ読んだので積読冊数はプラスのみ。 11月は14冊読了。今年も残りあと1ヶ月です。

 2冊

伊坂幸太郎『ゴールデンスランバー』 新潮社 小路幸也 『HEARTBLUE』 東京創元社

 北森鴻 『香菜里屋を知っていますか』

池尻でバーを営む香月が通う昔馴染みの老バーテンの店で出された、基本を忘れたかのような一杯のマティーニ。結婚を決めて山口へと引っ越すことになった編集者の飯島七緒が語る、友人女性の不可解な行動。少年時代に買いにくい文庫本を怪しまれずに買うため…

2007年読了冊数:194冊 積読:1冊

 海堂尊 『死因不明社会』

本書は、病理医として勤務する傍らで次々にヒット作を生み出している著者が、小説という媒体を用いることで描いてきた問題をブルーバックスで広く一般に問題提起をしているものです。 日本の解剖率2%という驚異的な低さ、監察医制度の形骸化への動きや地域…

2007年読了冊数:193冊 積読:2冊

11月終盤時点では、去年の方が多く本を読んでいたことに気付きました。 6月くらいまでは随分いいペースだったんですが。

 コーディ・マクファディン 『戦慄 上/下』

残忍な殺人者に家族を殺されたFBI特別捜査官のスモーキーと彼女の養女になったボニー、そしてかつての事件でターゲットにされたスモーキーの部下達もそれぞれ事件の傷が癒え始めた頃、新たな事件が起こります。一家の3人が惨殺された家でただ一人生存してい…

2007年読了冊数:191冊 積読:4冊

とりあえず連休初日は2冊。もうちょっとこの休みの間に読んでおきたいところ。

 海堂尊 『死因不明社会』 講談社ブルーバックス

ブルーバックスに登場した海堂尊ですが、白鳥という彼の創造したキャラクターに語らせるという、ブルーバックスでは初めての試みによって、既存作品の中で散々語られてきたAi(死後画像診断)の議論を学術専門書分野で展開している模様。

 リンダ・ハワード 他 『聖なる夜にあなたと』

三人の作家による、クリスマスのアンソロジー。 既存の人気シリーズを持つ作家のシリーズの作品も、単体で刊行させることなくこうしたシーズンごとのオムニバスに収録というのは、ハーレクイン系では毎年恒例のもののようですが、あまり日本では類を見ない気…

 北森鴻 『蛍坂』

三軒茶屋のビヤバー「香菜里屋」の料理と酒と店主のかもしだす癒しの空気に、訪れた客が語った話の裏にあった謎をマスターの工藤が鮮やかに解き明かすシリーズの第3弾。 十六年前に別れた女性との思い出の「蛍坂」に足を運んだ元カメラマンの追想と、別れの…

2007年読了冊数:189冊 積読:5冊

 3冊

コーディ・マクファディン 『戦慄上/下』 villagebooks 小路幸也 『カレンダーボーイ』 ポプラ社

 今邑彩 『金雀枝荘の殺人』

扉は施錠され、全ての窓は開かないように釘で打ち付けられて封印された洋館から、館の管理人と持ち主の一族の若者を加えた6人の死体が発見されます。身内が互いに殺し合ったかのようなセンセーショナルなこの事件をマスコミも忘れかけた頃、残されたいとこ…

2007年読了冊数:188冊 積読:3冊

 森博嗣 『探偵伯爵と僕』

公園のブランコに乗っていた夏だというのに黒いスーツ姿の髭の男性は、自らを「探偵伯爵」と名乗ります。少年は、夏休みに出会ったこの不思議な「伯爵」とともに、祭りの日に姿を消した友達を探すことになります。 元々は単行本でミステリーランドのレーベル…