2007-01-01から1年間の記事一覧

2007年読了冊数:187冊 積読:4冊

自分の買ったものは読めてないので積読冊数は変わらず。

 大沢在昌 石田衣良 今野敏 柴田よしき 京極夏彦 逢坂剛 東野圭吾 『小説こちら葛飾区亀有公園前派出所』

日本推理作家協会が、漫画のこち亀30周年の記念に企画したトリビュート・アンソロジー。 7人の作家それぞれが、自作のシリーズキャラクターと原作漫画のキャラクターを絡めたりしながらそれぞれ作品を書き下ろしています。 新宿鮫と両さん、あるいは池袋ウ…

2007年読了冊数:186冊 積読:4冊

『蛍坂』は多分単行本の買い忘れです。今月の終わりに香菜里屋シリーズの最終巻が出るようなので、その前に慌てて購入。 ついでなので、現時点で把握している今月買う本をメモ。 11/20 コーディ・マクファディン 『戦慄上/下』 villagebooks 小路幸也 『カレ…

 2冊

リンダ・ハワード 他 『聖なる夜にあなたと』 MIRA文庫 北森鴻 『蛍坂』 講談社文庫

 高田崇史 『クリスマス緊急指令〜きよしこの夜、事件は起こる!〜』

全6編、うち前半4編は特にクリスマスを意識した短編集。 『鏡影【緊急推理解決院 EDS 歴史推理科】』 比較的QEDシリーズに近いと言う意味で、これまでの著者の作風をそのままライトタッチにして、シリーズでは使えない小ネタを持って来たという印象…

2007年読了冊数:185冊 積読:3冊

昼間は結構雨も降っていたので、昨日のうちに本屋に行っておいて正解。

 有川浩 『図書館革命』

ある小説を参考にして起こしたのではないかと推測された原発襲撃事件をきっかけに、メディア良化委員会はこれまで以上の勢力の拡大を図ってきます。ターゲットにされた作家の当麻を匿う図書隊ですが、マスコミや世論、そしてこれまでは対立していた手塚兄の…

2007年読了冊数:184冊 積読:4冊

結局『クロック城』に随分時間をかけてしまったので、今日まで何も買ってませんでした。

 4冊

有川浩 『図書館革命』 メディアワークス 今邑彩 『金雀枝荘の殺人』 講談社ノベルズ 高田崇史 『クリスマス緊急指令〜きよしこの夜、事件は起こる!〜』 講談社ノベルズ 森博嗣 『探偵伯爵と僕』 講談社ノベルズ

 北山猛邦 『クロック城』殺人事件

世紀末、世界の終末までのカウントダウンが行われる荒廃した日本で、探偵の南深騎は『クロック城』からやって来た瑠華の依頼を受けることになります。少女の依頼とは、『クロック城』の地下室に浮き出た不気味な顔の謎と、それに関わっているのではないかと…

2007年読了冊数:183冊 積読:1冊

予定では今月は講談社ノベルズの出る8日辺りまでは特に買うものも無かったのですが、残りが1冊なので何か探そうかなという気も。

 浅暮三文 『夜を買いましょう』

製薬会社に勤める遠藤は、リストラの瀬戸際で再起を図るため、新薬開発のための生薬を求めてインドネシアの小島に渡ります。そこでいわく付きのとんでもなく強壮作用のあるキノコを発見した遠藤ですが、帰国してみたら会社は外資に吸収合併され、彼の居場所…

2007年読了冊数:182冊 積読:2冊

買った本をすぐに読んだだけなので、積読数に変化無し。

 恒川光太郎 『秋の牢獄』

女子大生の藍は、自分の記憶だけを残して一日がリセットされ、毎日朝になれば11月7日の水曜日が繰り返されていることに気付きます。そして25回か6回目の11月7日を迎えた彼女の前に、藍と同じように一日が繰り返されていることを知っているという青年が現れ…

2007年読了冊数:181冊 積読:2冊

10月は12冊読了。 このペースだと、前半飛ばしたにも関わらず今年は200冊程度で終わりそうです。

 J・D・ロブ 『弔いのポートレート イヴ&ローク16』

殺害され、路上のゴミ箱に押し込められていた女子学生の生前をとらえた写真が、犯人のメッセージと共に著名な女性レポーターの元に届けられます。その写真は隠し撮りで撮ったらしき写真だけではなく、殺されてからあたかも生きているかのような姿で撮られた…

2007年読了冊数:180冊 積読:3冊

海堂尊のデビュー作でもある『チーム・バチスタの栄光』が映画化されるようですが、この手の作品の映画化というと、どうも原作を全く別物に変えてしまうようで。 (http://www.sanspo.com/geino/top/gt200710/gt2007100200.html)

 海堂尊 『夢見る黄金地球儀』

桜宮市がふるさと創生基金として国からばら撒かれた一億を投資して造ったのは、アルミ合金と18金で作られた黄金地球儀でした。平介の昔馴染みで疫病神のジョーは、「うまい話がある」と言って、時価一億五千万円だというこの黄金地球儀を盗む計画を持ちかけ…

2007年読了冊数:179冊 積読:4冊

ところで、『ソロモンの犬』内において「忠犬ハチ公も柴犬」という記述がありましたが、ハチ公って秋田犬だった気が。 そう思ってWikiを見たらやはり秋田犬でした。

 3冊

浅暮三文 『夜を買いましょう』 集英社文庫 海堂尊 『夢見る黄金地球儀』 東京創元社 J・D・ロブ 『弔いのポートレート イブ&ローク16』 ヴィレッジブックス

 道尾秀介 『ソロモンの犬』

智佳に片思い中の秋内、無愛想な京也、京也と付き合っているひろ子、ひろ子の友人の智佳。同じ大学に通う四人は、幼い友人の陽介が交通事故に遭う瞬間を目撃してしまいます。その際、陽介が散歩をしていた芝犬のオービーの不審な行動が気になった秋内は、動…

2007年読了冊数:178冊 積読:2冊

十角館は刊行から20年を経ての新装改訂版。再読どころの話では無いので、読了の中にカウントするのが些か憚られますが一応。 文庫化する前のノベルズで持っていたので、鮎川哲也の解説も始めて読みました。 新しい善国雅彦版カバー絵も、旧版の雰囲気を壊さ…

 ノーラ・ロバーツ 『シルクの闇に咲く花』

女性警部補のアリシアが使っていた情報屋のワイルド・ビルが殺害された時、一緒にいた男は私立探偵のコルト・ナイトシェイドでした。アリシアの上司とも知己だという私立探偵のコルトは、家出して犯罪に巻き込まれている可能性の高い少女リズを探すために、…

 綾辻行人 『十角館の殺人』

建築家中村青司の「青屋敷」と呼ばれた館が火災で焼失し、残された十角形の奇妙な館「十角館」だけが残る孤島、角島に、大学のミステリ研の7人が訪れます。そして本土では、角島行きに参加しなかった江南と守須らの元に「お前たちが殺した中村千織は、私の…

2007年読了冊数:176冊 積読:3冊

どうも今週に入ってから風邪っぽいようです。 週末は寝ます。

 3冊

綾辻行人 『十角館の殺人<新装改訂版>』 講談社文庫 北山猛邦 『「クロック城」殺人事件』 講談社文庫 道尾秀介 『ソロモンの犬』 文藝春秋 『十角館〜』、何度も読み返してノベルズはかなりくたびれていたことですし、新装改訂版の文庫を購入。

 西尾維新 『不気味で素朴な囲われた世界』

5月から壊れて修理されないままの時計塔のある上総園学園、中3の奇人三人衆の頂点に立つ姉を持つ串中弔士は、密かに「囲われた世界」の退屈な日常に変化を望みます。実姉である"こぐ姉"、奇人三人衆の残り二人、"ろり先輩"と崖村、同じクラスの"ふや子さん…

2007年読了冊数:175冊 積読:1冊

何となく『シャドウ』以外は手を出していなかったのですが、文庫落ちしたので買ったらついつい一気読み。面白かったです。ほかに未読のアレコレも手を出したい気はするのですが、時期的に文庫落ちを待っても良い気がするものもあるので、悩む所。そして積読…

 道尾秀介 『背の眼 上/下』

「天狗による神隠し」が囁かれる、子供の失踪事件が続いた白峠村へやって来た作家の道尾は、宿から散歩に出た河原で不気味な声を耳にします。「レエ…オグロアラダ…ロゴ…」という、不気味な声の意味に気付いた道尾は、恐怖のあまり村を逃げ出し、心霊関係の仕…

2007年読了冊数:173冊 積読:3冊