2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧
現在読書中は島田荘司の『ネジ式ザゼツキー』。
海堂尊 『ナイチンゲールの沈黙』 宝島社 パトリシア・コーンウェル 『死体農場』 講談社 〃 『私刑』 講談社 まだ読んでいないパトリシア・コーンウェルが2冊ばかりありましたが、とりあえず2冊追加。 これで手元に6冊までは揃いました。
軍の研究施設で人体改造を施され最強の兵器となった者達が、政府による廃棄処分を逃れるために自らの行く末を選択することを余儀なくされます。 3人の博士のうちの一人、クリストファーに従ったディムズデイル=ボイルドとウフコックを初めとする被験者たち…
人よりも早く老いてゆくという奇病により、22歳にして老婆となってしまった夏希。 末期癌をも宣告されている彼女はひとり、中学生の頃の初恋の思い出が残る風島にやって来て人生最後の夏を過ごそうとします。思い出の島で彼女を迎えたのは、魅力的な青年に…
頻繁に身の回りに出てくる6という数字に奇妙な「偶然」を感じていた作家の火渡雅は、確率上驚異的な数字で展開されたギャンブルを見た後、「偶然」その勝負をした男が事故に遭う場面に行き会います。 そして原稿執筆のために宿泊していたホテルで眼病に倒れ…
未だ序盤ですが、『奇偶』を読むのに手間取ってます。
好きな相手のいる姉の代わりに自分と結婚して欲しいと、名家の令嬢のチャリティは伯爵であるサイモンに直談判をしに自ら出向きます。そして恋愛ではなく実利に基づいた結婚であったはずですが、幸運にも二人は互いに好意を持つことが出来ました。 ですが、最…
沖方丁 『マルドゥク・ヴェロシティ 1・2』 ハヤカワ文庫 北國浩二 『夏の魔法』 東京創元社 J・D・ロブ 『春は裏切りの季節』 ヴィレッジブックス 『マルドゥク・ヴェロシティ』は22日に3が出て完結してから買おうとも思いましたが、どうせその時までに…
あんまり長いこと借りたままなのも悪いので、ラノベ消化につとめてみましたが。 …まだ随分残ってます。
もはや以前読んだこのシリーズの誰が誰だかタイトルと登場人物名も一致していないのですが、とりあえず「ああ、この主人公のは読んだな」程度の記憶は残っていました。 同設定の世界で時代を変えることで確かにこの世界の歴史の流れは分かりますし、それぞれ…
借りたものの消化で手一杯。 実はラノベがしこたま溜まってます。
19世紀のイギリス、没落貴族の令嬢として生まれたアンジェラは、恋人だったキャメロンと酷いやり方で別れさせられた挙句に経済援助目的で好きでもない男のもとへと嫁がされます。それから13年が過ぎ、離婚により地獄のような結婚から解放されていたアンジェ…
凍える瞳 人里はなれた山奥の土地で動物たちと暮らしていたガースは、厩舎で血まみれの女性が倒れているのを発見します。彼女は警察からマークされている犯罪組織のボスの妻のケンドラであり、夫の暴力によって流産したばかりでした。元警官のガースは、ここ…
借り物なので積読冊数に増減なし。
考古学者のグレースは、自分の勤める財団の理事長とその手下らしき男が、夫と兄を殺す現場を目撃してしまいます。グレースの犯行と見て彼女を追う警察の他に、財団の手の者がグレースを亡き者にしようと追って来るのを、彼女は必死で防ぎつつ逃亡生活に身を…
フラッシュバック ロマンス小説の中にも、いわゆるタイムトラベル物というのはそれなりにあるらしく、ダイアナ・ガルバトンのアウトランダー・シリーズ以外にも本作など、きちんとハーレクインの世界でもカテゴリとして成立しているようです。 カメラマンの…
本年目標冊数はこれでクリアですが、色々と買ってないもの、これから出るものを含め、読んでないものがまだ随分あります。 出ていることを見逃していたのを見つけたものもあるので、近々探しに行きたいと思いま
黒衣の天使 全世界で一億冊売れたベストセラー作家の遺作 なんて煽り文句が帯にあったのでついつい買ってみた1冊。 3年前にヨットの事故で夫を亡くしたミランダの前に、事故の際に自分を助けた黒衣の男アレックスが雇い主の取引相手として現れます。彼の姿…
小学生の頃から母親の形見のカメラを持ち、公園で「家族」の写真を撮り続けてきた圭司は、ある母娘にカメラを向けたことがきっかけで、その夫から「妻を尾行して写真を撮って欲しい」と頼まれることになります。 公園に出かける人妻と幼い娘にカメラを向ける…
モービーの初のベスト・アルバム。 007やマイアミ・バイスの映画に楽曲を提供しているアーティストなだけあって、非常に「雰囲気」のあるアルバムです。 もっとも私のお目当てはミレーヌ・ファルメールとのデュエット曲"Slipping Away"でしたが。 ちなみに"S…
次で今年の目標だった200冊。 あとは年内どこまで行けるかですが、とりあえず次何を読もうか考え中。
何者かに怯えてキーウェストにまで逃げて行った美人作家が、リッチモンドの自宅に戻ったところで無惨に殺されます。自分をつけ狙う誰かに怯え、用心を重ねていたはずの彼女自らが殺人者を招き入れたような形跡に、検屍局長のケイ・スカーペッタも警部補のマ…
恒川光太郎の『雷の季節の終わりに』は買ってすぐ読んだので、そのまま読了リストに。
もう本編に当たる部分の既刊と4巻目までは返してしまった後ですし、印象としては薄いので記憶は曖昧ですが、この過去編に関しては、特に終盤のバランスが些か悪いという印象。 序盤の幼少期から思春期にかけて、要するに出会いから恋をする課程までは比較的…
小路幸也 『東京公園』 新潮社 シャーロット・ラム 『黒衣の天使』 二見文庫
「隠」(おん)と呼ばれる地図にも無い不思議な土地で暮らす少年、賢也には、かつて年の離れた姉がいました。ですが彼女はある年の雷の季節に行方不明になってしまい、「鬼に攫われた」と言われてきました。姉がいなくなってから賢也には、「風わいわい」と…
『エルサレムへの道』で出会ったアリーとマフムードは、実はヒューエンフォート公爵家の爵位後継者のアリステアとマーシュという名をイギリスにおいては有していました。マフムードことマーシュ卿を助けて欲しいと、アリーに頼まれたメアリとホームズは、パ…