2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧

2014年読了冊数:37 積読:2

 鎌倉花火大会

二度あることは三度ある・・・というわけじゃないですが、一念発起PART3。 夏場の花火は暑いので待ち時間なども考えると自分的にはあり得ないわけですが、「6月に横浜の花火行った時と気温変わらない」「むしろ鎌倉の海岸の方が涼しいかも」「現地入り18時…

 柳広司 『怪談』

仕事で訪れたパーティ会場で出会った、白いドレスの印象的な女。彼女とは、十年前に会社の保養所で、低体温による心臓麻痺で亡くなった叔父を挟んで不思議な縁があることが分かります(『雪おんな』)。 自分が殺した男の死体が動いているような気がしたもの…

2014年読了冊数:36 積読:3

 古代蓮の里

何年か前から行ってみたかった場所です。 場所は埼玉県の行田市。JR行田駅から、蓮の時期はシャトルバスが出ているので、6:30のバスに合わせて朝4時台に家を出ました*1。この遠さと、蓮の時期の暑さが今まで行くのを躊躇していた理由なんですが、3連休の…

 石持浅海 『彼女が追ってくる』

かつて勤めていた会社の社長が主催する、箱根で宿泊して親しい経営者仲間と語り合う「箱根会」。ある出来事の後にこの会社を辞めた後に起業してそれなりに成功し、この「箱根会」に呼ばれた夏子は、今年は自分とともに会社を辞めたかつての親友もこの会に呼…

2014年読了冊数:35 積読:4

 鎌倉 蓮とノウゼンカズラ

湿気はあるものの、比較的涼しい週末だったので、このところの暑さやら歯医者通いでダメージを受けている体ではあったものの、一念発起して鎌倉行ってきました。 まずは材木座の光明寺。 お目当ては古代蓮だったのですが、咲いているのはどうも錦蕊蓮という…

 吉永南央 『名もなき花の 紅雲町珈琲屋こよみ』

紅雲町で珈琲と陶器などの雑貨を売る小蔵屋を営む老女のお草さん。彼女は、コーヒーの師匠である人物から頼まれて、新聞記者の若者萩尾を手助けすることになってしまいます。自身も利用する八百屋で野菜の産地の偽装疑惑があるということですが、八百屋の主…

2014年読了冊数:34 積読:5

 森晶麿 『黒猫の遊歩あるいは美学講義』

エドガー・アラン・ポオの研究をしている大学院生である主人公は、最年少で教授職に就いた天才、通称「黒猫」の付き人のような役割を任されてしまいます。でたらめな地図の真意、自殺したと思われる学生の死の真相、香水の香りが仄めかす初恋の相手の行動、…

2014年読了冊数:33 積読:6

 3冊

似鳥鶏 『迷いアルパカ拾いました』 文春文庫 堀川アサコ 『予言村の転校生』 文春文庫 吉永南央 『名もなき花の 紅雲町珈琲屋こよみ』 文春文庫

 結城光流 『吉祥寺よろず怪事請負処』

代々庭師の家系に生まれた保は、吉祥寺でガーデンショップをの営む大叔父のところに下宿し、家事と仕事の手伝いをしながら大学へと通っています。なぜか不可思議なものたちに関わってしまうらしい保ですが、10年ほど前から店に住み込んでいる庭職人の啓介が…

2014年読了冊数:32 積読:3

 2冊

石持浅海 『彼女が追ってくる』 祥伝社文庫 柳広司 『怪談』 講談社文庫

 篠原美季 『よろず一夜のミステリー 枝の表象』

一家が不幸な死を遂げ、後に入った女性が孤独死を遂げたという家で、肝試しに来た若者たちが投稿した動画をきっかけに、幽霊騒動が持ち上がります。土地の持ち主の家族である人物からの情報提供を受け、都市伝説や不可思議な現象を扱うサイト「よろいち」で…