古代蓮の里

何年か前から行ってみたかった場所です。
場所は埼玉県の行田市。JR行田駅から、蓮の時期はシャトルバスが出ているので、6:30のバスに合わせて朝4時台に家を出ました*1。この遠さと、蓮の時期の暑さが今まで行くのを躊躇していた理由なんですが、3連休の真ん中の昨日は、前日から涼しかったので、蓮の時期でこれだけ涼しいことは当分ないだろうと一念発起。
一念発起を二日連続でやってしまったので、もうこの先は自分に相応しいダラダラさ加減で過ごしたいと思います。
実は前日鎌倉へ行った疲れも引きずっているので、そこそこなボロボロ具合ではありましたが。

ともあれ、「古代蓮の里」へ到着したのは、7時前。
バスの停留所の一番近くには、世界の蓮園として、珍しい品種の蓮も育成されています。
まずは「千弁蓮」。
花弁が2000〜3500枚あると言われ、自力では開花することが出来ないので、人の手でこんな感じに花弁をめくって咲かせるという珍種。

「嘉祥蓮」。
奥にある蕾のような紫がかったピンクから、開花後は徐々に白く退色する品種。

「小舞妃蓮」
完全に開くと、先端のピンクのから白に近い薄黄色のグラデーションになります。


そして、お目当ての古代蓮ですが、園内に古代蓮の池は4つあります。
明け方に雨が降ったらしく、涼しい中での蓮池散策は楽しかったです。

時期的にはもう少し早くても花の盛りで良かったかもしれませんが、まだまだこれから咲く花も多いので、暫くは楽しめるようです。

完全に開いているよりも、蕾のコロンとしたフォルムが残っている方が実は好きだという。



こちらは古代蓮アメリカ蓮との混合種の「甲斐姫」。
少し淡いグラデーションが綺麗。

園内には、睡蓮やアサザも少しあり、良く見るとメダカやおたまじゃくしなんかもいて楽しかったです。
ついつい種から発芽した状態の「蓮の赤ちゃん」なるものを買ってしまったのは、育ってしまってバレるまではしらばっくれて内緒にして、睡蓮鉢に沈めて置こうと思います。
・・・育たないで溶けるかもしれないし!

*1:蓮の花は朝早いので、遠方まで行くとなるとやはり大変です。