2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

2007年読了冊数:181冊 積読:2冊

10月は12冊読了。 このペースだと、前半飛ばしたにも関わらず今年は200冊程度で終わりそうです。

 J・D・ロブ 『弔いのポートレート イヴ&ローク16』

殺害され、路上のゴミ箱に押し込められていた女子学生の生前をとらえた写真が、犯人のメッセージと共に著名な女性レポーターの元に届けられます。その写真は隠し撮りで撮ったらしき写真だけではなく、殺されてからあたかも生きているかのような姿で撮られた…

2007年読了冊数:180冊 積読:3冊

海堂尊のデビュー作でもある『チーム・バチスタの栄光』が映画化されるようですが、この手の作品の映画化というと、どうも原作を全く別物に変えてしまうようで。 (http://www.sanspo.com/geino/top/gt200710/gt2007100200.html)

 海堂尊 『夢見る黄金地球儀』

桜宮市がふるさと創生基金として国からばら撒かれた一億を投資して造ったのは、アルミ合金と18金で作られた黄金地球儀でした。平介の昔馴染みで疫病神のジョーは、「うまい話がある」と言って、時価一億五千万円だというこの黄金地球儀を盗む計画を持ちかけ…

2007年読了冊数:179冊 積読:4冊

ところで、『ソロモンの犬』内において「忠犬ハチ公も柴犬」という記述がありましたが、ハチ公って秋田犬だった気が。 そう思ってWikiを見たらやはり秋田犬でした。

 3冊

浅暮三文 『夜を買いましょう』 集英社文庫 海堂尊 『夢見る黄金地球儀』 東京創元社 J・D・ロブ 『弔いのポートレート イブ&ローク16』 ヴィレッジブックス

 道尾秀介 『ソロモンの犬』

智佳に片思い中の秋内、無愛想な京也、京也と付き合っているひろ子、ひろ子の友人の智佳。同じ大学に通う四人は、幼い友人の陽介が交通事故に遭う瞬間を目撃してしまいます。その際、陽介が散歩をしていた芝犬のオービーの不審な行動が気になった秋内は、動…

2007年読了冊数:178冊 積読:2冊

十角館は刊行から20年を経ての新装改訂版。再読どころの話では無いので、読了の中にカウントするのが些か憚られますが一応。 文庫化する前のノベルズで持っていたので、鮎川哲也の解説も始めて読みました。 新しい善国雅彦版カバー絵も、旧版の雰囲気を壊さ…

 ノーラ・ロバーツ 『シルクの闇に咲く花』

女性警部補のアリシアが使っていた情報屋のワイルド・ビルが殺害された時、一緒にいた男は私立探偵のコルト・ナイトシェイドでした。アリシアの上司とも知己だという私立探偵のコルトは、家出して犯罪に巻き込まれている可能性の高い少女リズを探すために、…

 綾辻行人 『十角館の殺人』

建築家中村青司の「青屋敷」と呼ばれた館が火災で焼失し、残された十角形の奇妙な館「十角館」だけが残る孤島、角島に、大学のミステリ研の7人が訪れます。そして本土では、角島行きに参加しなかった江南と守須らの元に「お前たちが殺した中村千織は、私の…

2007年読了冊数:176冊 積読:3冊

どうも今週に入ってから風邪っぽいようです。 週末は寝ます。

 3冊

綾辻行人 『十角館の殺人<新装改訂版>』 講談社文庫 北山猛邦 『「クロック城」殺人事件』 講談社文庫 道尾秀介 『ソロモンの犬』 文藝春秋 『十角館〜』、何度も読み返してノベルズはかなりくたびれていたことですし、新装改訂版の文庫を購入。

 西尾維新 『不気味で素朴な囲われた世界』

5月から壊れて修理されないままの時計塔のある上総園学園、中3の奇人三人衆の頂点に立つ姉を持つ串中弔士は、密かに「囲われた世界」の退屈な日常に変化を望みます。実姉である"こぐ姉"、奇人三人衆の残り二人、"ろり先輩"と崖村、同じクラスの"ふや子さん…

2007年読了冊数:175冊 積読:1冊

何となく『シャドウ』以外は手を出していなかったのですが、文庫落ちしたので買ったらついつい一気読み。面白かったです。ほかに未読のアレコレも手を出したい気はするのですが、時期的に文庫落ちを待っても良い気がするものもあるので、悩む所。そして積読…

 道尾秀介 『背の眼 上/下』

「天狗による神隠し」が囁かれる、子供の失踪事件が続いた白峠村へやって来た作家の道尾は、宿から散歩に出た河原で不気味な声を耳にします。「レエ…オグロアラダ…ロゴ…」という、不気味な声の意味に気付いた道尾は、恐怖のあまり村を逃げ出し、心霊関係の仕…

2007年読了冊数:173冊 積読:3冊

 3冊

道尾秀介 『背の目 上/下』 幻冬舎文庫 西尾維新 『不気味で素朴な囲われた世界』 講談社ノベルス

 米澤穂信 『遠まわりする雛』 

『氷菓』に始まる古典部シリーズの短編集であり、古典部入部から間もない時期から、翌年の春までの1年あまりを時系列に従って描いた作品集。 『やるべきことなら手短に』『大罪を犯す』『正体見たり』『心あたりある者は』『あきましておめでとう』『手作り…

2007年読了冊数:172冊 積読:1冊

三連休、昨日はスペイン国立バレエ団の公演に出かけたので、今日も半日だらだらと過ごしていました。 そして気付けば積読はまた残り1冊。

 都筑道夫 『退職刑事1』

刑事を退職し、息子たちの中で唯一自分と同じ刑事になった主人公の元へ顔を出しては、かつての現役生活で味わった空気を感じ、そして息子の語る事件の顛末を聞くと、その話の中から真実を見つけ出す安楽椅子探偵のシリーズ。「写真うつりのよい女」「妻妾同…

2007年読了冊数:171冊 積読:2冊

そんなわけで、今更というか、今まで読んでいなかった退職刑事を購入。

 2冊

都築道夫 『退職刑事1』 創元推理文庫 米澤穂信 『遠まわりする雛』 角川書店

 西澤保彦 『パズラー 謎と論理のエンタテインメント』

『蓮華の花』 同窓会に出席するために20年ぶりに帰郷した男は、昔彼に好意を寄せていたという女性が彼に会いたがっているという話を聞かされます。ですが、彼の記憶ではその女生徒は、大学の頃に交通事故で死んでいるはずでした。 『卵が割れた後で』 アメリ…

2007年読了冊数:170冊 積読:1冊

 有栖川有栖 『女王国の城』

アリスら大学の推理小説研究会のメンバー達は、新興宗教団体<人類協会>が拠点にしている神倉という土地へ、何やら事情があって来たらしい先輩の江神を探しに訪れます。名のある建築家によって建てられた、<城>と呼ばれる<人類協会>の本部にいた江神と…