2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧
2008年に単行本で購入・読了していますが、文庫で出た限定版にオリジナル冊子『私は、フジコ』が付属しているので、それを目当てに購入したもの。(本編に関しては、2008年に読了した際の感想としてこちら。) フランス・ギャルの『夢見るシャンソン人形』の…
とりあえず1カ月10冊ペースはギリギリ保持。 読了済みの本も現時点で全てエントリに纏め終えたので、GW前に何とか帳尻が合った感じです。 GWはちょこちょこ出掛ける予定があったり、睡蓮の植え替えや、鉢へのメダカの引っ越しなど、そろそろ何とかしな…
パトリック・クェンティン 『迷走パズル』 創元推理文庫 真梨幸子 『殺人鬼フジコの衝動 限定版』 徳間文庫
法人類学者としての仕事を再開したデイヴィッドは、警察からイギリスの最果てともいえる場所にある孤島で発見された、不審な焼死体の鑑定依頼を受けます。島を管轄する警察が大規模な列車事故に人員を割かれているため、たまたま近くに居た法人類学者のデイ…
妻子を失った事故以来、かつての仕事に嫌気がさしてイギリスの片田舎の診療所で医者として働いていたデビッド・ハンターは、村に住む子供が女性の遺体を発見したことで、警察に請われて事件に関わることになってしまいます。捜査が困難を極める中、法人類学…
さびれた蝋人形館に入る姿を最後に目撃された若い女性が殺され、そのことで蝋人形館を訪れた予審判事のアンリ・バンコランと助手のジェフ・マールでしたが、彼らの前に展示物のサテュロスの像に抱かれた、上流階級の若い女性の遺体が発見されてしまいます。 …
現時点でもまだその後読了した本が2冊残ってはいますが、読了・積読はひとまずブログに纏めた時点の数をベースにカウントします。
サイモン・ベケット 『骨の刻印』 ヴィレッジブックス 三津田信三 『幽女の如き怨むもの』 原書房
タクシーと車の事故のせいで立ち往生し、それぞれに乗っていた合計4人が飽く点に見舞われて泊めてもらった家で、翌朝死体となって一人が発見される『六つの玉』。誕生日に五人の男性から贈られたプレゼントの一つによって爆殺させられた女性。容疑者とされ…
腹違いの弟を養うために、大学生でありながら引退した大物政治家である大堂の事務所で働く佐倉聖。若手政治家の勉強会の会長を続け、多くの議員の後見もしている大堂の元には、様々な相談事が寄せられます。毛色の変わる猫がいるという家、ある若手議員の後…
子供を誘拐してその母親を殺害し、設定した45時間あまりの間に父親が子供を捜し出すことができなければ子供を殺害し、左目を抉り取るという残虐な連続殺人・誘拐事件が起こります。「目の収集人」と名付けられた犯人を追う警察と、ある事件をきっかけに警察…
エントリをまとめつつ本を読む→いつまでも追いつかない という負のスパイラルに陥っているような。 現時点で読了済みはやはり2冊残ったまま。 とりあえず、いい加減カウントが怪しくなってきそうなので、積読と読了済みを忘れないうちに整理しておきます。 …
詰め込み過ぎなほどに盛りだくさんで、読んでいるだけで楽しい沖縄旅行の話、そして会津若松在住ということで、避けては通れなかっただろう震災後の非日常。年とともに派手になっていたらしい服装の話や野球観戦と何故か仮面ライダーで盛り上がる仙台旅行の…
W杯アジア予選のここぞというところでPKを決めたサッカー選手が、PK直前にチームメイトに何やら話しかけられた内容を知りたいと持ちかける大臣。小説の内容を書き換えろ、さもなくば「大変なことになる」と脅される小説家が感じた、ただならぬ圧力。携…
戦闘妖精・雪風の主人公の過去譚であり、ネットワークの発達によって「パーソナルなマシン」ではなくなったPCを嫌い、あくまでも「パーソナルなマシン」を追求する主人公を描く『ぼくの、マシン』にはじまり、故・伊藤計劃との架空の対話という手法を用い…
まだ2冊ほど読了本は残っています。 それを除けば、購入した分を含めて積読は多分7冊。近々きちんとカウントし直したいと思います。
容姿も才覚も秀でていて、けれども人に好かれる隙も兼ね備えていて、誰からも好かれる好青年である漱太郎。学生の頃にそんな彼の裏の姿とでも言うべき歪んだ性癖を目撃し、以来深く惹かれ続ける夢生と漱太郎の関係。 淡々とした筆致で描かれるためさらっと読…
「伊藤計劃記録」「第弐位相」から短編に類する物を集めた作品集。ルワンダにおける部族間抗争と虐殺を下敷きにした表題作をはじめ、007へのオマージュである『女王陛下の所有物』(コミック)、同じく007の『ロシアより愛をこめて』("From Russia, with Lo…
残虐な拷問を受け、そして死ぬまでの時間を記した遺体が発見されます。それは、かつてイブがフィーニーの相棒として捜査をしていた時に取り逃がした連続殺人犯が、NYに戻ってきたことを意味していました。彼女の夫であるロークの経営する企業に雇われた女…
以前訪問販売詐欺で高額商品を買わされたトラブルを義父の清一に助けられた、清田家の嫁の貴子が、それまでの自身を反省して出ることになったパート先での人間関係の悩みの顛末。万引きに悩まされる小さな書店で、臨時の助っ人をすることになった三人が目に…
読了した本、現時点であと5冊。 その間買った本もあるので、積読本のカウントはもうちょいしてからやり直します。
寮で同室の真響たちと過ごした戸隠からいったん帰省し、その後学園に戻った泉水子は、はっきりとした確信は得られないものの、学園を取り巻く空気が微妙に変わっているような違和感を受けます。戦国時代をテーマとした学園祭の準備が進められる中、泉水子と…
また暫くの間に読み終えた本と買った本がそれぞれ溜まっています。 とりあえず読了分を少しずつ。