2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧

2008年読了冊数:108 積読:1

気が付いたら一週間ほど、全く本を読んでいませんでした。意外に本を読まないでもいられるんだなと思ったり。 いい加減行方不明のこの残り1冊をどうにかしたいです。

 Apocalyptica "World Collide "(2007)

Loud Park 08'にも参加した、チェロ3人+ドラムという、かなり異色のメタル・バンドApocalypticaの8th。 Amazonのリンクは今年DVDを特典に加えて出された、来日記念のデラックス・エディション。 初期の頃はメタリカやスレイヤーのカバー・バンドだったよう…

 伊坂幸太郎 『モダンタイムス』

システムエンジニアの渡辺は、執拗に浮気を疑う恐ろしい妻が雇った男に拷問を受けそうになるなど、身の回りで物騒なことが起こっています。さらには突然失踪した職場の先輩に代わり、ある出会い系サイトの仕事を引き継ぐことになりますが、その仕事を解き明…

2008年読了冊数:107 積読:2

『モダンタイムス』は、特別版ではなく通常版を購入。 限定版は上下二段組、漫画(挿絵)入りでやたらに分厚くなっていました。個人的には本を読む際にイラストとか不要派なので、特別版は見送り。

 1冊

伊坂幸太郎 『モダンタイムス』 講談社

 芦辺拓 『十三番目の陪審員』

冤罪事件を意図的に作り出し、それでドキュメンタリーを書かないかと持ちかけられ、鷹見瞭一はそれを引き受けてしまいます。絶対と信じられがちなDNA鑑定を逆手にとって意図的に生み出す冤罪事件のための大掛かりな偽装を準備し、瞭一は言われるままに架…

2008年読了冊数:106 積読:2

早く返そうと思って、日曜日に友達に借りた本をせっせと読んでいました。 次に会う時にまとめて返します。

 荒俣宏 『荒俣宏の裏・世界遺産1 水木しげる、最奥のニューギニア探検』

「大先生」と呼ぶ水木しげるの5年来の希望で、大先生がかつて戦時中に過ごしたニューギニアの奥地を旅することになった一行ですが、文明の入り込めないジャングルの奥地での不自由、暑さ、マラリアの恐怖、ワニなどに加え、呪術や憑き物の恐ろしさを体感す…

2008年読了冊数:105 積読:2

結局連休中、読書は3冊。本屋は多少ぶらついたものの、特に何も買うことなく終わっています。

 図子慧 『駅神』

京成金町線の駅に雨の日にだけ時折出没するという老人、通称「ヨンバンセン」。あるサラリーマンが突然命じられた海外出張のその日、この老人が告げた占いの内容が気にかかって直前で降りた飛行機が火災を起こし、サラリーマンは間一髪で危機を逃れます。そ…

2008年読了冊数:104 積読:2

「積読2」と言っても、1冊は相変わらず行方不明のままなので、実質もう読む物が1冊しか手元にないことにたった今気が付きました。 さて困った。

 前田栄 『THE DAY Waltz 2』

400年前に殺された錬金術師の魂が捕われた本のページを破るという、月に1度の満月の晩のミッションをこなしていく11歳の少年パウロと、お気楽な幽霊となった錬金術師フィラレテスは、彼らを妨害するホムンクルスの少女に対抗するべく、自分らもホムンクルス…

 芦辺拓 『月蝕姫のキス』

通学路で起こった殺人事件の目撃者となってしまった少年、暮林一樹は、彼の見た光景と他の証言との食い違いを警察に指摘されます。何事も徹底して考え抜かないと気がすまない彼は、たった一人の友人である夏川と話しているうちに、この事件の犯人はクラスメ…

2008年読了冊数:102 積読:3

 1冊

芦辺拓 『月蝕姫のキス』 理論社ミステリーYA!

 麻見和史 『真夜中のタランテラ』

アンデルセンの赤い靴の寓話に自らを重ね合わせていた、義足でありながら世界的なダンサーとして活躍していた女性が殺され、彼女の残っていた足までもが切断されて発見されました。そして彼女自身の左足の義足と、切断された足の代わりに添えてあった持ち主…

2008年読了冊数:101 積読:3

ディミティおばさま〜を読んでいたら、「ルートビア」という飲み物が出てきました。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%93%E3%82%A2 何だか味とか想像できないんですが、飲んでみたい気が(でも1本だけ通販するのも微妙だし…

 ナンシー・アサートン 『優しい幽霊1 ディミティおばさま現わる』

離婚、生活の不安、大好きな母の死という不幸続きのロリのもとに、弁護士からディミティおばさまが亡くなったという報せが届きます。ですがロリの知る「ディミティおばさま」とは、幼い頃から母が彼女に話してくれた大好きな物語の主人公でした。ディミティ…

2008年読了冊数:100 積読:4

どうも去年の半分くらいのペースでしか読書をしていないんじゃないかという気がしますが、今年もようやく三桁。 どう考えても今年中に200には到達しないなぁと。

 有栖川有栖 『火村英生に捧げる犯罪』

■自宅から見える廃工場から出てくる人影を見たという隣人からの通報で、工場のかつての経営者が見回りに行って見つけたのは、中で不自然な縊死をしていた遺体でした。そして捜査の中で、その時間に近くを通り掛かった会社員の証言と食い違う証言が出てきます…

2008年読了冊数:99 積読:5

CDは注文したのが8月初旬。 その間2度ほど「期日が来ましたがまだ入荷できません」メールが来ていたものの、そのままキャンセルせずに置いておいたらようやく手に入りました。 アルヴェスタムの方向性というのがUnmooredのようなところにあるとすると、Scar…

 Unmoored "Indefinite Soul"

先日 Scar symmmetry を脱退したクリスチャン・アルヴェスタムがGtとVoをつとめるスウェーデン産メロデスUnmooredの3th。 メロデス(=メロディック・デスメタル)と言ってもそれこそ Scar Symmmetry や Soil Work みたいにメロいわけではなく、むしろブラッ…

 1冊

麻見和史 『真夜中のタランテラ』 東京創元社

 河上朔 『wonder wonderful 上/下』

異世界と行き来し、向こうの国の危機を救って国王に即位した「ザキくん」の恋人である妹のヒナタが病気で苦しんでいる事を、姉であるコカゲは知ります。妹を助けるため、コカゲは夢中で異世界に飛び込んだものの、城に侵入した不審者として扱われ、ヒナタの…

2008年読了冊数:97 積読:6

9月の読了は13冊。

 3冊

芦辺拓 『十三番目の陪審員』 創元推理文庫 河上朔 『wonder wonderful 上/下』 イースト・プレス

 北森鴻 『虚栄の肖像』

■銀座で花師をする傍ら、絵画修復師としても確かな腕を持つ佐月恭壱が請け負ったのは、火災で無惨に焼けた肖像画でした。有名画家の手によるものでもない、しかも経済状況も決して良くない依頼主はしかし、その絵の修復の報酬として正真物の古備前を佐月に渡…