2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧
読みかけの黒死館が行方不明。
幼い頃から人間の「死」を見る力を持つ弦矢俊一郎は、探偵事務所を開業して最初の依頼人を迎えます。ですが、婚約者を突然喪い、自らが「死神にとり憑かれている」と不安を訴える女性、沙綾香に、俊一郎は何も見ることが出来ませんでした。彼女の婚約者の突…
どうも最近買うCDがことごとくゴシックメタル周辺になっています。 Samaelは、デジパック仕様のものを買いました。デジパックは、保存の観点からはあの紙ケースが今ひとつ好きでは無かったのですが、ケースそのものが破損し難いということはあるようです。
「聖砂国編」完結編。 …だそうですが、前巻からそこそこ間が開いているため(そして前々巻と前巻の間も開いていた記憶が)、初期の頃の伏線その他はほとんど覚えておらず、それどころか名前が突然出て来ても誰だか分からない人物がいるなどという体たらく。…
多分こんな漢字を使うことはないんだろうなとは思いますが、これら全てが漢和辞典に正式に載っているというのが驚き、という1冊。 「汚」の下に「心」とか、「高」の下に「飛」とか、「山」の下に「田」とか、結構ヘンな漢字がそれぞれ意味を持っています。…
どこまでも救いのない暗く鬱々とした世界の濃縮が、このバンドメンバーの別プロジェクトであるDoom:VSにて表現された後のアルバムであるためか、救いようがないまでの陰鬱度は、前作よりも幾分低くなっています。その分、シンセの効果を効かせ、聴き易さは増…
スウェーデンのゴシックメタル・バンドで、男女のツインVo.スタイルは取っていますが、あくまでも女性Vo.は男性のデス・パートを引き立てるための存在。どこまでも鬱々としたゴシック/ドゥームの重厚さを極めたアルバム。僅かなパートではあるものの、男性Vo…
スイスのかつてはブラックメタルだったSamael。 個人的にゴリゴリのブラックメタルはあまり得意でないので、この程度の僅かにブラックだった痕跡が感じられるくらいで十分楽しめます。 位置付けとしては、インダストリアル/ゴシック辺りにに分類されている模…
気付けば黒死館しか手元に残っていません。
妻を惨殺された犯罪物のノンフィクション作家の瀧野和一は、自らも犯人を追い事件の調査に乗り出します。調査をするうちに瀧野は、妻の事件も、被害者の無惨な最期を生き残った者に見せつけ希望を奪うような真似をする「カツミ」と呼ばれる犯人によるもので…
読まずに積んだ黒死館がどこに行ったか行方不明。
明治維新後、帝國大学に勤める雇われ外国人、エルウィン・フォン・ベルツ先生の元に、葛城冬馬少年は奉公することになります。外国人水夫が「なぜエバンスに頼まなかったのか」ともう一人の水夫に詰め寄って拳銃の引き金を引き、自らも自殺した事件の真相と…
尽きること無い女性遍歴を糧として、作品を世に送り出し続ける恋愛小説家の父と、おおざっぱな家政婦の奈々子さんの三人で暮らす12歳の少女、山野内荒野。中学の入学式の日、電車の中で助けてくれた少年が気になっていた彼女ですが、荒野の名前を聞いた瞬間…
六月六日だからと、読む本を狙ったわけではありません。 偶然です。 ちなみに『荒野』はサイン本でした。 行った本屋に何故かサイン本しか出ていませんでした。何故。 良く分かりませんがマトリョーシカ?のスタンプと小花のシールが2つサインの下に。
蒼井上鷹 『まだ殺してやらない』 講談社文庫 桜庭一樹 『荒野』 文芸春秋
主人公が目を覚ますと、隣には先程まで彼女を抱いていた男が寝ています。男との情事の余韻を感じながら彼女はバスルームへ向かいますが、その瞬間彼女はバスルームの場所も、男が誰なのかも、思い出せなくなっていることに気付きます。パニックに陥った彼女…
5月の読了は14冊とごく普通。最後の一週間まったく本を読んでいないのが伸び悩みの原因でしょう。 明日は雨なので今日のうちに本屋へ行こうと思ったのですが、力尽きました。
薔薇の殺意 (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション) 母親の強い願望によって名門ドラマスクールに入校したアニーは家に下宿する青年との恋を密かに育みますが、学校での指導者の一人に性的な関係を強要されます。この卑劣な男の所業を知った学校の上層部は、…
パンク族や前科者までをも徴用したために著しく質の悪化した警察機構を補うため、「探偵士」が捜査権を持つ「パラレル英国」のシリーズ。 弓矢をはじめとした古武具のコレクションを有するロビン卿のもとに招かれた探偵士のブル博士に、パンク警官のキッドと…