2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

2009年読了冊数:136 積読:4

 深水黎一郎 『トスカの接吻 オペラ・ミステリオーザ』

プッチーニのオペラ『トスカ』の上演中、トスカが悪役のスカルピアをナイフで刺す場面で、スカルピア役のオペラ歌手が本当に刺し殺されてしまいます。世紀の舞台とも言える好演の最中、小道具のナイフが何者かの手によって本物にすり替えられたことによる殺…

2009年読了冊数:135 積読:5

 2冊

伊坂幸太郎 『SOSの猿』 中央公論社 道尾秀介 『球体の蛇』 角川書店

 ナンシー・アサートン 『ディミティおばさまと古代遺跡の謎 優しい幽霊3』

ディミティおばさまの家に住んで、子育てに追われて自分のことにも気が回らないロリを心配した夫のビルや、彼女を見守る幽霊であるディミティおばさまの計らいで、子供の世話や家事の手伝いのために村の農園の娘フランチェスカが雇われることになります。そ…

2009年読了冊数:134 積読:4

 ジェフリー・ディーヴァー 『12番目のカード 上/下』

解放奴隷だった先祖のことを調べていた女子高生のジェニーヴァは、調べ物をしていた図書館で見知らぬ男に殺されそうになります。その犯行現場には、犯人が少女をレイプする為に使う道具一式と思われるものとともに、「吊られた男」のタロットカードが残され…

2009年読了冊数:132 積読:6

13日の金曜日に読んだのが『Another』……。

 3冊

ナンシー・アサートン 『優しい幽霊3 ディミティおばさまと古代遺跡の謎』 ランダムハウス講談社 ジェフリー・ディーヴァー 『12番目のカード 上/下』 文春文庫

 綾辻行人 『Another』

父親の仕事の事情で祖父母の家に近い高校に編入した榊原恒一は、初日を迎える前に持病の再発で入院を余儀なくされてしまいます。予定より大幅に遅れた転校初日、編入先の三年三組はどこか違和感を感じさせるものがありました。「いないもの」であるクラスメ…

2009年読了冊数:131 積読:4

メダカが随分育っています。 それ以上にサカマキガイが繁殖しています。貝の卵の付いた水草を見つけてしまったので、そちらは処分。 スイレン鉢に移す時に、水草は総入れ替えして、貝は駆除しないと怖ろしいことになりそうです。

 1冊

アントニイ・バークリー 『ジャンピング・ジェニイ』 創元推理文庫

 望月守宮 『無貌伝 〜夢境ホテルの午睡〜』

ヒトデナシと呼ばれる怪異の存在の中でも、人々に恐れられる無貌が逮捕されたという報せが、無貌と因縁の深い探偵の秋津と助手の望のところにも届きます。この事態を受けて、秋津だけではなく三探偵と呼ばれる残りの二人までもが招集され、彼らは「夢境ホテ…

2009年読了冊数:130 積読:3

ぼちぼち読んではいたものの、ここ暫くそれをまとめるまで行き着きませんでした。 他にスイレン鉢で飼うメダカ関連の本なんかは数冊読んでいますが、その程度で。他にCDは、タワレコ限定のLIV MOON のECHO〜蒼空の余響〜。 2曲入りでです。THE PHANTOM OF …

 2冊

綾辻 行人 『Another』角川書店 矢崎存美 『刑事ぶたぶた』 廣済堂出版

 山口雅也 『古城駅の奥の奥』

ミステリーランドに上梓された作品を改題したもの。 東京駅という歴史的建造物を舞台にしたからこその雰囲気作りをなし得たといえるだろう一作。 終盤はファンタジー色が強くなるので、純粋にミステリとして読むと拍子抜けする部分は無きにしも非ずですが、…

 大村友貴美 『首挽村の殺人』

横溝正史ばりの閉鎖的で因習の色濃い地域を舞台に起こる連続殺人事件。 冒頭の引き込みはまさに横溝正史的なテイストを感じさせるものの、その後の展開は若干冗長であったり、犯人が明かされる段でのサプライズが今ひとつ薄かったりと、食い足りなさのような…

 北山猛邦 『密室から黒猫を取り出す方法 名探偵音野順の事件簿』

ヒキコモリ探偵音野と、彼を事件に引っ張り出す作家で助手の白瀬の事件簿の第二弾。 著者らしい大仕掛けの物理トリックに加え、何ともいえない余韻を残す『音楽は凶器じゃない』などのこれまでとは一風変わった作品も収録されており、作風に幅が広がったなと…