2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧
そんなわけで2月もギリギリ13冊読了。
トビーが古くからの友人のジョンに手紙で呼び出されて彼の屋敷に行くと、そこで明らかに誰かが争った形跡や血痕が残され、トビーを呼び出したジョンが死んでいるのを発見する。しかし唯一の死体であったジョンは自然死であり――しかも屋敷の中の状況は、まる…
ようやく昨年から積んでたものを1冊消化出来ました。 今月は読めてあと1冊程度となると、やはり頑張って月間13冊程度のペースがせいぜいのようです。借りているラノベが溜まっているので、そちらを消化すれば来月はもうちょっと行くかもしれませんけれども…
牧師館でメイドそしていた女が父親を明かさずに赤ん坊を産んだ――その父親が誰なのか、そして世話になっている宿の女将さん以外には誰にも赤ん坊の姿を見せないが、何故その子供を見せようとしないのか。 そんな謎から始まり、やがて起こる殺人事件の解決に乗…
フェラーズ以外の残り1冊はGOSHICKの5巻。去年から積んでる4巻が行方不明で手を付けられず・・・。
随分待ってました。トビー&ジョージのシリーズの最終巻。
そろそろ本格的に読むものが無くなってきました。 もうちょっとでフェラーズの新刊が出るので、それを心待ちにしつつ。
若竹作品の中では、他のものと比べて実はそれほど印象に残る物は少なかったなという1冊。青春ミステリというには後味が悪いし、かといってその後味の悪さを上手く残して毒を感じさせるほどのものでもなし。その意味では、他の作品と比べるとどうしても評価…
住人のほとんどが顔見知りのような小さな町で、どこにでもいるような平凡な女子高生が殺された事件に関して、全編がインタビューと会議の発言記録で構成される作品です。 当初は事件のあった日に目撃された余所者が犯人かと思われていたのが、途中でそうでは…
[読了] 有川浩 『図書館戦争』 もしも書籍に対する検閲が行われ、自由に本を手に取れなくなったら――そして、そのことに図書館が対抗して「図書館の自由」を掲げて武器を持つことが法制化されたら――という、「あったら嫌だな」という架空の物語です。 図書…
第二次世界大戦末期に置き去りにされた4軍用犬「北」「正勇」「勝」「エクスプロージョン」の4頭の犬から始まる物語であり、この犬達の(厳密にはこのうち3頭の)血脈が「ベルカ」「ストレルカ」に辿り着くまでの戦争の世紀、20世紀の物語です。 とは言…
殺されて地縛霊になってしまったハードボイルド探偵ジャック・シェパードと、町の小さなミステリ書店の共同経営者をしている女性ペネロピー・マクルアが、お互いを補い合って殺人事件を解決する物語です。 序盤からコミカルなタッチで物語りはテンポ良く進め…
『陽気なギャング』はノベルズにて読了済みなので、カウントせず。 文庫版の解説が読みたかっただけなので。
伊坂幸太郎 『陽気なギャングが地球を回す』 祥伝社文庫 岡嶋二人 『チョコレートゲーム』 講談社文庫 若竹七海 『閉ざされた夏』 光文社文庫
"ファンタジー"というくくりではなく"幻想文学"、そして静かに淡々と語られる畸形の美しさというものを描かせると、小川洋子という作家は独特の美意識を感じさせてくれる書き手だなと思います。 本作は、博物館作りの依頼を受けて小さな村にやって来た博物館…
去年の分、一向に消化しませんね・・・
さすがにこれまでの自衛隊路線とは違うみたいですね。
未完成のクイーンの作品――というだけで、何だか否が応でも期待は高まってしまうのですが、梗概だけのこの作品、是非きちんとした小説という形で読んでみたかったなというのが読了しての感想です。日本では有栖川有栖と綾辻行人でノベライズを・・・という話もあ…
去年の積み残しを減らす意欲があまりないので、いい加減繰越を毎回書くのはやめようかと。
アリス・キンバリー 『幽霊探偵からのメッセージ』 ランダムハウス講談社 ヒラリー・ウォー 『この町の誰かが』 創元推理文庫 古川日出男 『ベルか、吠えないのか?』文芸春秋 読むものがないわけじゃ無いですが、今ひとつ寂しさを覚えていたためか衝動買い。…
ちらほら書評は見ていたのですが、本屋で何故か目に止まらずに買い損ねていた1冊。 本日無事に発見。
昨日風呂で半分だけ読んだ続きを本日の風呂で読み終えました。 昨日は、『さよならの代わりに』を読んだ後、『推定少女』に取り掛かったので、2時間の長風呂となって少々フラフラでした。そんなことはさて置き。 本書は、『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』…