2010-01-01から1年間の記事一覧

2010年読了冊数:89 積読:8

これで今年の読書は終了。 来年はもうちょい頑張ります。

 借り物 1冊

 神永学 『心霊探偵八雲6 失意の果てに 上下』

病院で起こる不可解な死と、その周辺に囁かれる少女の幽霊。その謎についての依頼を受けた八雲、そして八雲の周辺で暗躍し続ける赤い目の男に浅からぬ因縁びあry七瀬美由紀は、逮捕され収監されながらも、そこから八雲の叔父である一心を殺害することを予…

2010年読了冊数:86 積読:8

 伊藤計劃 『ハーモニー』

人類を襲った<大災禍>を経た後、人々は医療ネットワークにつながれ、自らの肉体や社会を損なうものを極力排除した調和社会へと到達します。ですが13年前、大人になる前に自死を遂げることで、このユートピア社会に対するテロリズムを遂行しようとした3人…

2010年読了冊数:85 積読:8

まだ読み終わって感想まとめてない本もありますが、だいぶ整理は出来ました。 今年も残り僅かなので、できればラストスパートをかけたいところ。

 というか積読 計8冊

ここしばらくで買っていたけれど記録してなかった分↓若竹七海 『みんなのふこう』 ポプラ社 望月守宮 『無貌伝〜人形姫の産声〜』 講談社ノベルズ 黒田研二 『カンニング少女』 文芸春秋 紅玉いづき 『雪蟷螂』 電撃文庫 紅玉いづき 『ガーデン・ロスト』 メ…

 ジェフリー・ディーヴァーほか 『ショパンの手稿譜』

ポーランドのワルシャワで、アメリカ人の音楽史の専門家であるハロルド・ミドルトンは、知り合いのピアノ調律師で古い楽譜の蒐集家が殺されたことを知らされます。かつては軍の関係機関で諜報活動もしていたハロルド・ミドルトンは、自分の手にある偽の「ショ…

 小路幸也 『探偵ザンティピーの休暇』

NYで探偵をするザンティピーは、日本の北海道の田舎町の旅館に嫁いだ妹のサンディのもとを訪ねます。旅館の跡取り息子の嫁として幸せそうに暮らすサンディを見て安心するザンティピーですが、彼は妹が何か困っていることを察します。サンディにそのことを…

2010年読了冊数:83 積読:3

 東側篤哉 『謎解きはディナーのあとで』

国立署で刑事を務める宝生麗子は、一握りの人間を除いては彼女の上司である風祭グループの御曹司の風祭警部にすらその素性は伏せられているものの、実は宝生グループの令嬢。そんな彼女が事件の捜査で壁に当たり、ついつい執事の影山にその詳細を話してみれ…

2010年読了冊数:82 積読:3

読んだ本の感想の消化その2。 積読の冊数は、感想の消化が終わってから(とか言っていると、年明けになりそうな気もしますが)。

 米澤穂信 『折れた竜骨』

12世紀、イングランド支配下のソロン島。領主の娘アミーナが港から連れ帰った二人の騎士は、彼女の父親である領主に対し、魔術を用いる暗殺騎士が命を狙っていることを警告します。ですが、折りしもデーン人の軍勢が再び島に来襲することに備えている中、警…

2010年読了冊数:81 積読:3

読んだものの感想をまとめていない本やら、その間買った本やら色々。 なんだか色々溜まっているので、とりあえず忘れないうちに一部だけでも。 あと4冊ほど、読了本は溜まってます。

 借り物4冊

友人からの長編シリーズの借り物を4冊。

 Scar Symmetry "DARK MATTER DIMENSIONS" (2009)

スウェーデン産メロデス4th。 前作リリース後、Vo.のクリスチャン・アルヴェスタムが脱退してどうなることかと思っていましたが、クリーンパートにはラーズ・パームクヴィスト、デスパートにはロバート・カールソンという、ツインヴォーカル編成にすることで、…

 ケイト・キングズバリー『ペニーフット・ホテル受難の日』

夫を亡くし、上流階級の人々の集うペニーフット・ホテルを切り盛りする女主人となったセシリーですが、宿泊客の一人がホテルの屋上から落ちて死んだと思わしき事件が起こってしまいます。セシリーはホテルの支配人のバクスターとともに警察が来るまでの間、ホ…

2010年読了冊数:76 積読:3

上記4冊、11月中に読了していましたが、読了記録をまとめるのを先延ばしにしてしまっていました。 その間買った本もありますが、それはそれでまた次回の時にちゃんとカウントし直すということで。

 リンダ・ハワード 『凍える心の奥に』

ポートランドに住んで仕事をするロリーが故郷の家を処分することになり、一人静かに思い出に浸るために、久々に故郷に帰ってきます。ですが、メルセデスに乗っていたがために、覚せい剤中毒の男女の強盗に目を付けられ、ロリーは窮地に追い込まれることにな…

 紅玉いづき 『毒吐き姫と星の石』

占いが全てを決める国ヴィオンの皇女として生まれたものの、毒と呪いを吐く「毒吐き姫」として捨てられたエルザ。ですが、捨てられて下町で育った彼女は、ある日突然に皇女として同盟国に嫁がされることとなります。口汚く占者たちや国を罵り、呪いの言葉を…

 ジェフリー・ディーヴァー 『ウォッチメイカー』

死に至る時間を長引かせる、拷問めいた残虐な方法を用いたらしい、殺人事件の現場に置かれたアンティーク時計と犯人の署名。おそらくは、全部で10人の被害者を殺害すると思われる「ウォッチメイカー」。偶然にニューヨークを訪れていた、キネシクスと言われ…

2010年読了冊数:72 積読:6

 4冊

ジェフリー・ディーヴァー 『ウォッチ・メイカー 上/下』 文春文庫 紅玉いづき 『毒吐き姫と星の石』 電撃文庫 小路幸也 『探偵ザンティピーの休暇』 幻冬舎文庫

 石崎幸二 『記録の中の殺人』

遺体の一部を切断された5人の女子高生の遺体が発見されたことから始まった、連続殺人犯「ミキサー」による事件の影響で、女子高生を子どもに持つ親や学校関係者らは、神経を尖らせます。ミリアとユリと仁美、そしてミステリー研究会の顧問の石崎は、「ミキ…

2010年読了冊数:71 積読:2

 三津田信三 『災園』

相次いで父母を亡くした少女奈津江は、自分の実の姉だという深咲に伴われ、彼女たちの本当の生家である祭園という施設にやってきます。ですが、三紀弥という少年から、「よるはきをつけて べっどでねむっちゃだめだ はいいろのおんながさがしにくるから」と…

2010年読了冊数:70 積読:2

気が付けば半月以上ブログも書いていないとか、その間何をしていたかといえばメダカの冬支度だったりもしますが、勿論何も本を買っていないとかそういうことはありません。 その辺はまとめて近いうちに。

 北國 浩二 『アンリアル UnReal』

兄が申し込んだ体感型オンラインゲーム、「アンリアル」の体験版のプレイヤーに選ばれたサトルは、兄とともに毎夜決められた時間にゲームの世界にログインすることになります。中世ヨーロッパを原型にした、あまりにもリアルなその世界で、騎士となって残虐…

2010年読了冊数:69 積読:2

充実し過ぎるほどに充実した旅行は終了。その後の疲労をまだ微妙に引き摺っています。 急激に寒くなったので、そろそろベランダのメダカの冬支度を始めようということで、まずは水槽の立ち上げをしました。 10月は7冊読了。少なっ。

 真藤順丈 『庵堂三兄弟の聖職』

遺体を分解し、そこから遺族が手元において亡き死者の代わりに生活を共にする「遺工」を作る職人であることを生業とする庵堂家。父の仕事を受け継ぎ、職人としての腕は持ちながらも、変人の長男。東京で暮らし、次男は仕事と生活に疲れ切った次男。交際する…