浅暮三文 『針』

 実のところ感覚シリーズはあまりに生々しくて苦手な部分もあるのですが、これもそうですねぇ。でもそれは皮膚感覚というものを極限まで鋭敏化されたら、ということ、「誰も感じたことの無い感覚」を見事に描ききっているからなんでしょうね。
 ところでご本人のサイトでの作品紹介に「ハードコア・SFポルノ」とあることに今更ながら気が付きました(汗)。勿論そのカテゴライズには少なからずご本人の謙遜も入っているのではないかと思いますけれども。