2005-10-15から1日間の記事一覧

2005年読了冊数:66冊 積:9冊

桜庭一樹 『ブルースカイ』

「少女」という存在の絶望性は、この著者の作風の中では大きな位置付けをされているようですね。本書ではその辺は他の作品ほどストレートに打ち出されてはいませんが、やはり物語の中核にあるのは確かなようです。 「近代以前には、人々はこども時代からとつ…