2013年のお花見

今年は長く続いた寒さが一転、本当にあっという間にあらゆる花が咲いて散って行ったという印象。
それでも上野の国立博物館の庭園や伝法院の枝垂れ桜は何とか開花時期に見に行くことが出来ましたし、その後も法事で訪れた四谷の西念寺の桜の時期にもバッチリでした。

こちらは画素数も低い携帯のカメラで撮った画像なので色が飛んでいるのはご愛嬌。
後ろには大島桜や八重桜も咲いていましたが、実はお墓の塔婆もバッチリ存在するというロケーション。
服部半蔵の墓の他に、服部半蔵の槍と伝わるものが本堂にあったりします。


そして新宿御苑
ここは桜の種類が豊富なのと、住宅や道路に接して枝を切るような必要がないので、伸びた枝に咲く花が楽しめるのが個人的には気に入っています。
(苑内はアルコール禁止なので、酔客がいなくて広々しているのも個人的にはポイント高いです)

NTTのビルが見えると、新宿というロケーションが実に良く分かるという。


手前の濃い色の八重桜が関山(カンザン)後ろは普賢象(フゲンゾウ)とか一葉(イチヨウ)という、わりとポピュラーな八重桜。


淡いクリーム色の鬱金(ウコン)は、結構あちこちにありました。
こちらも満開。
芽吹いたばかりの樹木の葉と、空のコントラストもこの日は綺麗でした。


こちらは御衣黄(ギョイコウ)。
開花して日数が経つと、中に赤いすじが出てきて、開花時の緑から徐々に色が変わっていきます。
苑内に何本かありますし、若い木も新たに植えていました。


池の近く。奥の枝垂れ桜が満開の時期は綺麗だろうなぁと去年も思ったものの、主に八重桜や鬱金御衣黄などに合わせて出掛けているので、ここの枝垂れの満開は見たことがないという。


昨年は工事中だった大温室もオープンしていまして、熱帯睡蓮も咲いていました。
環境が良いので、花芽の上がり方も物凄く良いです。(羨ましい……)