殺人のないロマンス小説はもしかすると初めてかもしれません。
リンダ・ハワード 『瞳に輝く星』
何故原題の"Heartbreaker"をこんな邦題にしたのかという意図と言うか意味と言うかがサッパリわからないのですが、本書はいわゆるスピンオフものであり、微かに繋がっているそっちの方が殺伐として私好みなのかなぁという気がしました。
多分、元夫のストーカーぶりがもう少し狡猾なものとして描かれ、主人公が更に孤立無援に追い込まれていた方が、展開にメリハリがあったのかなという印象。
とりあえず、そういうことを考えて読む本じゃないのかもしれません。
リンダ・ハワード 『ダンシング・ラブ』
リンダ ハワード Linda Howard 三谷 ゆか
ハーレクイン (2004/05)
売り上げランキング: 314,350
ハーレクイン (2004/05)
売り上げランキング: 314,350
とりあえず、いくら親族でも公文書偽造は放って置いていいのかとか、あんなマッチポンプみたいな株取引で会社の経営権を左右するほどの株式を得るのはリアリティに欠けるんじゃないかとか、主人公二人の心情と行動の一貫性にも時々はてなと首を傾げながら読んでました。
でも薄いし読み易いです。どんなんだか分かりませんが漫画にもなってるらしいです。