リアルタイムで"Virtual Iasanity"とか聴いていたのは随分と昔のことですが、今聴いてもまったく古さを感じない洒脱な楽曲たち。
正直、ベスト盤としては個人的には何でこの曲？というものもないわけではありませんし、ジャミロクワイは個別のアルバムの完成度も高いので、改めてシングルだけをただ集めたアルバムを作らないでも良いんじゃないかと思ったりもしますし、日本語解説にJ-popアーティストの対談とかはいらないんですが、今聴いても心地良い楽曲たちが収録されています。
20年以上前の楽曲も含まれているわけですが、ジェイ・ケイの洒脱な格好良さは他に代わる者がいまだになく、やはり好きだなぁと。
アルバムは2枚組のデラックス・エディションというのだったのですが、ボーナスディスクは、全12曲のリミックス集。
こちらは正直微妙。
まぁ、各アルバムなんかでオマケ的にボーナストラックで、何たらリミックスと付いているのがまとまったのかもしれないですが、原曲の新たな魅力を引き出すだけのリミックスというのはやはり難しいんだろうなと思います。ジャミロクワイなんかは、元々ある程度打ち込み系のサウンドも使っているので、改めてそういうリミックスを作ることの難しさはあるのかもしれません。
