2010-01-07から1日間の記事一覧

2010年読了冊数:3 積読:4

今さらながら新年明けましておめでとうございます。 昨年末からあまり本を読めていませんでしたが、とりあえず年末年始含めてぼちぼち読んでいたのが3冊溜まっていたので、ぼちぼちまとめておこうということで。ともあれ本年も宜しくお願い致します。

 3冊

J・D・ロブ 『イブ&ローク22 この邪悪な街にも夜明けが』 ヴィレッジブックス フランク・シェッツシング 『黒のトイフェル 上/下』 ハヤカワ文庫

 道尾秀介 『球体の蛇』

17歳の高校生だった友彦は、両親の離婚によって親しかった隣家に世話になることになります。その家の主、家屋の害虫駆除の仕事をする乙太郎さんは、奥さんと長女サヨを火事原因として亡くしており、その死は友彦と残された次女のナオにも影を落としています…

 佐々木丸美 『罪灯』

冬都、春都、夏都、秋都の四人を主人公としたプロパビリティの犯罪を扱ったオムニバス。鼻持ちならない同級生を冬の湖の危険区域に誘導する冬都、画廊でのアルバイトをする春都が目撃した溺れる母娘、夏都が恨みのある相手を陥れる花火の夜、観光地で起こっ…

 三津田信三 『水魑の如き沈むもの』

奈良県の人里はなれた山里、波美地方の集落。そこで行なわれる「水魑様」を祀った祭事を見るために、作家の刀城言耶は編集者の祖父江偲を伴って集落を訪れます。四つの村からなる集落は、それぞれの村に神社があり、中でも一番の権勢を誇る水使神社には、何…