箱根

先月の三連休、事故渋滞にはまって結局果たせなかった九頭竜神社参拝。
リベンジで、11月の同じく三連休だった2日の日に行ってきました。
11月頭のこの三連休も、3日の日に箱根の大名行列があるので人出は多くて、箱根内の交通機関の混雑が予想されていたので、前回で色々学習したことを踏まえて、対策を練って臨みました(大袈裟)。

まず、高速バスは使わず、面倒でも電車で小田原まで出て、そこからバスで九頭竜神社の起点である箱根園を目指すことに。
小田原方面から箱根園までは、通常ならば箱根湯本から箱根フリーパスなどを使って大涌谷経由で芦ノ湖の海賊船などに乗って元箱根から行くのが楽しいのでしょうが、そちらは激混みになることが分かっているのでこのルートは没。
バスで行くにしても、大涌谷の辺りや仙石原付近が渋滞するので、そちらを通らないバスを選択。
そんなわけで、箱根湯本の付近で少々渋滞したものの、それ以外は問題なく辿り着けました。

前々回、6月に行った時には緑が鮮やかだった、プリンスから九頭竜神社へと向かう遊歩道も、所々に紅葉が始まっていました。
九頭竜神社までは、箱根園のプリンスの脇の遊歩道から徒歩30分程度。毎月13日の例大祭には元箱根から船が出て、九頭竜の森の入り口近くの桟橋まで行けますが、それ以外は徒歩か、箱根園からモーターボートに乗るかになります。
そんなわけで、芦ノ湖を眺めながらてくてく歩いて無事に九頭竜神社に参拝した後は、九頭竜の森の敷地内にある白龍神社に参拝し、箱根園まで再びてくてくと来た道を帰って行きました。

そして、前回のリベンジという目的としてはこれでミッション・コンプリートだったわけですが、折角なので箱根園から駒ヶ岳のロープウェイに乗って、箱根元宮まで行くことに。
……晴れていれば芦ノ湖の向こうに富士山は勿論、伊豆諸島まで見えることもあるらしいですが、私たちがロープウェイを降りるとそこは、視界5メートルもない真っ白な霧の世界でした。
一応道はちゃんと遊歩道的なものとして整備されているのですが、いつコースアウトしてもおかしくないとビクビクしながら、何とか箱根元宮まで。
あまりアップダウンはない道なので、それほど苦労せずに行けました。
あまりの濃霧に景色はあまり楽しめませんでしたが、この鳥居をくぐったらもう現世に帰れないんじゃないか的な雰囲気、これはこれで面白かったです。

ここからさらに、大涌谷の方まで歩けるらしいですが、無理する気はサラサラないですし、そもそも大涌谷方面へ出ると混んでいるので、すぐに引き返しましたとも。
ロープウェイのところまで引き返したら、ほんの一瞬だけちょっと霧が晴れて、箱根元宮を見上げることができたのはせめてもの救いでしょうか。とりあえず次回があれば、展望を楽しめる時に行ってみたいです。

そして帰りですが、箱根のバイパス経由というバスが出ておりまして、こちらに乗ると、箱根町から先は一気にバイパスで下って行くのでエッライ早く湯元まで帰り着くことが出来ました。(連休で本当にあちこち渋滞していたらしいですけれど、全てうまい具合に回避できたという。)