今年の5月位に購入した姫睡蓮のリトル・スーがようやく開花しました。
どうやら途中で主にメダカと人間の高温対策にと、日除けのシェードを張ってしまったがため、日当たりが不足していたようです。株分けをしたものを、陽に当たる場所に置いたら咲きました。
睡蓮の開花には、根本にまで日当たりがあることというのが必須になるのですが、この品種はまた、日光が大好きなようです。
花は小型で午前〜昼咲き。午後の3時前には閉じてしまいます。
葉(特に裏)に赤褐色の斑模様が入っている温帯睡蓮は、メキシカーナという品種の遺伝子が入っているものが多いらしいのですが、このリトル・スーもメキシカーナ種になります。
うちに元々あった黄色い睡蓮もメキシカーナ種のようで、この種類は花上がりも良く、また小株も1年でいくつかに増やせます。このリトル・スーにしろ、元からある黄色い睡蓮にしろ、1センチにも満たないような小さな株でもシーズン中に開花させることが出来るのが分かってしまうと、増えた株を捨てられないんですよね(なので、気を付けないと鉢の数が怖ろしいことに!)。
原種であるメキシカーナは温帯睡蓮では唯一ランナーを出して増える種類で、繁殖力があまりにも旺盛なため、アメリカなどでは日本で言う特定外来種扱いで、野生環境に持ち込まないように規制される州があるそうです。