11月に入ってから何気にここぞという時は天候に恵まれております。
まずはダイヤモンド富士から。
三軒茶屋のキャロットタワーの展望室からのダイヤモンド富士が見えるということで、当初は当日の天気が今ひとつではないかという感じでしたので、予定日の2日ほど前に行ってみました。
実は三軒茶屋はうちから行くのはそれほど大変ではないということに気付いたのと、この辺りからだと富士山だけでなく、伊豆半島の天城山や東京の高尾山~陣馬山、秩父、丹沢、南アルプスと、結構色々見えるんですよね。
そんなわけで、めちゃめちゃ晴れてる日だったので夕方すっ飛んで行きました。
この展望室、富士山とか山並みが見える方向は解放されているのですが、何気に都心の夜景が見える方向はエレベーターホールからちょこっと見えるだけ(しかも窓が遠い)だったりします。
(レストランとか入ってるフロアでもあるので、どこかの席からは見えるのかな?とも思いますが)
とはいえこっちの山並みの見える方角は、周囲にあまり高い建物がなく風景を一望できました。
太陽が向かい側にあるのでまぶしくて、この時点では肉眼ではあまり良く見えてませんが、富士山のシルエットも浮かび上がってきました。
そして山の稜線に太陽が沈んでいきます。
…嗚呼これが2日分の位置のズレ。
沈んで富士山の影が出始めます。
街の明かりが灯り始めて夜景と富士山が浮かび上がる夕景のコラボが楽しめる時間。
そんなわけでこの日はダイヤモンド富士ではないものの、結構満足して帰ってきました。
そして迎えた11月3日文化の日。
この前日がダイヤモンド富士と言われていましたが、生憎天気は今ひとつ。
私も2日はその時間に行くのは無理だったので、3日の日はどの程度のダイヤモンド具合(?)かは分からないけれど、まぁ最悪雲があっても夜景見て、近くのマーロウでプリン買って帰れば良いやという気持ちで出掛けました。
そんな程度のモチベーションだったので、キャロットタワーに着いたのは結構ギリギリの時間で、そこそこカメラを構えて待機してたガチな人たちがいらしたものの、何とか撮影できるスペースはまだ残ってましたので慌てて準備。
いや結構ドンピシャの位置??
これまでトライした中でダイヤモンドの位置でしかも空気もそこそこ澄んでて条件一番良かったんじゃないですかね?
結構あっという間でしたが、綺麗に見えましたよー!
(惜しむらくはカメラとレンズがもうちょい良いものだったら…苦笑)
太陽が沈んだ直後、オレンジ色の光がこんな感じに広がってこれもまた綺麗。
せっかくなので待ち受け画面用にと撮ったのはコレ↑
そんなわけでとても綺麗な富士山と夜景を堪能してきました。
富士山や南アルプスに雪がたくさん積もったらまたそれ見に行こうと思います。
そして次。
11月8日は皆既月食。
前回、昨年は5月の皆既月食はやたらに早い梅雨入りで天気が今ひとつ、肝心の皆既月食の時間は雲が厚くて何も見えず、部分食だけ辛うじて見えたという感じでした。
その後に昨年の11月は「ほぼ皆既月食」という、少しだけ欠けない部分が残るけどバッチリ赤銅色の月を見ることが出来たんですよね。
幸運にも今年は晴天に恵まれ、月の見える方角は雲もほとんどないという好条件でした。
これだけ晴れてれば、もしかしたら富士山も見えるかなーとちょっと期待して東扇島西公園まで行ったものの、さすがにそっち方面は雲があって富士山は見えず。
でもガントリークレーンとその向こうの扇島のプラントを夕焼けで撮ることが出来たのでこれはこれで良かったです。
もうちょい広角持ってっても良かったなぁと思いますが、あくまでも今回は月を撮るのがメインなので。
でもこの日の夕焼けとガントリークレーンとプラント、結構良くないですか?
…っと、工場夜景萌えの血が騒ぎますが、目的はこっち方向(西)じゃなくて東側です。
まぁ東側にも素敵なガントリークレーンが。
そういえば西公園の手前にあったのがマリエンからも見えていなと、この光景見て思い出してました。
月と飛行機が重なるのは撮れませんでしたけれど、ガントリークレーンと月と飛行機。割と私の性癖に刺さるやつです。
満月を挟んで上と下に飛行機。これはこれで。
そしていよいよ月食。
少しずつ満月が欠けていきます。
…こういう合成、どうせやるならインターバル撮影とかでもっと全部ちゃんと撮っとけって話なんですけど、そうするとこの月の満ち欠けを撮るための専用の機材1セット作らなきゃならないんですよね。
さすがにそれは無理なので非常に中途半端なことになってますが。
ともあれ皆既月食の赤銅色の月です。
以前、検査入院とその後の手術のための入院の合間にも皆既月食があって撮影はしているんですが、その時よりも今回は若干暗かったかな?という感じでした。
そんな感じで色々設定を変えつつ撮ってましたが、↑の画像、拡大すると左下にちゃんと天王星も写っております。
今回は天王星が月の影に隠れる惑星食も同時にあったので話題になっていましたが、ちゃんと天王星も写っていて良かったなと。
↓はフルサイズの赤外線改造したカメラで。
↑はAPS-Cなので望遠がより効いているので月食の時は重宝していますが、画像そのものは↓の方が…なので色々と悩ましいです。
そんなこんなで、今回は結構皆既の時間が結構長くて十分に堪能できました。
皆既月食が終わりはじめて、だんだん左側から月の明るさが戻ってきたところ。
今回はこれで終了。とにかく天気に恵まれて良かったです。
次回の皆既月食はまた少し先になりますが、その時も綺麗に見ることが出来れば良いなと思います。
あと、例によって人様のレンズで撮っていただいたのがコチラ↓。
訳あってカメラは私のをレンズに付けて撮ったものになります。
カメラにレンズを付けるんじゃなくて、レンズにカメラを付けると言ってる時点でレンズの重さを察してください。
1600mm相当で、これなら確かに左下の青緑の星、天王星も存在感ありますね。
ぶっちゃけ私の300mm(APS-Cなのでもっと長いですけど)だとセンサーに付いたゴミじゃないかというレベルですんで。
星がゴミのようだ、そういえば星屑って言葉ありましたね、みたいな。
私じゃ途中で心が折れそうな重量の機材で有難うございます。