2013-07-01から1ヶ月間の記事一覧

2013年読了冊数:42積読:3

 2冊

有栖川有栖 『真夜中の探偵』 講談社ノベルズ 小島正樹 『硝子の探偵と消えた白バイ』 講談社ノベルズ

 篠原美季 『よろず一夜のミステリー 土の秘法』

『ジオの聖戦』というオンラインゲームに熱中する若者がはびこる中、このゲームと現実との区別がつかなくなったことが原因なのではないかと思われる事件が相次いで起こります。ゲームの作者は、かつてネット依存で治療施設に入っていたという経歴があり、そ…

2013年読了冊数:41積読:1

近所のお寺で風鈴をたくさん吊るしているというので、朝早くに行ってみました。 散歩に訪れるひとがちらほら程度という中で、一斉に風鈴が風に揺れて鳴り響く音が、独特の空気をかもしだしていました。 朝涼しくなかったら、行かなかっただろうなぁというこ…

 温帯睡蓮チュビー

温帯睡蓮チュビーが開花しました。 白に透かしたような淡いピンクの花が可憐です。株の年数や育成環境の問題もあってか、それとも元々そういうものなのか、睡蓮としては決して「大輪」というほどの大きさではありませんが、姫睡蓮ではない大型の睡蓮ならでは…

 福田栄一 『春の駒 鷺澤家四季』 

両親と祖母、三兄弟という、六人家族の鷺澤家の二男、高校生の葉太郎。マラソン大会に出る父を家族で応援する中、将棋部の新入生歓迎のために作った、発泡スチロールの被り物を台無しにしたのは家族の誰なのか。様子がおかしかった祖母の民枝が、ある時突然…

2013年読了冊数:40積読:2

あまりの暑さにめげてはいますが、今年も浅草寺のほおずき市には行ってきました。 去年は今年ほど猛暑日が続いた記憶はないのですが、やはりほおずき市の日は暑かったように思います。

 1冊

福田栄一 『春の駒 鷺澤家四季』 東京創元社

 柳広司 『パラダイス・ロスト』

ドイツに占領されたフランスで、ドイツ軍に暴言を吐いた老婆を助けに入ったことで殴られ、記憶を失くしてしまった日本人留学生の島野。自分に何か特殊な能力があることを悟った島野は、彼を助けてくれた三人のフランス人の男女とともに、ドイツ兵の追手から…

 小野不由美 『丕緒の鳥 十二国記』

王の前で催される、鳥に見立てた陶板を射抜く行事の為の、陶板作りの職人の長。美しい音や芳香を放って割れる陶板を考案してきた彼ですが、女王が続いて国が荒れる中、徐々に儀式そのものの意味に疑問を持ち、また王という存在に対する失望が膨らんできます…