今日で2月も終わりなので滑り込み更新。
今年は中々暖かくならなかったので、梅や河津桜といった花の開花が遅れていたり、セツブンソウの時期を見誤ってまた今年も見損なっていたりとそんな感じの冬の後半でした。
前回更新した1月前半までは本当に冬を満喫出来て楽しかったのですが、そこから天気がイマイチだったり(雪が積もるぞ積もるぞ詐欺)、富士山もそれほどいい条件ではなかったりで、何となく過ごしていて気付いたら2月が終わるという体たらくです。
まぁいつもこんなもんで通常営業と言えばその通りなのですが。
そんなわけで、2月の前半に撮ったスノードロップ。
何気にセツブンソウ撮りに行ってこれしか咲いていなかったという。
本来はスノードロップは終盤で、それこそセツブンソウが咲いているはずだったんです。
両方撮れるかなと思ってウキウキして出かけたら、スノードロップが日当たりのいいところでかろうじて咲いているという状態だったんですが、他所ではその頃セツブンソウ咲いてるところもあったようです。また来年に期待。
今年もまた花の時期が読み辛いようで…。
冬の寒い時期に開花時期を合わせて温度調節をするアイスチューリップ。
以前は江の島のサムエルコッキング苑くらいでしか見かけませんでしたが、最近はあちこちでやっているようですね。
スノードロップと共に、こちらは2月の初めに大船のフラワーセンターにて。
富士山の方も2月になると例年通り空気の透明度が悪かったり、夕方に雲があったりで見えない日が多かったです。
まぁ夕焼けくらい見えれば良いかなと、かなり久しぶりに森戸神社も行ってきました。
富士山は心の目で見てください。
前に行ってからもう4~5年になるんじゃないかと思います。
今年初の城ケ島も行ってきました。さすがに2月半ばも過ぎると富士山霞んでました。
城ケ島もちょっと人増えたかなとは思いますが、他の人が引き上げる時間に行って誰もいなくなってから帰ってくるので、リスク回避しつつのお出掛けを続けている感じです。ちょっと自画自賛しますが、周りの人に言うとロクに観光も食事もしないで寒風吹きすさぶ中に何時間も立っているとかオカシイと言われました。解せぬ。
今回はメインは天体撮影で、富士山は正直ついでで、カノープス見えるかも…と言われて行ってみたら大当たりでした。
上部に冬の大三角形、三角形の下のシリウスの下方、中央の地平ちょいの赤い星がカノープス。
今回は自力で発見出来ました。昨年よりも見つけやすい位置にあったので割とラッキーでした。
カノープスを見ると寿命が延びるとか諸説ありますが、世の中が乱れている時には見えないので天下泰平や長寿・健康を象徴する星というような説もあるので、こんなご時世ですが色々願いを込めてみるのも良いのかもしれません。
そして星を撮る用に使えるもので持ってる広角の限界が28mmなので、ふたご座までは入りませんでしたが、割と冬の星座は綺麗に納まったんじゃないかと思う1枚。
中央下側のオリオンから左側に冬の大三角形。その右におうし座のアルデバラン。上の方にぎょしゃ座(の一部)、右端の方にすばる。
20mmかせめて24mmだともうちょい行けるんですかね。
そんなわけで富士山はだいぶ厳しくなってきましたが、もしかすると今季は撮り納めになるかもしれない富士山は羽田辺りの多摩川からのダイヤモンド富士。
中央からはズレていますが、周辺の建造物が結構邪魔になることもあって、今回撮った場所からは少し太陽が横になっています。
そんなに雲があったわけでもないのに、直前までほとんど富士山が見えないというくらい霞んでいたので、中々見つけられずにいました。
何気に手前にシルエットになっているアヤシイ異国風の建物は川崎大師の薬師殿か車の祈祷殿辺りじゃないかと思います。
沈むにつれて富士山の稜線にかかってる小さな雲か風で飛んでる雪かで光って、空に伸びる影もくっきり見えていました。
最後は久しぶりの大師橋と富士山。
こちらは空の色が今ひとつクリアじゃないという以上に、風が強くなって三脚があまり役に立たなかったという。
そんな感じで花粉も急に酷くなって来ましたよ!
花粉症のくしゃみもはばかられるので、コロナさんにもそろそろ空気を読んで欲しいなと思う2月の終わりでした。