2006-12-01から1ヶ月間の記事一覧

 結城光流 『少年陰陽師』(8冊)

とりあえず長らく借りていた分を消化。 このシリーズもまだあと10冊くらいある(しかもまだ終わっていない)らしいですが、区切りごとにまとめて貸してもらえるのは有難いです。登場人物の数もそこそこ多いのですが、新しい登場人物を出すタイミングが良いの…

2006年読了冊数:222冊 積:8冊

ぼちぼち読んではいたものをまとめて一気に載せてしまいました。 年間ベスト物の中で読んでいないもので気になっている物もありますが、年内に手を出せるかどうかは微妙なところ。

 マロリー・ラッシュ 『ハーレム・ナイト』

ハーレム・ナイト 駆け出しの女性探偵であるレイチェルの元にやって来た依頼人は、中東に売られた生き別れの妹を助けて欲しいという先物取引で財を成したランドという男でした。救出のチャンスは、見張りの目が薄くなる、女性しか入れない浴場だけであること…

 ダイアナ・パーマー 『伯爵と一輪の花』

社会的地位を得るために、バーナデットの父親は爵位を持つ未婚の男をなりふり構わず娘にあてがおうとします。ぜんそく持ちで体は弱いものの、情の薄い父親の思い通りになることを良しとしなかったバーナデットに手を差し伸べたのは、近くに牧場を構えている…

 ダイアナ・パーマー 『淡い輝きにゆれて』

白人に襲われて瀕死だったスー族の少年のレイヴンは、白人であるにも関わらず自分たちを差別せずに命を助けてくれた医者とその娘のテスのお陰で、今ではマットという新しい名前でシカゴの私立探偵として成功しています。 そして12年が過ぎ、大人の女性にな…

 海堂尊 『螺鈿迷宮』

東城大学に医学部生として在籍しながらも留年を繰り返す天馬大吉は、幼馴染で記者の別宮葉子の策略で、碧翠院桜宮病院へと潜入することになります。天馬たちが昔から「でんでんむし」と呼んでいたその病院は、院長の桜宮巌雄の双子の娘、小百合とすみれがつ…

2006年読了冊数:218冊 積:9冊

年越す前に返したいものも溜まっているので、そろそろまた借りてるものの消化に励みたいと思っているにも関わらず、買ってしまったものから手をつけています。 ところですっかり忘れてましたが、11月の読了は22冊。 10月に比べれば少ないですが、まずまずと…

 3冊

海堂尊 『螺鈿迷宮』 角川書店 谷原秋桜子 『天使が開けた密室』 創元推理文庫 アリス・キンバリー 『ミステリ書店② 幽霊探偵の五セント硬貨』 ランダムハウス講談社 午前中に『ナイチンゲールの沈黙』を読み終えて午後出かけたら、シリーズ3作目が妙にタイ…

 海堂尊 『ナイチンゲールの沈黙』

大学病院で通称「愚痴外来」を担当する田口の元に、眼球摘出手術をしなければならないことで不安定になっている患者を抱える小児科病棟から、子供たちのメンタルケアの依頼が舞い込みます。 また、たまたま居合わせた看護師により入院が決まった重度の肝硬変…

2006年読了冊数:217冊 積:7冊

恩田陸の新刊はどうしようか考え中。

 島田荘司 『ネジ式ザゼツキー』

日本を離れ、スウェーデンのウプサラ大学で脳についての研究をする御手洗は、友人の紹介で記憶に障害を持つエゴン・マーカットという男性と引き合わされます。彼が書いた『タンジール蜜柑共和国への帰還』という童話は事実に基づいたものであると指摘する御…