2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧

2006年読了冊数:13冊 積:4冊 +(2005年繰越:6冊)

今年は最初からまずまずのペースで読んでいる・・・という気でいたのですが、昨年の記録を見れば2005年1月も13冊読了。この先のペースをいかに落とさないかが課題ですね。

[読了]岡嶋二人 『99%の誘拐』

その当時の「ハイテク技術」を作中に盛り込むと、後々になって違和感を覚えることは往々にしてありますが、本作に関しては「今ではこんなのは・・・」というハード面での古臭さはあれども、実際にそれを用いた犯行というソフト面では、さほどの違和感は感じませ…

2006年読了冊数:12冊 積:5冊 +(2005年繰越:6冊)

[読了]マークース・ズーサック 『メッセージ The First Card /The Last Card』

2冊並んでいた時の表紙のデザインに釣られて手に取った本です。 主人公エド・ケネディは、ひょんなことで間抜けな銀行強盗の逮捕に貢献し、その直後から不思議なトランプが彼の元に届き始めます。最初に届いたダイヤのAには、3つの住所が書いてあり・・・と、…

2006年読了冊数:10冊 積:7冊 +(2005年繰越:6冊)

読まずにまた積んでます。 読みかけた本をどこかに置き忘れてきて、本日は1冊も読めず。

[購入]2冊

マークース・ズーサック 『メッセージ The Last Card』 ランダムハウス講談社 小川洋子 『沈黙博物館』 ちくま文庫

2006年読了冊数:10冊 積:5冊 +(2005年繰越:6冊)

何とか今月は10冊達成。

[購入]2冊

マークース・ズーサック 『メッセージ The First Card』 ランダムハウス講談社 この"The First Card"と同時に"The Lsat Card"も出ているのですが、たまたま立ち寄った本屋で1冊しか無かったので、とりあえず。 岡嶋二人 『99%の誘拐』 講談社文庫 今更岡嶋…

[読了]デイヴィッド・マレル 『廃墟ホテル』

閉鎖されて今は廃墟となった、20世紀初頭に立てられた豪華ホテルに地下から入り込む「都市冒険者」たちは、畸形の姿となったネズミや猫の徘徊する、長い年月の間閉ざされ続けた廃墟を探索する。かつての豪華な趣を覗かせるこのホテルで起こった、自殺、虐…

2006年読了冊数:9冊 積:4冊 +(2005年繰越:6冊)

[購入]貫井徳郎 『さよならの代わりに』 幻冬舎ノベルズ

ノベルズ落ち早いですね。これと一緒に麻耶雄嵩の『蛍』もノベルズになっていました。 そちらは単行本で買ってますし、特に解説や後書きが追加されたわけでもないので買っていませんが。

2006年読了冊数:9冊 積:3冊 +(2005年繰越:6冊)

実は一緒に本屋で見かけた友人を唆して買わせたものなので、積読の冊数に変化なし。

[読了]レイ・ブラッドベリ 『塵よりよみがえり』

ブラッドベリというと、高校生の頃に『火星年代記』、『恐竜物語』(これはほとんどがコミカルなイラストで構成された文庫だった記憶があります)くらいしか読んだ記憶がありませんし、内容そのものもほとんどうろ覚えだったりします。 書店でこの『塵よりよ…

2006年読了冊数:8冊 積:3冊 +(2005年繰越:6冊)

[読了]エリス・ピーターズ 『聖なる泥棒 修道士カドフェル・シリーズ19』

本作では、1作目『聖女の遺骨求む』でシュルーズベリ修道院にやってくることになった聖ウィニフレッドの遺骨が、洪水の騒ぎの中で何者かに盗まれてしまいます。 この聖女の遺骨を盗んだ犯人に関しては、かなりあからさまな事前の伏線によって読者には一目瞭…

2006年読了冊数:7冊 積:4冊 +(2005年繰越:6冊)

[購入]2冊

桜庭一樹 『GOSICK Ⅴ ベルゼブブの頭蓋』 富士見ミステリー文庫 〃 『推定少女』 ファミ通文庫 特に買うものも無かったので何となく。

2006年読了冊数:7冊 積:2冊 +(2005年繰越:6冊)

[読了]桐原架甬 『キラキラ』

例によって例の如く友人から「30分で読める」と貸して貰った物。 彼女曰く、「昔のコバルト路線」とのこと、非常に的確な評ですね。 いわゆる「絶頂からどん底へ突き落とされた主人公が、困難から立ち上がる物語」ですが、重さは全く無し。

[読了]恒川光太郎 『夜市』

日本ホラー小説大賞受賞、直木賞候補作ということで話題の1冊。 ホラーと言っても、あまり直裁的な「怖さ」ではなく、むしろ幻想小説。 身近な暗がりにあるような、かつてはどこかにその存在を感じることが出来た、そしてそこに憧憬めいたものを抱いた、非…

2006年読了冊数:5冊 積:3冊 +(2005年繰越:6冊)

[読了]高田崇史 『QED神器封殺』

前作の内容をかなり引っ張っているので、特に歴史の謎部分に関する知識には相当の補完が必要でした。如何せん日本神話の神々の名前がややこしいのがネックですね。また、やたらと神社の名前も出てくるのですが、それらに対して一応の解説はされるものの、膨…

2006年読了冊数:4冊 積:4冊 +(2005年繰越:6冊)

[購入]恒川光太郎 『夜市』 角川書店

去年から気にはなっていた1冊です。 直木賞候補になったことですし、例によって例の如く、「もう1作2作は見てみないと」という選考委員の評を貰うことになるのかという辺りが微妙な関心事でしたので、とりあえず買ってみました。

2006年読了冊数:4冊 積:3冊 +(2005年繰越)6冊

昨年の積み残し、何が残っているのか実はあまり把握していません。 とりあえず今把握しているのは ルブラン 『怪盗ルパン 813の謎』 グラディス・ミッチェル 『ソルト・マーシュの殺人』 恩田陸 『ドミノ』 西沢保彦 『黒の貴婦人』 数が合いません。

[購入]エリス・ピーターズ 『聖なる泥棒 修道士カドフェル19』 光文社文庫

2006年読了冊数:4冊 積:2冊 +(2005年繰越)6冊

[読了]北森鴻 『暁の密使』

日露戦争へ向けて混沌としていく時代に、当時の政府の方策で死に体となりかかっていた日本の仏教を救うために、経典を求めて西蔵(チベット)へと向かう僧、能美寛が本書の主人公です。「不惜身命」の言葉通り、仏教のためにひたすら一途に西蔵へ向かう能美…

2006年読了冊数:3冊 積:2冊 +(2005年繰越)7冊

[購入]2冊

デヴィッド・マレル 『廃墟ホテル』 ランダムハウス講談社 高田崇史 『QED 神器封殺』 講談社ノベルズ 『廃墟ホテル』は何となく衝動買い。 QEDは、前作の続き的な感じですが、ラストは袋とじですね。