2008-01-01から1年間の記事一覧
9月も半分になって、そろそろ暑さもひと段落でしょうか。そうだと良いと心から思います。 見当たらない積読本を探そうと部屋の片付けを始めたら、何だか余計に散らかって混沌状態に手がつけられなくなりました。困った…。
乾くるみ 『カラット探偵事務所の事件簿1』 PHP研究所
隣国サンガルで行なわれる新王の即位の儀式に出席するために、新ヨゴ皇国の皇太子チャグムは島々の海の民を束ねる王国サンガルを訪れます。自国とは違い、自由闊達なサンガルの王家の気質を羨み、島育ちの王の次男タルサンと親しくなるチャグムですが、この…
Scar Symmetry のクリスチャン・アルヴァスタムが脱退するそうで。 確かにメロデスとしてはこの前のアルバムなんか聴くと、Scar Symmetryはもうデス要素が薄いですし、音がメジャーになり過ぎているきらいはありましたから、バンドとの方向性にズレが出てき…
雑誌記者の里見高広は、ストランドマガジンに掲載されているコナン・ドイルの小説を翻訳して読み聞かせてやることで、この物語にいたく傾倒している人気絵師の有村礼の絵を、他の雑誌社よりも楽に掲載させてもらっています。彫刻で広告賞を取り大金を手にし…
いまだ積読本が1冊行方不明。
音楽業界、文筆業界など多方面で活躍していた被害者が殺された事件の容疑者には、クラシックコンサートに出かけていたというアリバイがありました。美しい犯罪、理想の犯人とのエレガントな対決を夢見る上小野田警部は、喫茶店で捜査資料と一編の翻訳ミステ…
フランスの歌姫ミレーヌ・ファルメールの2年ぶりのニューアルバム。 全10曲、実に「ミレーヌらしい」楽曲揃い。 これといった鳥肌モノの曲はないものの、1曲1曲のクオリティは彼女のキャリアを裏切らないクオリティですし、透明感のあるヴォーカルとメロデ…
三津田信三 『凶宅』 光文社文庫
三本の塔がそびえ、水路が張り巡らされた小さな町の外れ、水無月橋で男の死体が発見されます。その男、市川吾郎は一年ほど前に突然東京で失踪し、色川という偽名を名乗ってその町に住み着いていました。市川は塔と水路の町で、様々な住人と話して歩き回り、…
注文から届くまで2ヶ月届きました。CD。 あと1枚、近日中に届く予定。 そういえば講談社ノベルズ、行方不明の1冊が出てこないうちに今月の新刊を買ってしました。
恩田陸 『きのうの世界』 講談社 倉阪鬼一郎 『紙の碑に泪を』 講談社ノベルズ 山口雅也 『PLAYプレイ』 講談社ノベルズ 三木笙子 『人魚は空に還る』 東京創元社
Justin Elswickによるコンセプト・プロジェクトSleepthief、2006年発表の1st"The Dawnseeker"。 アルバムのオープニング曲を飾る"Eurydice"のVo.をつとめるJody Quineが、アルバム全体のムードの牽引役ともなっています。 起用された女性ヴォーカルは全て実…
線路で轢死体となって発見された男は、高級老人ホーム「海の上のカムデン」の住人の一人であるエドナの婚約者でした。例によって好奇心から事件に首を突っ込むアンジェラは、エドナの義兄で彼女の会計士、死んだ婚約者とも付き合いのあったグレインジャー夫…
8月の読了は10冊。 母に課していたカムデンのシリーズは戻ってきましたが、ノベルズが1冊行方不明。
スウェーデンのメロデス/プログレデス・バンドOpethの9th。 デス比率は低く、メランコリックなアコースティック・サウンドを多用したアルバム。 ゴシック/ドゥーム/フォークロア的な物を感じさせる要素も取り入れられ、従来のメロデス/プログレという枠組み…
コニス・リトル 『夜更かし屋敷のしのび足』 創元推理文庫
二人の女子高生が部室を占拠したいがためという動機で存在するミステリィ研究会の特別顧問の石崎は、件の問題児のミリアとユリ、そして前の事件の関係者の仁美、知り合いの女性刑事の斉藤らとともに、伊豆沖の孤島でまだ開業していないテーマパークを見学に…
今日買った1冊は母に先に奪われました。 当分私のところには戻ってきそうもありません。 そういえば注文しているCDはメーカー在庫が無いとかで、またもや「もう暫くお待ち下さい」状態。…最近そんなのばっかりな気が。
コリン・ホルト・ソーヤー 『ピーナッツバター殺人事件』 創元推理文庫
オーストラリアを横断する列車の中で目を覚ましたヒロインの「わたし」は、ちょっとした事故で気を失っているところを介抱されていました。一緒にいた女友達は怪我をして列車を降りたと聞かされますが、頭を打ったせいか「わたし」には記憶がありませんでし…
コニス・リトル 『記憶をなくして汽車の旅』 創元推理文庫
犬や猫の四肢を折り、その口に石鹸を詰めるという猟奇的な出来事が続く中で、小学校4年生のミチオは、担任の岩村の言いつけでその日休みだったクラスの苛められっ子のS君の家にプリントを届けに訪ねます。ですが人の気配のないS君の家でミチオが見たのは…
海堂作品は、シリーズの登場人物の相関図みたいなのがそろそろ欲しくなってきました。
東城大学医学部の速水と帝華大学医学部の清川は、大会で過去に一度対戦しており、その時は速水に軍配が上がっていました。同じ相手に二度負けたくないという清川と、ただひたすら勝利を掴もうと邁進する速水は、東日本の医学部の剣道大会の優勝旗である医鷲…
ロンドンの街を巡回中のワトキンス巡査が遭遇したのは、巨大なくちばしを持つ鳥の仮面とマントをまとった「ペストの医者」の姿をした自称ドクター・マーカスでした。不審なものをおぼえて尋問をしたワトキンス巡査ですが、この怪人物が去った直後、今しがた…
もともとTVはほとんど見ませんが、ニュースがオリンピック一色であることに、そろそろ食傷気味。